歳月人を待たず 、光陰矢の如し、ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
春眠暁を憶えず、痛くなったらすぐセデス。
新年だからといって、別に書き初めの言葉を考えているわけではない。

かように月日の立つのは早いものだと感銘にうち震えながら、初春からただ立ち尽くすばかりの銀次であった。ああ、もう9日になってしまった。バイヤ・コンディオス ... 。


更新がおそくなったので、お詫びといっては何だけど、まず僕からのみなさんへの遅ればせのお年玉です。よいこのロックファンなら泣いて喜ぶこんな映像がありました。
ディスクユニオン お茶の水駅前店さんのfacebookのウォールに上がっていたのを見つけました。正月ぼけでぼーっと見ていると、ほんとかなと思ってしまうロックン・ロール・ドリームな映像です。





いかがでしたか?ロックンロールの初夢みたいでしょ?


年末に始めたfacebookが大変なことになって、なかなかこちらにとりかかれない。
とにかくこれはやったことがないとわからない感覚。

今夜はとりわけ盛り上がった夜で、ついさっきまで、初めてちゃんとご挨拶をした大貫憲章さんとチャットでお話をして、すっかり最後は、このどうしようもなくなった音楽状況を何とかしなくちゃと意気投合。エイエイオウといっしょに雄叫びを上げたばかりなのである。

かと思えばコレクターズの加藤君のウォールに書かれた、コレクターズのベスト盤をつくるならという呼びかけに、「僕は恐竜」をよろしくと声をかけたり、アン・ルイスさんとロ-マ字で旧交を温めたりと大忙しだった。
やっと一段落。いまやっと「サンデー銀次」と向かいあうことができた。

さて遅れていた1月2日の「杉まつり」のレポ。
やると思えばどこまでやるさ、それが銀次の魂じゃないか。

facebookを始めたからと言って、一億人の「サンデー銀次」ファンを待たせておく訳にはいかない。
さっそく始めようと思うわけだが、これが遅れ遅れになっていた理由がfacebook以外にないわけでもない。
それは、このイベントがあまりのすご規模のイベントだったので、さすがのレポ好きの僕といえども、どこから手をつけていいのかわからなかったのである。
どれぐらいの、スゴ規模かは、この当日の巻物のようなセットリストをみていただければ一目瞭然だろう。みなさん、覚悟はよろしいかな? それはこんな感じだー。


01) Daddyはロックンロール中毒 / 杉真理
02) バカンスはいつも雨 / 杉真理
03) ホノルル・シティ・ライツ/ 二名敦子with村田和人
04) ムーンライト ママ / 二名敦子with村田和人
05) シリウス / 坂本洋 AG+谷口Key?、かおるCho.
06) My Best of Love / 坂本洋with谷口守&渡辺かおる
07) 平凡ガール /安東由美子with杉真理
08) All I have to do is dream /山田稔明&杉真理
09) hanalee / 山田稔明
10) Roll Over Beethoven / 弓木英梨乃
11) River/ 弓木英梨乃
12) 雨の日はバラードで/ 谷口守
13) 夢の坂道 / 渡辺かおる
14) ライムのひとりごと/ 渡辺かおる
15) 心の橋/ 黒沢秀樹
16) Welcome to Dreamsville / 黒沢秀樹
17) 五つの銅貨 / スリーキャッツナイト(杉真理・須藤薫・松尾清憲)
18) あなたは強い人 / 遠藤響子
19) 一人が好き/ 遠藤響子
20) 太陽のプレシャス / 村田和人
21) 一本の音楽 / 村田和人
22) Travelin' Heart / 野田幹子
23) 8月の砂時計 / 野田幹子
24) 愛しのロージー / 松尾清憲
25) Love So Deep / 松尾清憲
26) ムーンライト ランデブー / 松尾清憲
27) 青春の輝き/ 峠恵子
28) 静かなる花 / 峠恵子
29) ウキウキMusic/ uncle-Jam(伊藤銀次&黒沢秀樹)
30. I Will / uncle-Jam
31) 幸せにさよなら/ 伊藤銀次
32) BABY BLUE / 伊藤銀次
33) マイルドでいこう / 杉真理&伊藤銀次
34) いとしのテラ / 杉真理
35) 涙のステップ / 須藤薫
36) 心の中のプラネタリウム / 須藤薫
37) あなただけ I love you / 須藤薫
38) Temptation Girl / BOX
39) 君の瞳のRainbow / BOX
40) Train to the Heaven / BOX
41) ブルーベリーヒルへ帰ろう / BOX
42) あの日にダルセーニョ / アロハ・ブラザース
43) 恋はボリショイ / アロハ・ブラザース

アンコール
44) She Loves you (ビートルズのカバー) / 全員


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どう?すご過ぎるでしょ?このセットリスト。
ほぼ4時間半に渡る特大ポップ絵巻なんだから。
ほぼ本邦初公開だからなかなかありがたいものだよ。これは。
杉君のブログにも上がってないからね。

加えて、この日のハウス・バンドがすごい。

藤田哲也(Bass)、田上正和(GTR)、サントリィ坂本(Keyboard)、
里村美和(Percussions)、橋本哲(Harmonica)、杉未来(Drs)

ドラムスの未来君は誰あろう杉真理君のご子息。

このバンド、パーマネントでやっていたのかと思うほどにゴキゲンなバンドだったが、杉君が名付けた名前がこれまたすごい。その名も「ざ・紅茶キノコ」。
世にこれほどのダサかわゆい名前のバンドがかってあっただろうか?
Theがついているのにもかかわらず、こんなにかっこよくならない名前も珍しい。
もし入るかい?と誘われても、またいつかねといいたくなる、すばらしいバンド名ではないか。

さらにさらに、<スペシャルサポート>として、小室和幸君と結ちゃんこと高橋結子さん、おまけに小泉信彦君の応援メッセージもありーのと、正月そうそう、吉祥寺スターパインズ・カフェは20代、30代、40代、50代、60代のミュージシャンがどーんと一堂に会する、ポップス未曾有のパラダイスと化したのであった。


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このまますべてのライヴを逐一レポしていると、たぶんそれだけで、春あたりまでかかってしまいそうだから、次回、自分絡みを中心に、要所だけにしぼってお届けしようかと思っています。
大相撲ダイジェストみたいなものですかね。(もはやこの言葉も死語の世界になりかけているようだけど ... 。) どうかお楽しみに。

つづく