昨日、6日はバズの東郷昌和君のソロ・ライヴを見に、
神宮前のハーモニー原宿まで出かけました。

「伊藤銀次のPOP FILE RETURNS」でも話していたように
「雨のステラ」のコーラスはバズ。
僕から名指しで指名して参加してもらいました。

バズと言えば、「ケンとメリー~愛と風のように~」。
70年代に、日産スカイラインのCMソングとして何度も録音され
そのどれかのヴァージョンで僕もギターを弾かせてもらい、
それが東郷君と知り合ったきっかけでした。
コーラスも好きになったけれど、人なつっこいキャラに妙にひかれました。
まるで小学校の頃からの遊び仲間のような気分に。

その後、縁がなくて会えなかった僕たちを再び引き合せてくれたのは、
皮肉なことに須藤薫さんのお葬式。その時まで知らなかったのだけど、
東郷君も彼女に曲を提供していたことがわかりました。

ハリー・ニールソンやマルーン5などのカバーに交えて
彼が薫ちゃんに書いた「やさしい嘘つき」を、
彼女への想いをしみじみと語ったあと歌っていたのが印象に残りました。





意外なことに、3年ほど前から急に一人でも歌いたくなって、
この一年くらい活発にソロ活動をやり出したとのこと。
「歌いたい」という強い気持ちが随所に溢れ出ていましたね。

僕も長いプロデュース活動だけの時代を経てまた歌いたくなり、
ソロ活動を再会した経緯があるので、その気持ちはよーく理解できました。
東郷君、なにか手伝えることがあったらぜし … 。

運命の女神はさらにマジカルな出会いを仕組んでいました。
なんとこの日の会場には、二人のロック・レジェンドが!!

日本のロックシーンの黎明期を飾ったエイプリルフールのキーボード奏者、
日本のアル・クーパー、柳田ヒロさんと
日本のCS&N、ガロのボーカルこと大野真澄さん。



左から、松本隆、細野晴臣、小坂忠、菊池英二、柳田ヒロのエイプリル・フール。
早朝のロックTV番組、「ヤング720(セブンツーオー)で彼らがこの曲を演奏するのを見たときは鳥肌ものでした。


ヒロさんとは2、3年前に岡林信康さんのライヴで初めて会ってからこれで2度目、
大野さんとは、昨年7月に坂崎幸之助君の「FFAフォークデイズスペシャル」で
共演して以来。この3人が一堂に会するのも珍しいので
ベリー・レアなスリー・ショットを!!


$伊藤銀次 オフィシャルブログ 「SUNDAY GINJI」 Powered by Ameba
左から、柳田ヒロさん、大野さん、銀の字です。


その後、打ち上げでも話が盛り上がって、
かんじんの東郷君とのぱしゃりを撮り忘れてしまいました。
あかんがな。(笑)