昨夜は
沢田研二さんの今年のツアー
「沢田研二 LIVE 2016 un democratic love」の
初日!!

うれしいことにご招待をいただいて
東京国際フォーラム ホールAまで
移動銀次してきました。





開演30分前に席に着いて
くつろいでいたら
「やあやあこんなところに
伊藤の銀ちゃんが!
ひさしぶり!!」
と声をかけてくれて
隣にすわったのは
なんと白井良明くん。

ひさしぶりといっても
2012年のポカスカジャンの
吉祥寺ライヴ以来なので
それほどのひさしぶりでもなかったけれど
共に沢田さんのこれまでの
サウンド形成に関わってきた
二人が
しかも沢田さんのライヴで
こうして邂逅できたのには
なかなかグっとくるものがありました。

さてさてライヴの本編に入ったとたんに
とばすとばす
ジュリーはとばす!!

いきなり1曲目から
動く!動く!
叫ぶ!叫ぶ!
そして
ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!

初日からジュリーのパワーは全開!!

前回よりも目に見えて強固になった
柴山和彦、佐知川伸一、
大山泰輝、Graceの紡ぎ出す
ロック・アンサンブルを
味方につけて
最後まで
その年齢を感じさせない
アグレッシヴなステージでした。

単なるシンガーとバックバンドという
有り体な関係を超えて
立派に1個の
ロックン・ロール・バンドになってたのが
ファンにはなによりも
うれしいところでした。

さらに加えて柴山君のギター・ソロが
今回とってもよく歌ってて
目をみはるものがあった
バンドをグイグイ引っ張ってく
その存在感がさらに
ジュリーを引き立てていました。

とにかく
なんの曲が出てきても
抵抗なくのれちゃう
オイラはやっぱり
ジュリーと同世代なんだなあ

さらに自分が関わった曲が
演奏された日には
やっぱり素朴に喜んでしまう
ははは、オイラは単細胞

おお、この教会のオルガンみたいなイントロ
どこかで聞いたことが!?






そうでしたうれしいことに
この日はオイラがアレンジした
「渚のラブレター」も演奏されたのです。

「渚のラブレター」はちょうど
オールウェイズが解散して
エキゾチックスが結成されるまでの
はざまの時期にレコーディングされたもの。

なのでエキゾに移行する
吉田建、柴山和彦君、西平彰君に加えて
アディショナルなミュージシャンとして
ドラムスに青山純君、
そしてギターに白井良明君に参加してもらって
レコーディングしたのでした。

実はこの曲は
良明君にとっては初めての
ジュリー・レコーディング体験な曲なわけで
彼が僕の
「ロバート・フィリップみたいな音色で
エルモア・ジェームみたいな弾き方で
この歌のメロディーを弾いてよ」という
無理難題な注文を即座に理解してくれ
見事な間奏をプレイしてくれたおかげで
新しい解釈のロッカ・バラードが完成、
すばらしい曲になったのでした。



これがエルモア・ジェームス。なるほどでしょ?


なので昨夜
二人にとって共通の思い出のある
この曲の演奏中に二人は
「いやー懐かしいねえ そんなこともあったねえ」モードで
涙ちょちょ切れながら
はしゃいでしまったのでした。

この曲のレコーディング中には
まさかその後
僕が沢田さんに書いた
「アルシオネ」という曲を
良明君がアレンジすることになろうとは
まったく誰にも予想だにできなかった。

ほんと長くやってるといろんなことがある。
ライフ・イズ・ミステリアスです。

ライヴが終わって
楽屋を表敬訪問
そこでギタリスト3人で
記念のぱしゃり
かっこいいスリー・ショットのはずが
おっと、オイラうっかり
バックステージ・パスがついたままやん。





沢田さんとのツー・ショットも
ぱしゃりしたんだけど
これはあいにくオイラだけの宝物に
させてくらはい
むふふ、あしからず〜〜

ツアーは11月まで続くそうです。
ジュリーにはまたまた
何度目かのピークが来ています。
もう最高のロックン・ロール・ショーだから
ぜしぜしみなさん
どなたもチェキラ〜〜〜!!