いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。

何がいったい大瀧さんに起きたのでしょうか? うれしいことに、Ami-go Gara-geがまた更新されているじゃありませんか。
今回は「楽しい夜更かし」まわりの話。なんと今回は私めも登場させていただいています。

http://www.fussa45.net/radio/index.html

あー、ありました、ありました、「地を這うさんま」。そんなことを口走ったことを覚えていますよ。
文面では、「空飛ぶくじら」のアンサー・ソング、「地を這うさんま」という傑作が誕生したと書かれていますが、タイトルと構想だけで、そんな曲は現実にはいまだ存在しません。
なのに大瀧さんがこういうふうに誕生したと言い切られてるということは、暗に「誕生させちゃってよ」というメッセージを送られているということなのでしょうか...。





今さらそんなことをお願いされても、よしなよの牛丼なんですが、むむ、むむ、
なんとなくほぼ40年ぶりに、じんわりとくすぐられているパロディー心 ... 。
ユースケ・サンタマリアのプロデュースのときに、直々にOKをいただいたのに、未完のままになっている「冬のラビオリ」とともに、ここはひとつ考えてみてもと、そんな気分になっています。

それでは昨日に続いて、コメントをくださった方へのお返事です。






■ 和野麻呂さんへ

浪花のビート芸能人としてはウケることはこのうえない喜びです。
思いついたら気にせずどんどんコメントしてきてくださいね。


シュシュッツ♪シュシュッツ♪ ...。これはシュガー・ベイブのインスト、「シュガー」ですよね?



ただの「シュガータウン」に「恋の町」をくっつけた人に拍手。邦題にも創作の魂あり。









■ 手賀沼靴磨男さんへ

「七」で広がり、「五」でまとまるって感じですかね。七五調の話がこんなに盛り上がるとは ... 。
僕の曲には七五調の曲がないので、今度意識的に作ってみようかと思っています。
はたしてどんな曲ができますやら。今までになかった、僕には新しい切り口です。

ここにきてにわかに大瀧さんの話題が多くなっているのは何かの予兆でしょうか?
大滝さんの「いかすぜ!この恋」の文字数が7~8文字が多いとのこと、
エルヴィスの曲名で7~8文字のタイトルの曲が200曲近くあるというのも、興味深いお話ですね。
「七」にはなにかパワーが秘められているのでしょうか?
ますます七五調の曲にトライです。








■ 耕筰さんへ

「ボールカウントの七五調から五七調への変化にみるポップスの七五調文化」
にチャンネルが合ったようですね。コメントありがとうございます。

いつもいつも、そういうことを考えているわけではないけれど、音楽の色眼鏡を通して世の中を見ているので、またきっと面白いことに気づくと思います。そのときはまたこういう仮説とか、論文ぽいのを書いてみます。お楽しみに。
さすがに大瀧師匠の「分母分子論」にはかないっこありませんが。
過去の「サンデー銀次」だと、まだ画像とかを使えなかった「週間銀次」アーカイブに、そのタイプが多いので、さかのぼって閲覧してみてください。










■ 付和雷蔵さんへ

やっとわかっていただけましたか。そうです、「スマンの涙」は、オックスの「スワンの涙」からです。





特にこのグループや曲に思い入れがあったからというわけでもなく、たまたま出てきたフレーズなのです。

あれはBS-NHKの「BSロック大全集」という、2時間だったか3時間だったかの音楽スペシャル番組に、うじきつよし君、田中律子さんと共にレギュラーで出演させていただいていたときのことでした。
メインはうじきくんで、律子さんがその良きアシスタント。そして僕はロック博士と言う役割分担でした。

グループ・サウンド特集の回でした。どんな流れで出てきたのかは記憶にありませんが、あるコーナーの頭でうじき君からふられた話題を受けて、「それって、麻雀をしてて、すでに3牌きれてるのにカンスーワンでリーチをかけて、一発でツモってきたときに、悪いねツモっちゃって♪スマンのな~み~だ、なんて歌っちゃたりして」とアドリブが出たのがハジメでした。もちろんうじき君には「何いってんですか、博士 ...。」とあきれ顔でつっこまれましたが ... 。

