リクエスト曲たちのおかげで
ぐんとパーティー気分が盛り上がったところで
いよいよ第1部の目玉コーナー
毎年恒例の「ダンスの雨に打たれて」。


09) ダンスの雨に打たれて
10)あの娘のBig Wednesday


WWMに参加したことがない人には
説明しにくいけれど、ほんの思いつきで
この曲の間奏部分ではじめた
回文コール&レスポンスが
今回はさらに一段とエスカレート。
もうつんのめってウケてるお客さんもいて
想定以上に盛り上がりました。
ははは、ネクタイ痛くね?


あいかわらずムーン・ウォークは
いまだ完成に至らなかったけれど
前よりはらしく見えるようになったかな?
頭ではコツは飲み込めてんだけど
どうも足がうまく動いてくれない。
ちょいとぐやじ~。


それでも気をとりなおして
踊りまくりながらのコール&レスポンス。
オーディエンスも総立ちですっかり
カフェ440はダンステリアと化しました。
汗ばむほどの熱気に外の寒さも
すっかり忘れてしまうほどだったのさ。


熱狂タイムも終って
第1部の最後は「あの娘のBig Wednesday」で
切なくしめて、休憩へ。
ここまで1時間ちょい。
いいペースでした。
ここまではね。(笑)


再開後の第2部の頭は
僕だけで2曲ばかり弾き語りを。
「I Stand Alone」ツアーでも
ぐっとオーディエンスと僕が一体化する
2曲を選びました。


「Flowers In The Rain」では
いつものように
お客さんのシャララの大合唱を追いかけて
オイラが♪Flowers in the rain ~~と歌った。
ははは、いつのまにかオイラ
日本一のコール&レスポンス男に
なってしまったようだね。



11) ウキウキWATICHING (銀次弾き語り)
12) Flowers In The Rain (銀次弾き語り)
13) Heart And Soul(with メンバー紹介)



そして再びメンバ―が登場しての
アルバム「Nature Boy」収録曲の
「Heart & Soul」。


WWMを土台で支えてくれてる
メンバーの華麗なソロまわしを
フィーチャーするために選んだ選曲。
どうだい、すごいメンバーだろ?
とにかくみんなかっこいなあと
オーディエンスのみなさんに
思っていただければ
それだけでOK。


そしていよいよ
WINTER WONDER MEETINGのメインイベントの
ゲスト・コーナー。
トップを飾るのはBUZZの東郷昌和君。



14) 悲しみの数だけ喜びの数だけ(東郷昌和コーナー)
15)あなたはるか(東郷昌和コーナー)



昔からの音楽仲間。
僕はBUZZのレコードでもギターを弾いたことがあったんだよ。
今年は縁があって僕が彼のアルバム
「A Wonderful Time」をプロデュースすることに。


東郷君、いつもの笑顔。
とにかく明るい。
ほんと、リンゴ・スターみたいな存在。
そしてオイラに負けず劣らずおしゃべり。
二人が話し出すとまるで漫才コンビみたいに。
会場がリラックス・ムードにつつまれるなか
そのアルバムから2曲歌ってくれました。


そして選手交代でいよいよ杉ちゃま登場。
杉ちゃまといえばオイラはすぐにこの曲が浮かぶ。
「いとしのテラ」をさらっとこなした後は
今回のWWMの最大の見せ場。



16) いとしのテラ (杉真理コーナー)
17) You Can Save The World (杉真理コーナー +東郷昌和)
18) We're The Band (杉真理コーナー)



奇しくも今回の二人のゲストは
僕が今年プロデュースした
「A WONDERFUL TIME」という
アルバムのカラミになりました。


そこで、ここは杉君コーナーだけど、
もう一度東郷君に上がってもらい
杉君が彼のアルバムのために書いてくれた
「You Can Save The World」を
杉君のコーラスつきで
東郷君に歌ってもらうことにしました。






