いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
ついに6月18日の僕のライヴまで1週間を切りました。まだお迷いの方はぜひご決断を。
まだごらんになってない方には自分でいうのも何ですが、ぜひおすすめです。
ご来場お待ちしております。

うれしいことに大瀧詠一さんのHP「Ami-go Gara-ge」がまた10日に更新されていました。
今回はあの「びんぼう」のこぼれ話。本家も空耳の話になっていてまさに真骨頂。
楽しくて、やっぱり僕はナイアガラの血をひいているなとあらためて思ってしまいました。
いつまで続くか、この更新、おら知らねぇ... 。牛に聞いてください。

最近のみなさんのコメントがサエているのでうれしくなっています。
それではコメントをくださった方へのお返事です。




■ 神戸NO.2さんへ

ショーキチ君は実に芸幅の広いアーティストなのですが、「デトロイト・メタル・シティ」のサントラに参加してるとはまったく知りませんでした。6月18日のリハのときにでもくわしく聞いてみます。
黒沢君を通して会って話してみて驚いたのは、意外にもナイアガラの水脈を持っていることでした。
果たしてアコギだけでどんな表現を展開してくるのか今から楽しみです。
音楽的にもさることながら、ショーキチ君のMCが僕のつぼです。たぶん彼は日本一の、客にいじられ上手なミュージシャンでしょう。これって、ほめてる ... ?







キンクスの「ウォータルー・サンセット」をリクエストですね。
ようがす、旦那。ただあいにく西荻はショーキチ君がゲストなので、曲がいっぱいいっぱい。
大阪のフラットフラミンゴで歌うのでもいいでしょうか?
たぶん神戸NO.2さんは大阪の方にいらっしゃるのですよね?






■ ちんさんへ

こちらこそ初めまして。以前からペタを貼ってくださっていたのには気づいておりました。
コメントありがとうございます。
キースの自伝「ライフ」、英語版でも購入なさったということはよっぽどのキース・ファンなんですね。
「ライフ」は日本語版しか持っていませんが、僕も何かと洋書で買ってそのままになってる本が結構あります。
特に日本語に訳されることはまずないだろうと思ったものは、必ずおさえてしまいます。その中の1冊、キングスメンでおなじみの「ルイ・ルイ」のことについて書いてあるという珍しい本です。


Louie Louie: The History and Mythology of the W.../Dave Marsh

¥1,701
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World's Most Famous Rock'n'Roll Song と書いてあるわりには、日本では「Johnny B. Goode」などに比べると有名ではありません。
洋楽ポップスを聞き始めた1965年あたりに、僕はこの「ルイ・ルイ」の遺伝子をもつ多くの曲たちに出会い、すごく影響を受けました。なので個人的に「ルイ・ルイ」にまつわるストーリーに興味があったのです。

ゼムの「Gloria」、トロッグスの「Wild Thing」、キンクスの「You Really Got Me」や「All Day And All Of the Night」、マッコイズの「Hang On Sloopy」、スパイダーズの「ヘイ・ボーイ」などは、いずれも明らかに「ルイ・ルイ」を源流とするもの。チャック・ベリーやボーディドリーなどと並んで、ロックのひとつの原型だと思います。





予想通り、翻訳は待てど暮らせど出る兆しがありません。ちんさんのコメントに触発されて少しずつでも読んで行こうかなとまた思っています。

老婆心ですが、太川陽介さんとは何の関係もありませんので、あしからず。







■ もちゃえもんさんへ

「リボルバー」の中から1曲を選べというのは酷でしたね。
実は「She Said She Said」と最後までハナの差で競ったのが「And Your Bird Can Sing」でした。


さすがパブロック班長、ベスト買わずにオリジナルから入るとは...。

そうなんです。スプーンフルもビートルズと同じでアルバムに捨て曲がない。「ハムズ」にして大正解でしたよ。他のアルバムも全部ごきげんです。
銀次のお・す・す・め。
うーん、ちょっときもかったか ...。



