う~ん、
大掃除がまったくはかどらん。
忙しかった今年を反映して
使った譜面や資料やもろもろを
整理するだけで
お正月はきてしまいそうだ。


大掃除が終わったら
12月28日のレポにと思っていたけど
おっし、ここはきっぱりあきらめて
泣く泣くお正月に持ち越して
レポといくしかなかあ。


ヤッホー!!(いきなりここから元気に)
11月から12月にかけての連続ライヴ攻勢
「銀次十番勝負」
12月28日の下北沢440での
「伊藤銀次のWINTER WONDER MEETING 2014」を
もってコンプリート!


一年の最後をしめくくるにふさわしい
盛りだくさんな内容
ゴージャスなゲスト
そして440にあふれかえらんばかりの
お客さんのおかげもあって
とてもHigh! High! High! な Emotion で
ライヴをやりとげることができました。


はい、これが28日のセットリストで~す。


☆伊藤銀次のWINTER WONDER MEETING 2014
    出演 : 伊藤銀次(Vo&GTR)、ダディ柴田(Sax)
       小泉信彦(Keyboards)、藤田哲也(Bass)
       熊倉隆(Drs)
       ゲスト : 杉真理、東郷昌和

第1部
01) Destination
02) Night Pretenders
03) トワイライト・シンフォニー
04) 真っ赤なビキニのサンタクロース
05) ディズニー・ガール (リクエスト)
06) シンデレラリバティなんて怖くない~Planet Girlメドレー (リクエスト)
07) I'll Be On My Way (リクエスト) 
08) Sugar Boy Blues (リクエスト)
09) ダンスの雨に打たれて
10) あの娘のBig Wednesday


第2部
11) ウキウキWATICHING (銀次弾き語り)
12) Flowers In The Rain (銀次弾き語り)
13) Heart And Soul(with メンバー紹介)
14) 悲しみの数だけ喜びの数だけ(東郷昌和コーナー)
15) あなたはるか(東郷昌和コーナー)
16) いとしのテラ (杉真理コーナー)
17) You Can Save The World (杉真理コーナー +東郷昌和)
18) We're The Band (杉真理コーナー)
19) 愛をあきらめないで
20) 夜を駆け抜けて  
21) Baby Blue (with杉真理&東郷昌和)
22) 泣きやまないでLOVE AGAIN (with杉真理&東郷昌和)
22) Congratulations (with杉真理&東郷昌和)


アンコール 1
24) A面で恋をして (with杉真理&東郷昌和)
25) DOWN TOWN (with杉真理&東郷昌和)
26) 幸せにさよなら (with杉真理&東郷昌和)


せっかくの一年のしめくくり
あれもこれもと盛りこみたかったから
このボリュームに。
これでも泣く泣くかなり曲をけずりました。


杉君や東郷君とのセッション部分もあるから
じっくりとライヴ前のリハーサルをやってたら
すっかり開演が押してしまった。
そのせいで寒空の下
長時間お客さんを待たせてしまうことに。
まことにスマンの涙。
いまさらですが
どうかお許しください。


全体の構成としては
去年までのWWMと大きな流れは
変わらないようだけど
今年はみなさんから募った
リクエスト曲コーナーを作ったんだよね。


そしてそのリクエスト曲が
まるで示し合わせたように
初期の銀次の特徴だった
バディ・ホリーやマージー・ビート的な
ナンバーが多かったせいで
第1部はいままでのWWMより
いちだんと「ウキウキMusic」な感じになりました。


プロデューサーに専念してた頃だと
恥ずかしくてやれなかったのが
いまはすっかり通り越して
とても楽しく新鮮にやれました。
そう、みなさんにプロデュースされちゃったって
感じだな。







うれしいことにとにかく満杯。
ライヴが始まったとたんに
会場びっしりのお客さんたちと
オイラのノリがあっというまに
びびびとシンクロ。
「真っ赤なビキニの … 」まで一気呵成でした。


ここでぐっと心を沈めて
クールダウン。
重心を低くして
「ディズニー・ガール」を
ていねいに歌うことにしました。


年に一度のパーティー・ライヴ。
だから当然内容もサービス精神
めいっぱいでいくつもりなのだけれど
それだと、ただああ楽しかったなで
終っちゃう気がして
第1部では「ディズニー・ガール」
第2部では「愛をあきらめないで」に
歌い手としてのポイントをしぼって
この2曲は集中して歌うことに決めていたのです。


若い時にはこんなことはできなかったし
思いもしなかった。
ただノリにまかせて勢いで
つっぱしったものだった。
いつもああでもないこうでもないと思い悩みながら
ライヴをやってきたおかげです。


と言いながらも何を舞い上がってたのか
「シンデレラ・リバティーなんて怖くない」の
MCで、長江健次君のことを話してるつもりが
オイラの口が勝手に暴走して
知らずのうちに羽賀研二って言ってたもんだから
会場中にクエスチョン・マークが… 。


その後の「ウキウキWACTHING」の
MCで初代いいとも青年隊のことを話したところで
偶然オチがついたのはけがの功名。
やっぱり十番勝負の最後とあって
オイラの脳みそも金属疲労してたっぽい。
しっつれいしました。


アルバム「G.S. I. Love You」のために僕が
沢田研二さんに書いた「I'll Be On My Way」も
リクエスト曲。
もちろんオイラはこれが初演。
自分で歌っていていやというほど
自分のマージー・ビート気質を実感することができました。






この軽やかなリクエスト・コーナー。
当たりだったな。
やってよかった。


おかげでつづく
WWMの見せ場のひとつ
「ダンスの雨に打たれて」に
よどみなく
ライヴは流れていったのでした。


つづく