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今回は、僕の大好きなアニメ作品をゆる~くご紹介する、題して【大好きなアニメノミネート5】ですが、前回の投稿はなんと2021年2月でした
3年以上も前…言い訳させて頂くと、このブログ、DVDをレンタルしてスクショ撮りながら書くので、結構大変なんです
それでは、今回もネタバレ注意
今回は、暴走族が社会問題となった昭和80年代を舞台にした、若者達の青春を描いた【湘南爆走族】です
作品名もチーム名も、湘南ぼう走族ではなく、湘南ばく走族ですので、先ずはご注意下さい
原作は雑誌、少年KINGで連載された、吉田聡先生の代表作で、アニメ化やドラマ化もされた人気作品です
先ずはストーリーをザックリと…
神奈川県の湘南を舞台にした、波打際高校の手芸部部長を務め、湘南爆走族(通称、湘爆)の二代目リーダーでもある主人公、江口洋助を始めとする、湘爆メンバー5人を中心とした、友情、恋愛、青春を描いたギャグ作品で、今回ご紹介するOVAは基本的に、長編シリアスストーリーで構成されています
DVDコレクション「Vol.1」
記念すべきVol.1には、名作「残された走り屋たち」と「1/5 LONELY NIGHT」が収録されています
1作目「残された走り屋たち」は、横須賀を拠点にしている族集団、横須賀ハッスルジェットの解散を巡って起こる闘争に、湘爆が巻き込まれてしまう内容です
特攻服で向かった先に待っていたのは…ムネアツなクライマックス
1986年に製作された「残された走り屋たち」は、ビデオ1本12,800円だったにも関わらず、25,000本も売れた大ヒットだったそうです
主人公の江口洋助の声は、横浜銀蝿のボーカルである翔さんが担当しています
2作目「1/5 LONELY NIGHT」は、恋愛のトラブルで誘拐されそうになっていた女子高生を救った江口が、誘拐しようとしていた男が所属する、湘爆のライバルである族集団、地獄の軍団との死闘に発展する内容です
派手な乱闘はなく、静かに、リーダー同士のタイマンで決着がつきます…アニメは勿論、原作コミックを見ると分かりますが、とても虚しい喧嘩です
2作目から江口洋助の声は、僕の大好きな声優、塩沢兼人さんです
シリアスなストーリーだけをご紹介していますが、原作はギャグ中心の漫画なので、OVAもちょいちょいギャグ展開があります
DVDコレクション「Vol.2」
Vol.2には「10オンスの絆」と「ハリケーン・ライダーズ」が収録されています
3作目となる「10オンスの絆」は、湘爆のライバルである地獄の軍団の総長、権田が暴走族をお休みして、部活動のボクシングに励み、大会に臨むスポコン
権田の大会を台無しにしようとする族集団、壱軸冠蝶(いちじくかんちょう)が暴れますが、権田の良きライバルである江口、そして湘爆メンバー全員で大会を死守します
4作目の「ハリケーン・ライダーズ」は、湘南の海で、ビッグスウェルと言う大波に乗る事を夢見るサーファーの、恐怖と挑戦の心の葛藤を描いています
最終的には江口と、ビッグスウェルと葛藤していたサーファーと、そして原作コミックにはいない何故か権田が、波乗りに成功します
DVDコレクション「Vol.3」
Vol.3には「青ざめた暁」と「GT380ヒストリー」が収録されています
5作目の「青ざめた暁」は、横浜を拠点にしている族集団、横浜ブラディヒールが目論む関東統一の闘争に、湘爆が巻き込まれる内容です
湘爆はたった5人しかメンバーがいませんが湘南最強です、でも喧嘩チームではなく走り専門チームなので、大きな闘争には巻き込まれる事が多いです
6作目の「GT380ヒストリー」は、湘爆メンバーである桜井の愛車、GT380が壊れて、それをみんなで四苦八苦しながら修理する内容です
サイドストーリーとして桜井の初恋も描いており、暴走族が大嫌いな女の子との恋愛を取るか、湘爆チームを取るか、葛藤が描かれています
DVDコレクション「Vol.4」