この曲はほんとにアルバム制作時に
感動的なドラマを作ってくれた名曲。
レコーディング中に起こった
さまざまな出来事ややりとりを思い出しながら
万感の想いをこめて僕もギター・ソロを
弾きました。
僕個人的には今年をしめくくるに
ふさわしいシーンでしたね。


杉君コーナーの最後は
杉真理君の最新アルバム「THIS IS POP」で
僕と共作・共演した「We're The Band」。
ポップスの影にいつもさりげなく潜ませている
二人のロック・スピリットがタッグを組んで
共振しあい炸裂しました。


僕は意味もなく群れたり
お互いに寄りかかりあったりすることは
大嫌いだけど
こうやってそれぞれ独立して
自分の仕事をやりぬいてきた仲間とライヴをすると
ただいっしょに歌ってるだけで
パワーが増幅し合ってくるんだよ。


「同志」、この言葉がぴったり。
互いの元気はそれだけで相手を元気にする
まだまだしっかり歩いて行こうぜ !!


ゲスト・コーナーのあとは
一度僕の歌でしめてから
本編最後の「Baby Blue」からの3曲を
杉君と東郷君にもコーラスで参加してもらって
にぎやかに大団円へ。



19) 愛をあきらめないで
20) 夜を駆け抜けて  
21) Baby Blue (with杉真理&東郷昌和)
22) 泣きやまないでLOVE AGAIN (with杉真理&東郷昌和)
22) Congratulations (with杉真理&東郷昌和)



ハイ・パートの杉君、低音の東郷君にはさまれての
♪Baby Blue~ Baby Blue ~~ …
しゅごく気持ちよく歌えました。
やっぱりコーラスはいいね。
肉声はいいなあ。
仲間はいいなあ。


本編が終っても会場の熱気はまだまだ
ヒートアップしたまま。


これまでにない
長く熱い熱いアンコールを受けて
出てきたオイラたちは
だしぬけに「A面で恋をして」を。


僭越ながらオイラが大滝さんのパートを。
そして今回は佐野君のパートを東郷君が。
ぶるるる~んのとこをちゃんと
歌ってたのがいじらしかったなあ。


間奏をダディさんに吹いてもらったら
なんだかブルース・スプリングスティーンと
フィル・スペクターが合体したような
「A面で … 」になりました。








24) A面で恋をして (with杉真理&東郷昌和)
25) DOWN TOWN (with杉真理&東郷昌和)
26) 幸せにさよなら (with杉真理&東郷昌和)



大盛会の今年のWWM、終ってみれば
1部と2部のあいだに休憩が入ったとはいえ
全26曲、堂々ののべ3時間のボリューム。
いやはやこれでもずいぶん悩んで
ずいぶん曲はけずったのですが … 。
みなさん、最終電車に間に合ったかなあ?


去年のWWMあたりから、身体を使った
魂ゆさぶるエモーショナルで
ボディ・ソニックなライヴがしたくなってきて
今年はさらにその方向に。


僕がイメージしてる理想のライヴに
また一段と近づいてきたのはうれしいけれど
その分、ギター・プレイが緻密じゃないところも
あったりしてう~ん、やっぱりライヴは
おもしろいけどむづかしい。


3歩進んで2歩下がる。
でももういいさ I'll be on my way
小さな後悔はおきざりにして
日々ただ精進精進
ひたすら前を向いてこう


来年の自分への課題がまた見えて来た
有意義なライヴでした。


440のすべてのスタッフ、そして
年の瀬のお忙しい時に集まってくださったみなさん
ほんとにありがとうございました。
今年の最後をみなさんとあたたかく共有できて
最高にハッピーな時間のタイムでした。


ぎんぎん、来年も
心のままに感じるままに
音楽をいろんなカタチで
みなさんに
届けていこうと思っています。


2014年はほんとにありがとうございました。
2015年もどうかよろしくお願いします!!