またほんのりと
谷しげる的いそがしモードに入ってきたようで
レポが遅くなって
スマンの涙です。



やっほ~~
一昨日は沢田研二さんからのお誘いを受けて
南新宿・紀伊國屋サザンシアターに
音楽劇「悪名」を見てきました。


「悪名」?
それって昔
勝新太郎さんと田宮二郎さんが
コンビを組んで
絶大な人気があった
あの「悪名」かい?って思ってる方も
きっと多いことでしょう。



ピンポーン!!
そのとおり。
なんとジュリーが
あの勝新さんの当たり役だった
八尾の朝吉役を熱演してるのです。


精神的には
かっての映画の「悪名」シリーズを受け継いではいても
音楽監督のCOBAさんの作曲による
ロックっぽい曲を
出演者が役のかっこのままで
南流石さんの振り付けで
力強く歌い踊ったりする
さながらロック・ミュージカルのよう。



それがすべて大阪弁
しかももっとダウン・トウ・アースな
河内弁とくればこれが新鮮でないわけがない。


さすがにジュリーは関西の人だけあって
河内弁といい立ち居振る舞いといい
かもしだすその空気感は
ドンピシャで見事でした。



ちょっとネタバレになっちゃうけど
最後のキメに歌う河内音頭は
その空気感を知ってない人には
絶対歌えない。



このお芝居でまたまた
ジュリーの役者としての
たのもしい側面を
見ることができました。



そしてなにより今回の僕の収穫は
音楽のライヴや映画では味わえない
お芝居の魅力を知ったこと。



かぎられたシンプルなセットと
役者さんたちの演技の力で
表現される世界は
かぎりなく見るものの
想像力をくすぐってくる



僕はすっかりひきこまれ
魅了されてしまいました。



先の読めない意外な展開
テンポのいい筋運び
緩急をうまく使い分けた
シーンとシーンのつなぎ具合



マキノノゾミさんの演出は
胸のすくように巧みで
あざやかでしたね。



今月の29日までやってます。
男くさいジュリーの魅力に
はまりたいかたはぜしぜし!!



ただしチケットがあるかどうかは
アイ・ドント・ノウなので
なにとぞお問い合わせを!!







終わってすぐに
楽屋に陣中見舞いを



沢田さんは翌日は
13時スタ-トだったので
その日は打ち上げなしで
そうそうに帰宅されましたが
少しお話することができました。



勝新&田宮の悪名の映画は
むかしテレビの深夜映画で
全部みちゃってたオイラは
実は大の悪名ファン。



そのことをお話して
沢田さんも悪名のファンだったんですかと尋ねたら
僕は京都だから
やっぱり東映とか大映の時代劇で育ったんだという
答えが返ってきました。



そうだよね
僕や沢田さんが
ロックに出会う前の
少年時代のヒーローは確かに
チャンバラなどの映画スターでした。



おお!やっぱり同世代やあ!!



ちょっとつづく~~