突然だけど告白する。
私には
7歳になる娘がいる。
よくある話
離婚歴がある。
娘は前の旦那の子供だけど
再婚をした今の旦那は
自分の本当の子供のように
娘を愛してくれている。
幸せだ。
*
よくある話
学生時代の友人の結婚式へ行った。
娘は旦那に預けて
久しぶりに羽根を伸ばした。
十数年ぶり会った友人達は
懐かしくかつ居心地がよく
あの時と同じように
騒いで笑い合った。
二次会、三次会と夜はふけて行き
旦那にご飯作らないといけないから
子供が待っているから
と
一人二人とそれぞれの家へ帰って行った。
とっくに新郎新婦は帰り
最後まで残ったのは
男友達のハジメと私だけだった。
ハジメとは腐れ縁で
もう十六年以上の付き合いになる。
娘が産まれた時も
お祝いに駆けつけてくれたし
(前の旦那がおもしろくないって言っていたな。)
離婚した時も励ましてくれたし
今はたまに電話して
近況を報告し合う仲だ。
お互い
付き合った人の数も
性格も
何が好きで
何が嫌いか
深く知っている。
親友みたいなものだ。
久しぶりに会ったけど
昨日会ったばかりのように
話す事ができて
あの時戻ったみたいに
二人で飲み歩いた。
それが
どうしてこうなったのか。
朝起きたら
ハジメとベッドで寝ていた。
記憶を辿ろうにも
頭はガンガンと
二日酔いの警鐘を鳴らし
思考を拒否した。
服は
着て
いなかった。
十六年来の友達と
肉体関係を持ってしまった。
全然タイプではないのに。
軽く自己嫌悪。
しかも私には帰る家と家族がいる。
ハジメには悪いけど…
と思ったら
ハジメも私と同じように
やってしまった感を全面に押していた。
お互いなかった事に
ハハハ
と笑いながら
二人だけの秘密にしよう
と約束を交わした。
私は娘が寂しがっていると思い
手早くハジメと
またね。
と挨拶をし
早朝のラブホテルを出て
帰路を急いだ。
早朝のラブホテルを出る時って
非日常から日常へ戻るみたいに
どこか気恥ずかしいものだ。
*
案の定二日酔いは重く
一日では治らず
頭痛い~と寝込んだ。
娘は
怒りながら心配してくれて
「もう。ママはいつも飲みすぎるんだから。」
とマセた事を言いつつも
お水を持ってきてくれた。
私がこんなにもお酒による失態を晒していたら
この子は将来
お酒飲まないんじゃないかな?
なんて思いつつも
本人の意志だから別に構わないや
と納得して眠りに落ちた。