いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
ひさしぶりのみなさんからのコメントへのお返事です。

うれしいことにまた新しい読者のかたから最近コメントをいただくようになりました。

■ ゆうき☆RAMONEさんへ

はじめまして。「僕達のSummer Days」が14才の夏のテーマソングだったんですね。うれしいことです。やっと僕のブログの存在に気づいてくださったんですね。そのうちイカ天時代のお話もしましょうか。ひきつづきよろしくご愛読くださいな。

■ ゆうさんへ

はじめまして。 お父さんのオススメで僕の曲を聞いて気に入ってくださったのですね。
2世代銀次ファンの誕生。うれしいことです。今度のリマスターの「Dream Arabesque」「山羊座の魂」、若い世代にどういうふうに響くのか楽しみにしています。ぜひお友達にも聞かせてあげてくださいな。

新しい世代が僕の音楽を聞いてくれるなんて夢のようです。そして世代を超えてすてきな音楽が共有できるようになることこそ、僕の長年の望みです。ありがとう。二人にこの曲をプレゼントします。フィル・スペクターとラモーンズの2世代ロックンロールです。





さあ,勢いがついたところで、それではいつものようにみなさんからのコメントにお返事をします。なんか、ひさしぶりだな ...。
いつものように share & enjoy !





■ BlueMoonRoseさんへ



チキンジョージ でのモメカルとのライヴ、そして僕のこれでもかのダジャレに満喫していただけたようでよかったです。

MCでちらっとウィーザーの話をしましたが、意外だったようですね。「サンデー銀次」のバック・ナンバーを見ていただければ、2011年2月11日号 「THAT'S ENTERTAINMENT ! 」と 2月27日号 「メリクリ」でウィーザーのことをとり上げていることに気づいていただけると思います。もちろんアルバムは全部持っていますよ。
クォーモのポップなメロディと繊細さが好きです。どこかニール・ヤングと一脈通じるような気もします。もちろんニール・ヤングも大好きですよ。
ウィーザーでどれか1曲といわれればアルバム「ピンカートン」の中の「Pink Triangle」ですが、今日はウィーザーのプロモで、マペット・ショーが出てるとてもかわゆいのがあるので、それを紹介しておきましょう。



ウィーザーのドラマーがミス・ピギーに監禁されるお話。楽しいPVです。


このPVはこのDVDで見れます。もちろん「Pink Triangle」も「Buddy Holly」も入っています。超おすすめですよ。


ビデオ・キャプチャー・ディヴァイス [DVD]/ウィーザー

¥3,400
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■ ケンケンジさんへ



誰かとつながっているということが始めからわかっているといいのですが、そうもいかない。
だからどの瞬間も手を抜かずベストをつくし、興味がある方角には迷わず歩いて行った方がいいのだと思います。もし運命がつながっていたら、何かが起こるはずですから。
大瀧さんといい、沢田さんといい、僕は出会いにはほんとにめぐまれていたと思っています。





■ junk-swallowさんへ



ちょうどタイミングよく沢田さんのツアーに、岸部一徳さん、森本太郎さん、瞳みのるさんが参加されるようですね。
これも単なる偶然ですが、おもしろい符合です。

IMAGIN 気にいっていただいてうれしいです。ぜひ新装なったGet Happyをゲットしてハッピーになってくださいね。




■ 付和 雷蔵さんへ



そうです。”明日のココロだ” は小沢昭一さんのお言葉です。「小沢昭一的こころ」、「サザエさん」に負けず劣らず「宮坂さん」も長寿なキャラクターです。トッドラングレンの本買われたんですね。あの本読んでいると、彼がプロデュースで関わったアルバム、みんなほしくなりませんでしたか?



