昨日は
我が師
大滝詠一さんの
命日でした

 

 

その昨日
たまたま西荻でライヴがあり
僕と同じく
ナイアガラ・トライアングルの
メンバーの一人である
杉真理君と共に
「君は天然色」を
高らかに歌うことができ
とても感慨深い想いでした。

 

 

今年も大滝さんのことを
いっぱい話し
大滝さんの歌を
いっぱい歌うことができ
しかもはじめて
大滝さんの曲を
レコーディングすることができました

 

 

もちろん
大滝さんにはかなうはずはないけれど
「青空のように」の中に
僕と大滝さんの共通点を
見つけたような気がして
作品としてとりあげました。

 

 

おおもとの大滝さんの
スペクター的なアレンジではなく
大滝さんのサウンドの世界観を
スペクターと共に形作っている
ジョー・ミーク的な
あえてそのジョー・ミークが
プロデュースしていた
ザ・ハニーカムズのテイストで
仕上げたことを
大滝さんはどう感じてくださっているだろうか?

 

 

これは
生前、武蔵小山のアゲインでお会いしたとき
「ウキウキWATCHING」のことを
「あれはハーマンズ・ハーミッツの
ミセス・ブラウンだろう?」と
おっしゃっていたことや
結局未完に終わった
「アメリカンポップス伝」の最後は
ビートルズ登場のイギリスまで行くからねと
そっと教えてくださった
大滝さんへの
僕からのお返事のつもりでした。

 

 

今でも
僕にとっては
変わらず
音楽への取り組み方や
物の見方における唯一無二の師。

 

 

大滝さんになることはできないけれど
これからも
大滝さんの曲を
引き継いで歌うことで
ナイアガラの支流を絶やすことなく
流し続けて生きたいと思っています。

 

 

この一年は
45周年ということで
なかなか時間を作ることができず
お墓まいりに伺うことも
できなかった

年が明けたら
ごあいさつに
行こうと思っています。

 

 

みなさん
2017年も
ナイアガラの音楽を愛してくださって
ありがとう。

 

 

これからも
いついつまでも
そばにおいてくださいね。