いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。

ラミちゃん、「サンデー銀次」から僕の声援が届いたのか、昨日はホームラン2本打ってくれました。単なる偶然でしょうが、何となく気分がいいです。

ライヴまでいよいよあと3日。当日は、最近実家にかえる用事で忙しい黒沢君も見にきてくれるようで、よかったよかった。ただショーキチ君とまたチャーハン論争が勃発しなければいいのですが ... 。

そんな中、みなさんからいただいたコメントへのお返事です。




■ ♪陽子☆さんへ



思慮深く温かい言葉をありがとう。
たとえ遠方からでも祈りというものはちゃんと伝わると思います。
それにしても石原伸晃さんの「反原発は集団ヒステリー」発言、もう少し思慮深い発言をしてほしいものですね。
政治家としてのセンスを疑いたくなります。

おっとっと、こんなことで憤ってばかりいないで、一番の「お守り」の、
きらめくポップスを作ることにエネルギーをさくことにします。





■ ビーンボールさんへ



「王、金田、広岡」は、もちろん「おう、金田,拾おうか」の、野球選手名を折り込んだダジャレ。四代目柳亭痴楽師匠の十八番でした。確かそのあとは「でも吉田」(でもよした)だったと記憶しています。「びっしょり汗を長島す」ってのもあったな。「痴楽つづり方教室」とか「恋の山手線」とか楽しかった。今思えば七五調の権化です。





「破壞された顔の所有者と自ら名乗っている」っていうのがすごい自己紹介だ。「書き損なったピカソ」ってのもさらにすごいけどね。やっぱり形のある芸は安心して聴けます。
だけど誰も痴楽さんの芸は継げなかったね。時代が変ったというのもあるけど。


サマータイム・ブルース、面白かったでしょ? 
僕がSGというギターをを知ったのはずいぶん昔のこと。ビートルズの「ストロベリーフィールズ・フォエバー」のシングル盤のジャケットで、ジョージ・ハリソンが持っているのを見たのが、初めてです。


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リッケンバッカーにしても、ヘフナーのベースにしても、ビートルズはサウンドだけではなく、珍しいギターを有名にしたグループでもあります。
当時SGを使っているミュージシャンは少なかった。最初は何というギターかわからなかったけれど、その形に魅せられて、ずっと気になっていました。
プロになるときに、1本買うのだったらレスポールだとういうまわりのミュージシャンの推薦に押されてSGを買うかで最後まで迷ったけど、レスポールを買ってしまいました。形はSGが好きだったけどね。

その後、僕のギター遍歴は、音楽の変化とともに、レスポールから、テレキャスター、ES-335、ストラトキャスターと移り変わっていったけれど、あの「ストロベリーフィールズ」のジャケで見たときのカッコよさが忘れられず、ちょうどイカ天の審査員をやっていた頃についに買ってしまたのです。

色と形が可愛くて、軽量のためか、女の子バンドのギタリストが使っていたことに影響されたのかもしれません。実際使ってみると、3マイクだし、レスポールに比べると腰がない感じなので音作りがむずかしいですね。
ジョージがSGを使っている数少ない映像です。






ここ30年くらいはSG弾きといえば、AC/DCのアンガス・ヤングと相場は決まっていました。
最近の出色のSG弾きは、やっぱりデレク・トラックスですか。



右手がフィンガーピッキングというのがスゴイ。おや、最初は普通の運指だったのに、いつのまにかスライド・バーを指に装着しました。マリックさんなみの芸当です。




「Summertime Blues」のセッションのとき、鈴木慶一君はずっと後ろで黙々と弾いていたかに見えましたが、最後のジャカジャカジャカジャカ ...が続く中、誰がエンディングのキュー出しするのかを決めてなかったので、しばしにらみ合いがあったかと思うと、意外にも慶一君がジャンプを決めてエンディングとなりました。
「ジャンプいただいちゃって... 。」と照れる慶一選手に一同大爆笑でした。あの映像、そこまで入ってなかったのが実に残念無念ラムネの瓶です。