この曲もトッドのプロデュース作品のひとつです。いわれてみればなるほど。

 


■ 手賀沼靴磨男さんへ



そうか、「神様の思し召し」についてはすでに、God's Dry Foods 、「神様のお干し飯」でいかがでしょというアイデアをいただいていたんですね。すっかりそれを忘れていました。
何食わぬ顔で、8月30日号 「想い出の出会い頭」 では、注までつけてgod's big dry rice とやっていた。僕のヴァージョンは「神の大干し飯」。ちょっと苦しい。
God's Five Basketsとは、神の五籠、つまり「神のご加護」ということですね。なかなかですね。これは in charge of god です。わかるかなー?





■ ひれちゃんさんへ



「斜め読みのひれちゃん」ってなんかかわいいニックネームですね。僕も負けずにせっかちですが、本だけは覚悟してじっくり読まないと読めません。集中できないとダメですね。
わざわざプリンターまで購入して「サンデー銀次」をじっくり読んでくださってありがとうございます。

今あらためて「GET HAPPY」聴いておられるとのこと、残念ながら2011年リマスター・ヴァージョンが10月5日に発表される以上、もはやその「GET HAPPY」はすでに「GET HAPPY」ではありません。。あまり聴き込まずにぜひニュー・ヴァージョンを聴いていただきたいと思います。
「CHERRY NIGHT」も10倍いいですから。

すぺぺの、ゴロちゃんの動画を紹介してくれてありがとう。病み上がりにはいい和みになりました。
なんと作曲者の辻畑鉄也君と編曲者の森英治君は、あのピカソのメンバーではありませんか? 驚きました。
森君は、Winter Wonder Landツアーのときの僕のバンドのメンバーでもありました。







■ ミサンサさん、そしてえありさんへ



連名ですみません。同じ話題だったもので。
まさかこんなに。大毎地下をご存知の方がこんなにいてうれしいです。さらにgoogleで見てみると、ずいぶん沢山の人たちが思い出を載せていますね。本体はなくなってもみんなの心の中に生きているということです。




■ 猫星さんへ



「帰れコール」は70年代のロックコンサートではそんなに珍しいことではありませんでした。いま考えてみるとかなり理不尽なものですね。
あれはいったい何だったのでしょうか? 

エリック・クラプトンもいいけれど、スティーブ・マリオットもいいとのことですね? 失礼ですがひょっとしてスティーブ・ウィンウッドのまちがいではないですよね。クラプトンといえばウィンウッドなものですから ... 。

スティーブ・マリオットのスモール・フェイセス大好きでした。高校の時「涙の少年兵」とかアマチュア・バンドで演ってました。
もちろん僕のヴォーカルはもっともっとへなちょこで、気分だけのただの真似事だったと思いますが ... 。
スペンサー・デイヴィス・グループの「Gimme Some Lovin'」と共に、ロックにソウルを持ち込んだ偉大な曲です。





この「涙の少年兵」、「Tin Soldier」の邦題なんです。まあ「涙の」はしょうがないとしても「少年」はどこから来たのでしょう?





■ はなたろう さんへ

はじめてのコメントありがとうございます。佐野君についてただ感じたことを書いているだけなのに、その反響の大きさに驚いています。
いつもいつもみなさんを感動の渦に巻き込むようなブログであればいいのですが、なかなかそんなご期待には添えません。
好きなように僕の流儀で行くなか、佐野君や沢田さんも登場する、そんな感じでとらえていてくださればと思います。
またのぞいてみてください。





■ KFOさんへ



同じ神戸におられたのに、チキンジョージでのライブ残念でした。お仕事とあれば致し方のないところです。
東芝EMI時代のリマスターのレポ楽しんでいただけましたか?
レーベル超えたBOX-SETというリクエスト、ありがたいことですが、なかなかむずかしいものがありますね。
レーベルを超えなくても今回の東芝EMIイヤーズでも何年かかかってしまいましたから。
出たときになんとしてでもゲットしていただければと思います。

ここで一句  いつまでも あると思うな 親と金とリイシュ-盤

僕もニック・ロウの「Labour of Lust」、はじめてのCD化のとき買いそびれて、20年近く待たされましたから。そんなことが何度かあってから、出たときに迷うことなく即買っています。

体調で心配かけてすみません。それにしても満身創痍というほどではありませんので。どちらかというとズタボロー・フェアといった感じ。あ、同じようなもんか?

