寝たー。起きたー。10時間も寝たから、すっかり元気のはずだが、どうも昨日の水上音楽堂の楽屋が寒かったのか、ちょっと風邪っぽい。でもここ10年くらいジョギングをするようになって風邪で大崩れすることはなくなった。この歳でもまだ筋肉が脂肪を燃やしつづけてるから新陳代謝がいいのだろう。
昼過ぎに起きて、一発、ハナをかんだら後は平気だ。自分でも驚くほど元気なのだ。

昨夜の上野のライヴはほんとに、その雨による冷え込みがなかったら、ほんとに最高のフェスティバルだった。
出演者のみなさん、みな個性的なアーティストばかり。こういう刺激のあるイベントにもっと参加したくなった。
しかし寒かった。交代で出てくる僕たちはいいけれど、じっと座って見ていたお客さんは大丈夫だったろうか。

はやくも見にきてくださったかたたちからコメントが届いているではありませんか。うれしーよー。
そこで、それまでにコメントいただいていたかたたちには申し訳ありませんが、今日は上野のレポと、そのライヴへのみなさんからのコメントの合併号といきたいと思いますが、いいかな?

僕の耳がおかしくなければ、「いいとも」という全国からの声が聞こえたような気がするので、今日は堂々の合併号だ。それまでにいただいていたコメントにも必ず後日お返事しますので、待っててくださいね。



■ †…MINA…† さんへ

おっしゃるとおり、雨の中でのライヴだからこそ、逆にお客さんたちの印象に残ったことと思いたいですね。
†…MINA…† さんが雨の日で思い出す曲、杉君の「バカンスはいつもレイン」で思い出すことがあります。
昔、杉君の広島FMの番組にゲストで出してもらったとき、♪雨の日はいつもレインと歌詞を変えて歌ったら、「バカんすな」とだじゃれで返されたことがあります。二人はずっとこんな感じです。






■ ROOさんへ

お天気の心配ありがとうございました。ROOさんの願いもむなしく、雨は小やみになることはあってもあがることはなかったですね。ただそれはそれでしっとりとした、いいコンサートになったのでよかったと思います。
ご心配をかけました。


■ scorpionさんへ

上野水上音楽堂まで足を運んでくださってありがとうございました。
僕たちuncle-jamをはじめて見て聞いていただけ、そして雨二モ負ケズ寒サニモ負ケズ、最後まで聞いてくださって感激です。
いままでライヴハウスでしか歌ったことがなかったuncle-jamにとっても初めての野外ライヴでした。
三崎で作った「夢のつづき」を歌っているとき、ああ、僕らってこういう大きな空間にも合うんだなあとあらためて感動しておりました。比べるのはとても恐れ多いですが、昔後楽園球場で見たサイモン&ガーファンクルのライヴを思い出しました。どなたか僕たちuncle-jamを、夏の野外イベントに呼んでいただけないものでしょうか? 

もし僕たちの世界を気にいっていただけたのでしたら、8月7日(日)に下北沢・風知空知でやる「uncle-jamのuki-uki☆music club vol.4」にもぜひお越しください。



■ しでちゃんへ

僕らがステージに出て来て会場を見たら、手をふってくれたのが見えた。ありがとう。すぐに誰だかわかったよ。
「青山君飛車角忘れ物事件」で、青山君のツイッターをのぞいていたら、しでちゃんの書き込みがあったので、懐かしいなあと思っていたら、会場にきてくれていたので、またびっくり、でもすごくうれしかったよ。
ライヴが終わって舞台の袖でお話しもできた。
まだ佐野君がブレイク前のハートランドのライヴに来てくれてた頃と何にも変ってなかった。
なぜか下北沢スズナリホールでの友部正人ライヴのことを思い出しちゃったよ。僕がグラムロックみたいにメイクしたこと、おぼえてるかな?
メトロファルスのマネージャーだった山添さんが、ウルフルズのギター・テクニシャンをやってくださったとき、よくしでちゃんの名前が出ていたけど、まさか青山君とも縁(ゆかり)のある人だとは思わなかった。
こんなに多くの人たちが住んでいる世界で、あんなに長い年月が立ったというのにこうやってまた会えると言うのは、人生の神秘を感じると言うよりも、生きてるっていいなとすなおに思えたよ。また遊びにきてください。



しでちゃんの好きなバグルスの二人がイエスにいたときの映像をサービス。I Am A Cameraの元曲です。

みなさんコメントありがとうございました。


この日の出演は、順に、嶌岡大祐君、青葉市子さん、永友聖也君、高橋徹也君、青山陽一& The BM's、そしてuncle-jamの6組。
青山君のバンドがトリだと思っていたら、なぜか僕らが最後。ブラインド・フェイスのあとのピーター&ゴードンで大丈夫だろうか? 
しらけたらどうしようかと思ったが、お客さんがしっかり盛り上げてくれた。ありがたい。

各演奏時間は約30分。いつもならオープニングは「Baby It's You」と決まっているが、他流試合なので、直球勝負、「Heroes」を1曲目に持って来た。選曲したときにはまさか当日が雨降りだと思っていなかったが、結果として寒かったので、ちょっと体を動かせる曲にしといて正解だったかも知れない。セットリストは次のとおりだ。

