日本のフォークロックの草分けというと、すぐにワイルドワンズを思い浮かべることでしょうね。ところがどっこい、同じ頃いち早くエレクトリック12弦ギターをサウンドにとりこんでいたGSがもうひとつあったのをご存知でしょうか?

その名はヴィレッジ・シンガーズ。「バラ色の雲」や「亜麻色の髪の乙女」で知られる彼らも元々は、60年代初期、アメリカン・フォーク・ムーブメントのメッカだったグリニッジ・ヴィレッジから採られたネーミングからもわかるように、日本語でのフォークロックを目指したグループだったのでした。



1966年10月リリースの「暗い砂浜」。和製「When You Walk In The Room」の趣ありです。
向かって右から二人目が小松久さん。


そのリーダー格のギタリスト、小松久さんはなんと「銀流フォークロック伝」の大ファン。フォークロックと聞いちゃあじっとしてらんないよと、すっかり常連さんになってくださっています。

実は小松さんとお近づきになったのは武蔵小山アゲイン。
なんと僕がフォークロックについてしゃべるという噂を聞きつけてわざわざ小松さんが足を運んでくださいました。いやはや最初はびっくりしましたよ。

とてもフレンドリーできさくな大先輩とお近づきになれて、その後は僕も小松さんのライヴに遊びに行ったりしています。
小松さんとジョニー・リバースやグレン・キャンベルの話とかしだしたら、もう話し出したら止まらナイト状態です。






その小松さんといっしょに、5月6日の「話し出したら止まらナイト」@武蔵小山アゲインで2曲ばかしフォークロックを演ることに急遽決まりました。小松さんのエレクトリック12弦ギターでバーズを歌うのです。ちょいと興奮。
そしてもちろんあの曲も ... 。

サプライズな大先輩とのセッション、ウキウキドキドキ。
みなさんもどうかお楽しみに!


 ☆ 伊藤銀次の話し出したら止まらナイト vol.14

日時 :5月6日(月・祝日)
   17:00 開場/18:00開演
会場 : 武蔵小山 LiveCafe AGAIN(目黒線武蔵小山駅前)
     品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル B1F
http://www.cafe-again.co.jp/
予約Tel : 03-5879-2251

CHARGE : 2,000円(1drinkつき)