その番組でのセッションがYouTubeで上がっています。そろそろ季節な曲を、すごいメンツでカバーしています。残念ながら埋め込み無効、こちらで見れます。ぜひ。

http://www.youtube.com/watch?v=wcn_1SVg7Ig


銀次語としては、「いやが王でも長島でも」と並んで頻繁に出てくる語彙です。
僕にとってこれはもう慣用句なのです。
昔はこういう慣用句はよくありました。「成せば成る ナセルはアラブの大統領」とかね。

「サンデー銀次」、6月6日号 「キースの自伝がおもしろくて」の最後あたりに出てきた、「ちょい待ち草のやるせなさ」は大瀧師匠の十八番。僭越ながら無断で使わせていただきました。






■ ビーンボールさんへ


思いのほか盛り上がっている「アフターマス」話。みなさんが積極的にコメント参加してくださるのがうれしいですね。
「アウト・オブ・タイム」も名曲。若き日のジャガー&リチャードのアメリカン・ポップス愛を感じます。
彼ら自身のシングルはカットされなくて、クリス・ファーローがヒットさせました。いい曲だけどストーンズのアーティスト・イメージにはしたくなかったんでしょうね。







確かにおっしゃるとおり、「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」のベースは、チャック・ベリーの「アイム・トーキング・アバウト・ユー」そのままといっても過言でも華厳の滝でもありませんね。







そういえば、今年のプロ野球は使用ボールも統一球に変わりました。それがどうも跳ばないボールらしく、昨年のホームラン王だったラミちゃんがズタボロー・フェアになってるようです。
ラミちゃんはヤクルトのときから大好きでした。アンチ巨人の僕としては巨人に行ってほしくなかったけれど、関係なく今でも好きな選手なので、なんとか抜け出してほしいものです。





みんなを喜ばそうせようとする、ラテンな気持ちがもやもやを忘れさせてくれます。



「ヨロコンデ」と叫んでいます。ラミチャンペは昔のヴァージョンです。








■ ぶっちゃさんへ

七五調から五七調という謎がとけてスッキリなさいましたか?
そうなんです。「ツーボール・ワンストライク」では、なんかおさまりが悪いのです。
ぶっちゃさんの予想では、来年は公式球もストライクボールのコールも元に戻ってるのではと。
なきしもあらずですね。
あっ、そうだ。村主さんから頼まれていた譜面まだ送ってませんでした。急ぎで送ります。
スマンの涙だとお伝えください。








■ ジェフ・松本・クラプトンさんへ


たとえ2年という短い間でも、子供のときの友人のことはずっと忘れられられないものです。
でもそんな昔の友達となると、もはや手がかりがなければ、どこから探していいものやらもわかりません。
でもインターネットをうまく使えば見つかるかもしれませんよ。
2011年4月18日号の 「ちょっとひと休み」 に書いたように、僕自身、この震災がきっかけで鈴木智君という昔の音楽仲間と、インターネットを通して奇跡的に再会することができました。
昔には考えられなかったことです。いつか彼の住んでいるところの近くでライヴがやれたらいいなあと強く思っています。
僕が発信したメッセージに興味のある人は、uncle-jamの往復書簡ブログ、「uncle-jamのR&R Diary」の「思い出の浦霞」を読んでみてください。

http://ameblo.jp/unclejammusic/entry-10859923302.html






コメントどうもありがとうございました。





「ココナツ・ホリデー」は、もともと、ごまのはえ時代に「紙ひこうきの歌」というタイトルでやっていたカントリー・ロック調のインストでした。そのサビのメロディーを、プロデュースを引き受けてくださった大瀧さんが気に入ってくれ、大改造が計られました。やがてそれが最後に「ココナツ・ホリデー」となるわけですが、途中経過として、タイトルが 「ブーメラン」 となった時期がありました。僕はけっこういいなと思ったので、「ブーメラン」で行こうとしたところが、大瀧さんはまだ納得がいかず、「いまいちインパクトがないな、じゃ 『ブーメランとラーメン』 てのはどうだい?」と半分本気モード。結局、僕がうんと言わなかったために却下されました。
ニラレバはあってもタラレバはないわけですが、あのときまちがっても僕がいいですねと言っていたら、その先のヒストリーはいったいどんなことになっていたのでしょうか? 

これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。