頑丈な堤防が一度崩壊するともろいように、一度崩れたホメオスタシスが復活するのには、ちょっと時間がかかるようです。
自分の体力を過信していました。天罰てきめんです。以後気をつけるのココロー。





■ scorpion さんへ



10月9、10日の風知空知ライブ予約ありがとうございました。お友だちの分まで恐縮です。
まもなく武蔵小山でお目にかかれれますね。いまママス&パパスの特集の原稿作りしています。予告編がわりに、「夢のカリフォルニア」の作曲者、ママパパのジョン・フィリップス自身が歌う「夢のカリフォルニア」です。





黒沢君のバースデーライブには行かざるを得ませんでした。そのパーティーでuncle-jamとして歌うときもいいましたが、僕は「伊藤ジンギ」っていうくらいなものですから ... 。僕が行かないことにはuncle-jamは「銀次なき戦い」になってしまいます。人道上いかざるを得ません。
そんな殊勝な僕なのに、残念ながら夏風邪はふっ飛んでいきませんでしたが ... 。

わざわざの訂正ありがとうございました。そうなんです。ミックスではなくリマスター。なかなかわかりにくいのかなと思っていたら,気づいてくださってよかったです。10月9日10日の風知空知で、そのCDをおけるかどうかスタッフに相談してみますので。






■ ♪陽子☆ さんへ



Share & Enjoy! の精神を生かして、他の読者のかたたちのコメントも楽しんで読んでいただけているようで、さすがプロデューサー感覚の♪陽子☆ さんですね。チキンジョージにも来てくださりありがとうございました。ピーターパンの主題歌、よかったでしょ?




 

■ ももんがさんへ



やっと「G. S. I love You」秘話、終わることができました。ももんがさんの何気ないリクエストからすっかり話題が広がりました。
感謝しています。何事もやってみるもんだということです。

すっかり沢田さんのお話ばかりでしたが、僕はショーケンこと萩原健一さんのいたテンプターズも好きでした。
リード・ギタリストの松崎由治もとても才能のあるソングライターでした。一番好きだった曲は「神様お願い」です。
どことなくジェファーソン・エアプレーンの「あなただけを」を彷彿とさせるサイケな雰囲気が早かった。イントロのシタールっぽいギターや、一回しか出てこない、アウトロの♪さよならベイビー、グッバイ、グッバイのパートなど、いたるところが斬新でした。



いま聴いてもセンスの光る曲です。




東芝時代では一番好きなアルバムだといわれる、「HYPER/HYPER」のリニューアル盤、ぜひゲットして聴いてみてください。 








■ レモネードさんへ


甥っこさんがレスポールを買ったんですか。レスポールを買ったのなら、うまくならないとレスポールに申しわけがたたないよ、と甥っ子さんに伝えておいてください。

昔からうまくなりたければ、まず、いいギターを買うことといわれています。いいギターはいい音のする代わりに、アラも丸わかり。
駿馬はワイルド・ホースでもあります。乗りこなすことができないとただの暴れギターに終わるでしょう。

うまくなるためには練習も必須ですが、まずは耳を鍛えること。それにはコピーが一番です。
昔プロデュースしたあるバンドのギタリストが、コピーはかっこ悪いなどとタワケタことを言っていました。何様のつもりだと思いましたね。すべて音楽は伝承でここまでつながってきています。スティーヴィー・ワンダーのような天才でもそんなたわけたことは言わないと思います。ただの井の中の蛙だということに気づいてほしいものです。あっ、思いのほかちょっと取り乱してしまいました。

好きなアーティストのフレーズをコピーするというのは、そのアーティストの音楽的な考え方やアティテュードを身につけるということ。かなり能動的なのです。むしろ何も考えずに教わってばかりいると受け身になって、クリエイティヴィティーはなりを潜めてしまいがちです。