01) Heroes
02) Dream Again ~ ラジオからP. S. I Love You
03) 夢のつづき
04) I Will
05) ウキウキMusic
06) こぬか雨 with 青山陽一& The BM's

歌いながら客席を見ると、まだCDとか出てないのにメロディをくちずさんでいる人もいてハッピーになった。
はやくCD出したいものである。とても音楽大好きな温かいお客さんばかりで、僕たちも気持ちよく歌わせてもらった。
いつもなら「ウキウキMusic」で終わりだが、せっかくだから、青山陽一 & The BMsを呼び込んで、「こぬか雨」をいっしょに演奏した。Aメロを青・黒・銀の3人でふりわけて、サビを3人でハモった。前にアコギのみで3人で演ったときも趣があったけれど、今日はさらにソウルフルな「こぬか雨」。まるで洋楽だ。
ぼくは勝手に、この日の天気はこの曲のためにあったのだと思っている。

そしてアンコールは全員で「 DOWN TOWN」。これが楽しいアンコールに。
聞いてなかったよのシャボン玉が途中で登場。この曲の歌詞に合わせたナイスな演出だ。

僕と一緒に、♪くらいー。気持ちさえー の部分を歌ってた、青葉市子さんと高橋徹也君が、僕らにないしょで用意してあったシャボン玉を吹き出した。これがキラキラきれいで、すっかり見とれた黒沢君や青山君は、自分の歌う場所で出そびれて目を白黒させてたのがおかしかった。
それもお祭り、お祭り。ご愛嬌、ご愛嬌。 大盛り上がりでの大団円であった。

みなさん雨の中どうもお疲れさまでした。主催者のみなさん、お客さん、そして出演者のみなさん、楽しい時間をどうもありがとうございました。



この頃よくこの曲を僕も歌わせてもらうが、よく考えて見ると、バーニー・トーピンがエルトン・ジョンの曲を歌ってるようなものだねぇ ... 。


この日はいろんな出会いがあった。女性パーカッショニスト/ドラマーの結っちゃんがかけつけてくれた。彼女は杉君、渡辺シュンスケ君、クレージー・ケン・バンドの洞口君と僕が組んでいる「マイルド・ヘヴン」のドラマー。僕のワンマン・ライヴでも手伝ってもらっている。しかもBMsのドラムの中原由貴さんとは、タマコウォルズでリズム隊を組んでいる仲。uncle-jamがフル編成でライヴをやるときの、有力なドラムス候補のひとりである。


このところ久保田洋司君がライヴによく来てくれる。この日は彼が作詞を手伝っていたキャプテン・ストライダムスの永友聖也君も出るし僕たちも出るというので、雨の中わざわざたずねて来てくれた。義理にあつく人情味のあるひとなんだな。久保田君て。すずしい容貌からは想像できない。

キャプテン・ストライダムスと僕は同じ出版社に属していたことがあった。彼らがデモ音源を作ってるところにプラッと顔を出し、請われもしないのに、ギターを録音していた長友くんになんかアドヴァイスしたような記憶がある。
最近はソロ活動が多いそうだ。ひさしぶりに会ったらすっかりアーティストとしてたくましい存在になっていた。

ピアノで歌うシンガー・ソングライター、嶌岡大祐君とは初対面だが、僕が大阪は池田市の出身だと知っていた。なんと彼は能勢のほうらしい。池田からさらに一駅の川西能勢口から能勢電鉄に乗換える。昔は能勢電によくイノシシがぶつかって電車がとまったらしいとネイティヴでなければわからない会話を交わした。確か子供の頃に能勢電の途中駅に水泳場があったよねと話したら、銀次さん、それは一庫(ひとくら)でしょうと教えてくれた。さすがネイティヴ。「DOWN TOWN」でのハリキリ、ピアノ・ソロもよかった。

そういえば「DOWN TOWN」のソロ回しのとき、うっかり悪ノリし過ぎて、BM'sのオルガンの伊藤君のことを「オルガン、ジミー.スミス」と紹介してしまった。わかった人は何人いたことか ... 。
やっとBM'sのドラマー、中原由貴さんのドラムで歌うことができた。ドラムに合わせるとか考えなくても自然に演奏できて、とても気持ちがよかった。楽屋でそばでみたら、客席でみてるときよりもアスリート感のある体系で、女性とはいえさすがにドラマーなのだと感服した。
あっ、そうだそうだ、BM’sに助っ人参加の千ヶ崎君、今度どこか楽器屋とかCD屋で会った時は、気楽に声をかけてくださいね。



映画の1シーンから。すずしい顔で弾いているジミーの左足にご注目を。貧乏ゆすりではありません。


今年はどうも梅雨がしぶとく長いようだ。そんなことでもあるので、6月18日の西荻雨のTERRAでみなさんにお出しするスペシャル・ドリンクの名前を「Flowers In The Rain」にすることにしました。
♪誰にでもやすらぎさ あのカクテル というわけです。
梅雨のじめじめを吹き飛ばすさわやかなスペシャル・ドリンク、6月18日、僕のライヴと共にお楽しみください。

特別な日ですから、ふだん飲まなくなった僕もひとくちだけ味見をしたいと思っています。
もう2年も飲んでないからひとくちでも酔っぱらうかもね。