Vol.4には「スポ根マッド・スペシャル」と「赤い星の伝説」が収録されています
7作目の「スポ根マッド・スペシャル」は、湘爆メンバーが、ポマードは何派か学ランはヨーラン派か短ラン派か
トイレは和式か洋式か
などで揉めるシーンから始まります
右が石川、正面で背中を向けているモヒカン頭が丸川、左がリーダーの江口ですが、江口君、朝寝坊してポマードをつけないで登校したので、この日だけリーゼントじゃないのです
結局、体育祭の棒倒しでどっちが正しいか決着をつける事になり、殴る蹴るの大乱闘の体育祭が始まります
中央で棒を押さえている、体格の大きいアフロ頭が湘爆メンバーの原沢です
この作品、江口の恋人であり、同じ手芸部の津山さんとのスッタモンダもあって、ギャグ+恋愛+学園青春が好きな方にはオススメの作品です
8作目の「赤い星の伝説」は、湘南爆走族が誕生した切っ掛けを描いています
初代リーダーは桃山マコと言う女性で、後に親衛隊長となる通称、シゲさんとの出会いから始まり、二人は公道レースの末に真っ赤な一つ星を見付けて、それが湘南爆走族のシンボルとなります
原作では、雨の中で月が出ているクレイジーナイトの出発式でしたが、OVAでは雪の中で月が出ている出発式となっています
因みに、何故、江口洋助が二代目リーダーに就任したのかはOVAでは描かれていません、詳しくは原作コミック1巻、第1話をご覧下さい
DVDコレクション「Vol.5」
Vol.5には「俺とお前のGOOD LUCK!」と「FROM SAMANTHA」が収録されています
9作目となる「俺とお前のGOOD LUCK!」は、湘爆メンバーの丸川が「俺は湘爆だ」とホラを吹いて喧嘩をした友人を許し、友人を病院送りにした族集団に、たった一人で落とし前をつけに行く内容です
多勢に無勢でしたが、結局は湘爆メンバー全員が合流して、たった5人で勝利します
10作目の「FROM SAMANTHA」は、江口が湘爆二代目リーダーとなって、愛車のGS400を組み立てている中学生の頃を描いており、アメリカから日本へ旅行に来ていたサマンサとの出会い、サマンサと江口の友情や恋愛を描いています
エンディングは物凄く感動するのですが、それを知るには1作目の「残された走り屋たち」を見ておく必要があります
DVDコレクション「Vol.6」
Vol.6には「喧嘩の花咲く修学旅行」と「桜吹雪の卒業式」が収録されています
11作目となる「喧嘩の花咲く修学旅行」は、江口達が修学旅行で京都に行くお話ですが、江口とヒロインの津山さんとの恋について描かれています
ウジウジ悩んでいる自分が嫌になって、江口へ好きだと告白してしまおうとする津山さんでしたが、江口はそれを止めて、その時が来たら俺から言うから、と言います
12作目はいよいよ完結篇「桜吹雪の卒業式」です、この中で江口は津山さんに「好きだ」と告白しますが、原作コミックでは放課後の学校の屋上ですが、アニメでは湘南海岸で告白しています
卒業式直前、湘南爆走族は最後の集会を終えると、湘南海岸でバサッとスイングトップを投げて、青春を謳歌します
高校を卒業したら、暴走族も卒業です
最後には(多分)原作ではお蔵入りになった、初代リーダー桃山マコと、元親衛隊長のシゲさんとの結婚式が描かれています
高校生活で繰り広げられる先生達との追い駆けっこや、江口が大好きな手芸を楽しむ部活動での日々、そして湘爆のリーダーとして単車を走らせて全開で青春する日常、そしてそして、そんな学校生活や湘爆からの卒業…正に若者達の青春を描いた感動のOVAですが、原作コミックはもっと素敵なんです
最高の青春ギャグ漫画なので、ヤンキー系が苦手な方にもオススメします
以上、もしご興味を持たれた方はOVAのご視聴は勿論、原作コミックもご愛読下さい
それでは最後に、我が家の猫ちゃん
テレビが小さいんじゃなく、猫がデカいんです
最後まで読んで下さり、ありがとう御座いました
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