お姉さんが「Lucy In The Sky With Diamonds」のことをよくご存知だったり、あなたの周辺は音楽ファミリーですね。甥っ子さんのギターが上達するのを祈っております。

東京ドーム何個分と表現しましたが、僕がハナをかんだティッシュペーパーを広げて並べると、地球何周分になるだろうというのもアイデアとして浮かんだのですが、一度かんだティッシュをまた広げるのはどうかと ... 。あっ、お食事中のかた失礼いたしました。

昔から日本語にはいい表現がいっぱいあるというのにそれを使わないのももったいない。大瀧さんもそうでした。ナイアガラの流儀ですね。
はじめてシュガーベイブの「夏の終わりに」を聴いたとき、♪つるべ落としの秋のはじまり~というフレーズが耳に残りました。大瀧さんもそう思われたようで、類は友を呼ぶ、彼も古きを尊び新しき世界に目線を送る、ナイアガラの流儀を持った人だったのです。








■ まきぼうさんへ




「格好は外人みたいだけど歌は歌謡曲っぽいよね…??」との偏見をもっていたとのことですが、それはある意味、GSの真実を言い当てていますよ。
まきぼう、かなりマセてたというか、すごい慧眼のガキンチョだったのね。
GSは典型的な「過渡期」の音楽。さすがに当時の日本の音楽状況では、英米音楽そのままというわけにはいかなかった。
それは海外渡来の音楽はすべてそういう面をもっているかも。ドメスティック化が必要なのです。ちょうど邦題が必要なように。

「いくつになっても、知らないことってガンジス川の砂ほどあるのですよね。」
いいね。そういう気持ちはいくつになっても大事だとおもうよ。
僕もけっこういろんなことを知っているつもりでも、この「サンデー銀次」にくださるみなさんのコメントで、はじめて知った曲やアーティストがいたりする。またそれがとても楽しいのよ。
昔、かまやつひろしさんが「銀次さん、上には上がいるもんですよ」と言っておられたのが、今でも耳に焼き付いて離れません。

だいじょうぶ。今回のリマスター、絶対に音の違いがわかるようになってます。ぜひ聴いてみてください。





■ inspireさんへ



Moment Summer Session 2011へのご参加ありがとうございました。年に一度の夏にしか着ないアロハ。今年は神戸で着れました。
アロハブラザースのアルバムでビーチボーイズを吟じたから、アロハを着るようになったというわけでもないのであしからずです。





■ tdtdさんへ



「アルシオネ」のことをこんなにほめていただいたのは初めてです。すなおにうれしい。だってけっこう本気で書きましたからね。





■ デイジーさんへ



最近はだいぶ追いつけなくなってあせっていますとのことでしたが、僕が夏風邪のせいでスローダウンしていたので、もう追いつかれましたか?
うっかりして大滝さんがゲストの鶴瓶さんの番組を聴くのを忘れてしまいました。どんなトークだったのかもしよかったらレポお願いします。




■ †…MINA…†さんへ


小林克也さんとの「IMAGINE」いいでしょ? でもYouTubeに上がっているのは旧ヴァージョン、今度のリマスターは比較にならないくらいカッコいいですよ。克也さんはスネークマン・ショーの頃から大尊敬していました。僕のスネークマンの真似は克也さんのスネークマンのそのまた真似でした。



ナンバーワン・バンドの最高傑作。愛があります。



■ Steve土田さんへ

リマスター出来ましたよ。ボーナス・トラックには「GET HAPPY」の日比谷野音のライヴも入っています。どうかお楽しみに。





コメントどうもありがとうございました。
「サンデー銀次」名物、お返事を書いているうちに、なんか調子が上向きになってきました。
明日もこの調子でお返事の続きと行きたいものですが、武蔵小山アゲインの「話し出したら止まらナイト」の原稿作りもあるので、確約はできません。スマンの涙です。

これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。