黒沢秀樹君と僕のパブロック・ユニット、uncle-jamのライヴが
正式に始まったのは、今からほぼ3年前の、2010年10月3日。
それ以来3年、僕らのライヴで雨だったことはほとんどなかった。

7月30日、uncle-jamレコ発ライヴ当日も、おお、やっぱり晴れでした。
黒沢秀樹君も晴れ男、僕も晴れ男。ふたりそろってW晴れ男。
ジンクスは健在だったのだ。

昨年までこつこつとアコギ弾き語りでライヴを続けてきた二人。
運命の出会いがあって、昨年ドラムに杉未来君、ベースに藤田哲也君を加えた4ピース・バンドに。
このメンツでBOXのフロント・アクトを勤めたりしながら、今年の2月には
4ピースで初のライヴ。
ついにトントン拍子にそのまま、1stアルバムのレコーディングに突入することができた。ユニット結成当初から僕と黒沢君が思い描いていたサウンドが
やっと形になったのだ。
そしてそのレコ発ライヴがやっぱり快晴!!

さらにうれしいことに、会場の440には100人近いお客さんが !!
なんと立ち見のお客さんまで。
ありがたやー、申し訳なかー、でもやっぱりありがたやー。
ちょいとリキんでしまいそうな状況だったけど、
今回は不思議と気持ちにゆとりみたいなものがあった。

リハからバンドの仕上がりがよかった。
やっぱいっしょにレコーディングしたことは大きかったね。
西荻TERRAのときよりもスケールアップしたバンド感にてごたえを感じていた。

8時オンタイムでステージに上がると、会場のあちこちで「おう」とか「ひゅー」とか「いえい」とか。期待感がいやが王でも長嶋でも盛り上がってる空気。
おう、オイラたちものぞむところさ。ガツンといくぜ。

01) Teacher, Teacher(ロックパイルのカバー)
02) I Don't Want To Spoil The Party(ビートルズのカバー)
03) ストロベリー・ワイン
04) Crying All Night Long

まずは我らが敬愛するロックパイルの、テンポある曲からスタート。

なにせ25日にリリースされた僕らの初CDは、6曲入りのミニ・アルバム。
それだけだとあっというまにライヴが終わってしまう。
今回CD化されなかったもの、すでに配信だけされてるもの、
僕らの大好きなカバー曲などで、レコ発のCD曲たちを、周囲から飾り付けるようにして盛り立てて行くことにした。

続く2曲目は邦題「パーティーはそのままに」。
ビートルズの曲の中でもこの曲をとりあげるアーティストは少ないだろう。





風知空知でのアコギ・ライヴのときに、あるお客さんから、
「きっとこの曲はuncle-jamに合うのでは」とリクエストをいただいた。
演ってみたところ、なんとほんとピッタンコ!
あまりにナイスなプロデュースに、僕はそのお客さんを「よいこのパブロック班長」に認定して、エルヴィス・コステロのバッジをあげちゃったっけ。

思えばuncle-jamは、「お題をいただいて曲作り」コーナーといい、
「ウキウキmusic」のコール&レスポンスといい、
「出前まだですかあ?」&「CHOTTO MATTEKUDASAI」といい、
お客さんといつも音楽を共有しながら、いっしょに作って
ここまできた感があるなあ。感慨無量だわ!!

今回の特別出し物として、はじめてこの曲を4ピースで演奏しました。
黒沢君と僕が共通して好きな「BEATLES FOR SALE」の雰囲気が
440に満喫、いや充満したことは言うまでもありません。

そしてまだまだニュー・アルバム曲へのジラシヒッパリは続く。


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つぎは、すでにMajixで配信だけされている「ストロベリー・ワイン」と「Crying All Night Long」。

uncle-jamの4ピースによる1stは、ドラムスに若干ハタチそこそこの未来君を迎えたこともあって、
ビートルズでいうとハンブルグやキャバーン・クラブの頃のような、若さ爆発ないきおいのある感じにしたかったので、あえてこの2曲は再録音しなかった。
いずれこの4人でレコーディングすることになるだろうけど。

05) Dream Again ~ ラジオからP.S.I Love You
06) かじりかけのトースト

そしてようやくのことに、1stアルバムの曲が … 。


つづく