この曲は少なからず僕たちuncle-jamの「ストロベリー・ワイン」にも影響をあたえています。


黒沢兄弟の「ハンキ―・パンキー」が「ココナッツ・グローヴ」をカバーしてたなんて初耳ですね。
uncle-jamで「ストロベリー・ワイン」を作曲しているとき、何度かスプーンフルの名前がでてきたのに、なぜかそのことは話題にでませんでした。




西荻のLIVEでイーグルスのTake It Easyをというリクエストですね?
うーん、西荻はショーキチ君がゲストなので、曲がいっぱいいっぱいなんですよね。
だけど、たってのお願いということなら、ほんの一節だけでも歌いますか ... 。
♪に~げ~た~ 女房に 未練はな~い~が~ ... 。あっ、これは一節太郎さんでした。






■ ROOさんへ

タワーレコード横浜元町店に想い出があるかたが、他にもおられたことがうれしいです。


ROOさんのコメントを拝見して、僕の体験と考え合わせると、80~90年のタワーレコード横浜元町店の店長さんや&スタッフはほんとに音楽好きなかたたちだったとことがよくわかりますね。
そういうお店がだんだんなくなっていくのはさびしいかぎりですが、もはやレコード店の存在さえあぶなくなってきています。

店先でスタッフ相手に歌ってみせて、そのCDを探してもらうなんて、お店の人がほんとに音楽好きでなかれば絶対にできない芸当です。LPコーナーや、長門君のパイドパイパーハウスや、タワーレコード横浜元町店はもはや、「週刊銀次」のArchive、2010年8月29日号「夢に出てくるレコード屋さん」になってきていますね。









■ マシスさんへ

説明が足りなくて申しわけありませんでした。僕はUK盤の「アフターマス」のつもりで話しておりました。
というのも、リアルタイムで高校生のとき、キング・レコードの洋楽レーベル、ロンドン・レコードから発売された日本盤は、UK盤と同じ内容でしたから、僕の中での「アフターマス」はこれしかありません。
それはビートルズの「ラバー・ソウル」と同じです。「I've Just Seen A Face」で始まるのは「ラバー・ソウル」ではありません。

やっぱり「黒くぬれ」は「Big Hits - High Tide and Green Grass」のUK盤ですね。
US盤の「Big Hits 」も「アフターマス」も曲数は少ないし、僕はかなり抵抗があります。




ストーンズを語るときに絶対に出てこない曲。UK盤の「Big Hits」のジャケと全員同じコスチューム。この頃のピカデリーなカッコは好きですね。







■ 桃子*みゆきさんへ

東芝イヤーズのリマスタリングCD、楽しみにしててくださいね。
杉君の「バカンスはいつも雨」といっしょに買ってきた僕の「グラストゥリーの夜」って、アナログ・シングル盤ですか?そんなのがまだ売っているのですね。レアだね。
レアで思い出しましたが、吉幾三さんが、ステーキ屋さんでお肉の焼き具合を聞かれて「よーく焼いてね」とにっこり笑って言ったそうです。このエピソードけっこう好きです。
おっと、ちょっち恥ずかしいけど、こんなものがYouTubeに上がっていました。





Ark Of Diver の頃のスティーヴ・ウインウッドを意識してたりして ... 。
この曲の詞を書いてくれたのが「うきうきWatching」を書いた小泉長一郎さん。
とても同じ人が書いた詞とは思えません。近いうちに「作詞家コネクション」、小泉さんの特集します。
お楽しみに。







■ †…MINA…†さんへ


DVD「ブライアン・ジョーンズが消えた日」はどうでした? 僕は何度か手をのばしたけれど、ついに買うには至りませんでした。 ストーリーの大筋と結末がだいたいわかっているので何となく二の足を踏みますね。
でもずっと気にはなっているので、もし今度「3本で3000円」とかのセールにのってたら買ってしまうかもしれません。





コメントどうもありがとうございました。

明日も、みなさんからのコメントへのお返事をします。

これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。