いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
なかなか「東芝EMIイヤーズ」の続きが書けずにいます。
他の情報でも伝えたいことがいっぱい出てきて、こうなったら銀次のクローンの銀三と銀四郎、ついでに銀五右衛門でも作り出さないとスピードアップははかれません。
思いのほか鈍牛のようなスピードで進む展開になっていますが、銀次ひとりの家内制手工業、どうか辛抱強くおつき合い下さい。
ここらで「サンデー銀次」名物、みなさんからのコメントへのお返事をやっときたいと思います。
いつものようにどうかshare & enjoy!



■ ハンドさんへ


こちらこそはじめまして。久保田君のファンのかたからコメントをいただけるなんて光栄です。
沢田研二さんが大好きだったというだけあって、久保田君が歌う「渚のラブレター」にはジュリー愛があふれていました。それだけではなく、ライヴ全体に彼の音楽への愛情があふれだしていました。
思わずまたビートルズの「今日の誓い」をいっしょに歌いたくなりました。



1991年8月9日渋谷クラブ・クアトロで「FRAMES OF DREAMES」というイベントが開かれました。僕がプロデュースしたそのイベントに、久保田君は古賀森男くんとのユニット「いるかブラザーズ」で出演してくれ、この曲を僕といっしょに歌ってくれたのでした。




■ 久保田洋司君へ

おおっ、今度は久保田君ご本人からのコメントだ。これは恐縮です。
いやいや、僕はライヴを見させてもらって感じたままをレポしただけです。
喜んでもらえてうれしいですよ。
それはさておき、ライヴへのご招待ありがとう。いっぱい元気をもらいました。

長くなるので、久保田君のライヴ・レポには書けなかったけれど、久保田君の万葉集などへの造詣の深さには驚きでした。そのことがきっと久保田君の詞にも影響を与えているのではと思いました。

「黒」の枕詞が「ぬばたま(射千玉)」なので、ゲストの黒沢君が「ぬばたまの黒沢秀樹君」という紹介は意表をついていておもしろかったですね。
久保田君自身は、「久し」にかかる枕詞が「みずがき(瑞垣)」だから、「みずがきの久保田洋司君」。みんな名前に枕詞があっていいなと僕も探してみました。

「伊藤」は、佐藤や江藤や後藤などと同じ、「藤原」姓から分かれてきた姓。
そこで「藤(ふじ)」で探してみたら、ありました。「藤原」など藤のつく地名にかかるという「あらたえ(荒妙)」。
今日から僕を、「あらたえの伊藤銀次」と読んでください。





■ あいさん、ももんがさん、そしてタルビーさんへ 

連名で失礼します。タワーレコード渋谷のインストアイベントに足を運んでくださってありがとう。
みなさんから寄せられた感想コメントの随所にうれしさが散りばめられていて、ひさびさの生銀次を楽しんでいただけたようで、とてもうれしいです。
僕しては7曲でも少ない気がしていました。時間が許すならもっと歌っていたかったです。

確かにライヴ.ハウスとはちがった雰囲気で、僕も最初はペースを掴めなかったけれど、みなさんのあったかいヴァイブレーションを感じることができたので、とても楽しくノって演れました。

さて12月24日は黒沢君とのuncle-jamのクリスマス・パーティー。
ソロ・コーナーでは、僕のクリスマス・ナンバーも歌おうと思っています。My Birthday & Christmas Eve。一年に一度っきりのことなので、よかったら遊びにきてくださいね。










■ ta-chanさんへ


タワレコのインストアへのご参加ありがとうございます。なんとかまにあってよかったね。

てっきりta-chanは「たっちゃん」って読むものだと思い込んでいました。
サイン会の時、「お名前は?」と伺ったとき、「たーちゃんです。」のお答えに一瞬とまどいがあったのはそれでなのです。思い込みというのはこわいものです。スマンの涙でした。

松尾君のライブで、杉君と三人揃って演る曲っておわかりになりませんか? 松尾君が参加してくれた僕のアルバムはたった1枚しかないので、すぐにおわかりかと思ったのですが ... 。
これが実は大ヒントなのです。





■ 白いカラスさんへ


東芝EMIイヤーズの5枚、一気のご購入ありがとうございます。
憶えていますよ。大阪akasoでのライヴで、「今後演って欲しい曲」として、「想い出は止まらない」がリクエストされたときのこと。あなただったのですね。

実はあの後、大阪から帰ってからトライしたけれど、いいアレンジが見つかりませんでした。やむなくそのままにしてあったのが、今回のリマスター再発、渋谷タワーレコード用の練習中にひらめきました。たぶん僕の無意識がずっと考えていてくれたんでしょう。
イントロも元のヴァージョンに近い雰囲気を出せるようになりました。
今度大阪でライヴを演るときには披露できると思います。楽しみに待っててくださいね。




■ Magaさんへ

タワーレコードのインストア・イベントに足を運んでくださってありがとう。
初台ドアーズ、そしてつぎは代官山だったか、これで東京3回目でした。
元気そうでなにより。Magaさんの登場のニュースは♪陽子☆ さんにはとてもうれしいサプライズだったようですよ。いつかどこかで「かしまし6人娘」の勢揃いの前でLIVEを演ってみたいですね。




magaさんのコメントを読んでいたらこの曲が聴きたくなりました。




■ ♪陽子☆ さんへ

懐かしいでしょ? タワレコのインストア・イベントになんとMagaさんが来てくれたのです。
ちょっぴり大人になっていたけれど、変らずとてもお元気そうでした。

楽しんで歌っているようですね? よかったよかった。僕もようやく最近になってわかってきたけれど、自分の歌に厳しくなることと楽しむことは同時にできるものなのです。
次回、心機一転の♪陽子☆ さんの歌を聴けるのをとても楽しみにしています。



