今年の2月22日以降から、SNS上で
旧・福猫舎に関するトピックが
複数の方から投稿されていることは、
多くの皆様がご存知と思います。
その内容はあまりにも信じがたく、
特に今まで直接・間接を問わず
支援・応援をしていた方々にとっては
大変ショッキングな内容であると承知しております。
銀次の会としても、チャリティグッズご購入や
募金等でご協力いただいている皆様に
説明責任があると認識しておりましたが、
2月の事実発覚から今日に至るまで
状況が二転三転どころではなく目まぐるしく変わり
ご報告のタイミングを逃しておりました。
皆様には大変申し訳ありませんが、
旧・福猫舎から1匹でも多くの猫を
里親または預かりボランティアの元へと送り届けること、
あの環境から避難させることを最優先に考えておりましたため
ご報告できない部分も多々ありました。
残念ながら私たちが願った結末にはなりませんでしたが、
詳細な経過報告は改めてブログにまとめさせていただきます。
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今回、それに先駆けて皆様にご報告したい案件がございます。
一連の旧・福猫舎に関する問題は山積ですが、
その中でも銀次の会から直接、犬班A。氏に対して
再三要望を伝えているにもかかわらず進展がない件について、
ここにご報告させていただきます。
皆様の多くがご存知のように、
銀次の会の前身「銀次子分の会」では、
ギャラリー・エフに設置している募金箱「仁義箱」と
有志による手作りグッズのチャリティ販売「ぶさねこ堂」の
売り上げの一部を旧・福猫舎に対しても支援しておりました。
その中で、高額の支援物品について今年5月より
旧・福猫舎管理人の犬班A。氏に対し返却を求めておりますが
本日(9月20日)時点で きちんとした回答がなく、
物品の返却もされておりません。
そのため支援者の皆様に対して、このブログ上で
経緯を説明させていただくことにしました。
物品:①酸素濃縮器 ②酸素室用ケージ
支援日:
2016年6月10日
①の代金として¥259,200を旧・福猫舎へ送金
2016年11月1日
②の代金として¥57,240を旧・福猫舎へ送金
*シャ)サンイチイチフクシマヒサイドウブツキュウエンタイ→ 旧・福猫舎の当時の支援金用口座
※便宜上、上記①と②を「酸素室一式」とします。
そもそも、いったん支援した物品の返却を要請するのは、
以下の理由からです。
1)支援した酸素室一式が本来の目的で使用されておらず、
必要とする猫もおらず、物置と化していること。
(証拠画像あり)
2)旧・福猫舎を引き継いだとする
「ねこさま王国」の代表・中山ありこ氏が
「酸素室が邪魔なので欲しい人がいたら持って行って」
と発言していたこと。(直接打診された方の証言あり)
3)今回の旧・福猫舎の多頭飼育崩壊とも言える
劣悪な管理下での保護猫の飼育と支援物資の大量遺棄による
福猫舎解散→にゃんこはうす別館化、それに伴う権利の譲渡、
そこに至る経緯や、現状・今後の予定等々、当事者である
旧・福猫舎管理人の犬班A。氏から一切報告がないこと。
銀次の会としては、酸素室一式は犬班A。氏個人へではなく、
法人としての福猫舎に支援したものであり、
その福猫舎がなくなってしまった以上、返却してもらい
他に必要としている保護活動団体または個人へ
貸し出したいと考えています。
犬班A。氏、もしくは、にゃんこはうす別館が酸素室一式を
引き続き使いたいのであれば、きちんと報告責任を果たした上で
貸し出しを要請するのが筋だと考えます。
なにより、皆様からのご支援で購入した大切な物品を
物置状態で放置した上に「邪魔だから他所へ持っていく」など、
善意を踏みにじる行為は容認できるはずもありません。
酸素室一式は不要であり、その権利もないのですから、
本当に必要とするところで使ってもらうべきと考え、
返却を求めました。
[返却要請の経緯(時系列)]
1)2019年5月17日
銀次の会代表が「ねこさま王国」代表の中山ありこ氏へ電話。
(「ねこさま王国」は旧・福猫舎を引き継いだと
ブログで発表しています)
酸素室一式の返却を要請したところ、中山ありこ氏は
「自分が引き継いだのは猫の管理のみであり、
施設と備品については関知しない。
犬班A。氏と話して」と発言。
2)2019年5月18日
犬班A。氏へメールで、酸素室一式の返却要請。
3)2019年5月27日
1度目のメールに返信はなく、催促メールに対し
ようやく犬班A。氏より返信。
「今後も大切に使わせていただきたいと思います」
4)2019年6月21日、24日
犬班A。氏へ、返却要請メール送信。
「旧・福猫舎のシェルターを引き払い引っ越す」
という話が出ていると聞き及び、その前に返却するように要請。
東京でも酸素室を必要とする猫がいることを伝え、
転貸しは決してしないように釘をさす。
5)2019年6月26日
犬班A。氏より返信。
「引き続き保護っこたちのために
大切に使用させて頂きますので、
どこかに転貸しなどをすることはございませんし、
お戻しをすることも出来かねます」
という内容で、報告義務についての返事にいたっては
「現在諸々と手続の準備をしており、準備が進みました際には
自分の言葉でご報告させていただこうと思っておりますが、
現時点では何も申し上げることが出来ません」のみ。
6)2019年6月26日
犬班A。氏へすぐに返信。
旧・福猫舎にいる猫たちはすでに
「ねこさま王国」の管理下にあるため、
そこで酸素室を使うことは「転貸し」にあたることを指摘。
きちんとした回答を要求。
7)2019年8月6日
ずっと返信がなかったため、再度「酸素室一式の返還要求」
「酸素室を必要としている猫がいるから返還できない、
というのであれば、どの猫が何の病気で必要としているのか
必要とする猫は何匹いるのか、明らかにすること」
「引っ越しの時期と場所」「支援者への報告の時期」
などに対する回答を求め、8月15日までに回答がない場合は、
銀次の会のブログで経緯を説明すると伝える。
8)2019年8月16日
犬班A。氏からメール
「先日頂いたメールのお返事をさせて頂きたかったのですが、
現在ご相談している方に
頂いたメールを確認して頂きましたところ、
お盆明けに改めてお話をしてから、と言われましたので、
現時点では私から具体的なお返事が出来ない状況です。
こちらとしてもご相談をさせて頂いている以上、
中途半端な形ではなくきちんとした形でお返事がしたいので、
恐れ入りますがまた後日ご連絡をさせて頂きます。」
という内容。
この8月16日のメール後、1か月以上経ちましたが、
犬班A。氏からは何の連絡もありません。
銀次の会としては、引き続き犬班A。氏へ酸素室一式の返還、
支援者の皆様に対する説明を求め、
進展があり次第こちらでご報告する予定です。
仁義箱、ぶさねこ堂へ貴重なお金を支援してくださった皆様、
また、大切な時間と労力とお金を割いて
手作り品をぶさねこ堂へ寄せてくださった手芸部の皆様、
もっと早くご報告ができず、申し訳ありませんでした。