マイク・ブルームフィールド、まだマイク・オールドフィールドと間違えるのはましなほうです。
昔あんまり洋楽にくわしくない友達が、マイク・ブルーフィルムと聴き間違えていました。







■ ぶっちゃさんへ



Bye Bye C-boyの「いつか また あえるときまで」の部分のバックコーラスは何と歌っているのかというご質問。実は僕もよく覚えていないのですが、たぶん「See how they cry」だと思います。
なにせレコーディングのとき歌ったきりなもので ... 。
また芦屋のレフトアローンで共演できるのを楽しみにしています。サンデーズのみなさんにもよろしくお伝えください。






■ もちゃえもんさんへ



ラミちゃん、昨日は2本もホームラン打ちましたが巨人はあいにく連敗しました。
もちゃえもんさんはヤクルト・ファンなんですね。僕も広岡監督だった頃ヤクルトを応援していました。
若松や大杉が好きで、特にその年にやってきた外人ヒルトンに惹かれてヤクルトを応援するようになったら、なんと優勝してしまいました。リーグ優勝を決めた広島戦、神宮まで見に行きました。

子供の頃は南海ホークス、その後ヤクルト、西武と移り、野村さんが監督だったときは楽天を応援していました。もう今となっては別に球団は関係なく、野球そのもの、選手が好きですね。



若松、大杉、杉浦、そしてヒルトンも映っています。


「地を這うさんま」の話、妙にいろんなところで受けています。
武蔵小山のアゲインの石川さんにも、もちゃえもんさんと同じように、僕のヴァージョンも聴きたいとリクエストしてきてくれました。
まあ、「こぬか雨」も僕の詞と達郎君の詞の、2ヴァージョンあるのだから、大瀧師匠のスケッチとは別に作ってみましょうかね。これを披露するとしたら、やっぱり行きがかり上、ナイアガラ縁の地、武蔵小山アゲインでの次回の「話し出したら止まらナイト」しかないでしょうね。


「白身だけのだし巻きが「生焼けのさんま」のけなげさや切なさを一層掻き立てる気がします。」

ぐっとくる文章ですが、知らない人がこれを読んだらどう思うんでしょうか? 笑ってしまいました。
僕たちは最高におもしろいところにいますね。







■ バサロ泳法さんへ

いつもご愛読ありがとうございます
。
このところ成瀬巳喜男監督や小津安二郎監督などの日本映画の研究をなさっているという噂を聞いていたので、最近の大瀧さんのコメントの更新の多さには、驚きもありますが、まだ音楽の世界にいてくださったのだという喜びのほうが大きいですね。



以前大瀧さんが3年で12枚のアルバムを発表しないといけなかった時の最前線で僕ががんばってくれたと大瀧さんがおっしゃられていたということですが、僕はナイアガラ・トライアングル vol.1以降、vol.2までナイアガラ作品には参加していません。なので僕が最前線で何をがんばったのかが、僕にはクエスチョン・マークなのですが ... 。 もう少し詳しいお内容が教えていただけたらと思います。

イリアクリアキン、喜んでいただけましたね。
「おそれイリヤのクリアキン」を読まれた音楽プロデューサーの小松久さんからさっそくメールが来ました。
全米NO.1の人気のTVドラマ 「NCISネイビー犯罪捜査班」の老検死官ドナルド・”ダッキー”・マラード役を、かってのイリア・クリアキン、デビッド・マッカラムが演じているそうですね。
最近よくごらんになっているようで、年をとってるけれど、初めて見た時にすぐわかったそうです。
これは知らなかった。聞いてみたからわかったよです。



デビッド・マッカラム、1分8秒あたりに登場します。



コメントどうもありがとうございました。
明日もみなさんからのコメントのお返事をいたします。


これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。