僕も一度タワレコ・マルビル店に行ったことがありますが、いつもはだいたい梅田NU茶屋町店のほうに行きます。次回大阪に行く時にもきっと立ち寄ることだと思います。





■ 牛丼仮面さんへ


残念、インストアおいでになれなかったんですね。
ワンマンではないけれど、よかったら12月24日の下北沢・風知空知のuncle-jamライヴにお越しください。
黒沢君と二人で作った、uncle-jamのクリスマス・ソングも披露いたしますので。





■ Niagara Traiangleさんへ


タワーレコードのイベントへのご参加ありがとうございました。
そして「GET HAPPY」のご購入ありがとうございます。
リマスターされた「GET HAPPY」の音の抜けがいいとの感想、とてもうれしいですね。
まるで以前のとは別のアルバムみたいでしょ?

ナイアガラ・トライアングルの復活が切なる願いのようですが、どうでしょうか?
この件に関しては大瀧さんの世界なのでわたくしめには如何ともしがたいものがあります。
でも仮に僕が一ナイアガラ・ファンならば、おっしゃるように、ナイアガラに関わった方達がすべて集結する、一回こっきりの「ナイアガラ祭り」があればぜひ見てみたいものだと思いますね。




■ ももんがさんへ

そうだったのですか。EACH TIME の再発がただの曲順変更じゃなかったことを初めて知りました。ナイアガラ関係者でありながら知らずにスマンの涙です。
「GET HAPPY」に置き換えたご説明非常にわかりやすかったのですが、なぜそのような事態になったのかが気になりはじめ、秋の深まりと共に、イーチタイムの謎が僕の中で深まるばかりです。



■ タルビーさんへ


うーん、これもまた謎ですね。イーチタイムのコンプリート版はその時点ではコンプリートであったけれど、20thアニバーサリーエディションのCDが出た段階ではすでにコンプリートではなくなっていたということでしょうか?
なにやら僕の頭の中には、鴨長明の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」というフレーズが聞こえてきました。謎がまた謎を生むばかりですね。
イーチタイムの謎だけで本が1冊書けるのではないでしょうか?



「バチェラー・ガール」も名曲ですが、こちらもとてもステキな曲。僕が初めてクリフを知った曲でした。





■ cobaさんへ


なんとタイムリーな話題。
cobaさんが打ち込みに夢中になっているときに、ちょうど「サンデー銀次」も打ち込みの話題。なんたるシンクロニシティでしょう。

リック・マロッタのドラムがお好きなんですね。ジョン・トロペイ好きの僕は、彼の初期の名作、セカンド・アルバムの「SHORT TRIP TO SPACE」でのリックのドラミングが好きでした。

ショートトリップ・トゥ・スペース/ジョン・トロペイ

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リック・マロッタがメンバーだった「Ronin」をご存知でしょうか? そうです。このグループ名は「浪人」のことなのです。






あっ、そうそう、12月はまた芦屋のレフトアローンでお世話になります。よろしくお願いしますね。
そのときロイ・オービソンの「Oh, Pretty Woman」を歌いたいんですが、いかがでしょうか? 
ジェイムス・バートンとスプリングスティーンが演っていたみたいに、僕とcobaさんのギター・バトルといきませんか?
どうか村主さんと相談しておいてくださいね。




■ scorpionさんへ

沖縄特産のジュースってシークァーサーですよね。シーケンサーからの連想。
笑ってしまいました。この脱力感のある笑いはかなり銀流ですよ。


11月18日(金)の武蔵小山アゲインでのモメカルとの「地を這うさんま」の初演、そして12月17日(土)の「話し出したら止まらナイト」のママス&パパス秘話の続編に立ち会っていただけないのですね。まことに残念です。それではその時はまたレポでしっかりお伝えするようにいたします。
なので、どうかギターの発表会のほうに集中していただけたら幸いです。

そしてくれぐれも、あなたの指にシークァーサーを同期させないように気をつけてください。

「GET HAPPYはポップスの玉手箱」という表現、うれしいですね。ありがとうございます。
鈍牛のようにのろのろ進む「EMI秘話」。「破りとられたハッピーエンド」にも意外な誕生秘話があるのでどうか楽しみにまったりとおつきあいください。



■ 和野麻呂さんへ


おひさしぶりです。
そうか、まったく気づききませんでした。
そういわれてみれば、「フラワーズ・イン・ザレイン」はアコギ弾き語りの「I Stand Alone」のCDシリーズに入っていませんね。
すでにアルバム「LOVE PARADE」で佐野君と、半アンプラグド的なアレンジでレコーディングしていたので、すっかりアコギ化が終っていたように思っていたのかもしれません。

そうですね、もし次の「I Stand Alone」シリーズに入れるのだったら、この曲にかぎり、ライヴ・ハウスでのライヴ・レコーディングがいいのではないかとなんとなく思ってしまいました。



コメントどうもありがとうございました。
明日もみなさんからのコメントへのお返事をしたいと思います。
これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。