気象庁は27日、関東甲信地方の梅雨入りを発表した。まだ5月だというのに ... 。
平年より12日、去年より17日早く、1951年の統計開始以降、二番目に早いそうだ。あんなこともあって今年の春はほんとに短かった。収束しないままうっとしい季節に入るわけか。まっ、何があっても元気を出していくしかない。
「雨のステラ」や「Flowers In The Rain」など、僕の曲には雨の歌が多いが、梅雨は大嫌いなのである。
雨が嫌いというより、へばりついてくるような湿気がだめなのだ。まったく湿り気を感じさせないラヴィン・スプーンフルのこの曲のような雨ならいやじゃないかも。





この曲を聞くといつもブラッドベリの「何かが道をやってくる」の冒頭、避雷針を売る男と、二人の少年の出会いのシーンを思い出す。同じようにドノヴァンの「魔女の季節」も僕の中ではブラッドベリとどこかつながっている。






この感じだと、明日の上野水上音楽堂でのライヴは十中八九雨だろうな。初めて行く会場、ステージは濡れたりしないのかな?



『LOVERS FESTIVAL 2011』
5/28(土)上野水上音楽堂

出演:uncle-jam(伊藤銀次、黒沢秀樹)青山陽一 the BM's/高橋徹也/永友聖也(ARUYO)/
青葉市子/嶌岡大祐

開場 14:00 開演 15:00
前売 3500円
☆全席自由、整理番号順の入場となります。
(小学生以下は無料になります)

☆ローソンチケットにて発売中
0570-084-003(Lコード74175)
http://l-tike.com/


黒沢君も僕もどちらも強力な晴れ男。今までのuncle-jamのライヴで雨にみまわれたことはない。
ということは、他の出演者に雨男もしくは雨女が...。もしそうでなければ、さすがのW晴れ男も今年の梅雨入りには勝てなかったということだ。

青山陽一君とは、昨年12月24日の銀次バースデイ・ライヴ以来の共演。そのときはソロだったが、今回はオルガン・トリオ、The BMsとしての出演。
uncle-jamで出演できて、しかも大好きなThe BMsが見れる。ハッピーな一日になりそうだ。せっかくだから何かセッションしたいね。

その青山君が昨日からエライことになっていた。
昨夜25:00頃、「折り入ってお願いが」という青山君からのメールがあったのだ。

なんとライヴ・リハーサルに行く途中、エフェクターボードを電車の中に置き忘れてしまったとのことだった。電車の中でつい眠ってしまい、降りる駅のアナウンスで起きて、慌ててボードは車内においたまま降りてしまったらしい。うーん、人ごととは思えない。僕も昔はこういう目にあったことがたびたびある。なので今は絶対に網棚には持ち物を上げないことにしている。

そのエフェクターボードに入っていた2つのエフェクターが、実は青山君のギターの生命線ともいえるエフェクター。その飛車角抜きではとても28日は演奏できない。鉄道会社の遺失物係に問い合わせているが、まだ出てこないので、貸していただけないかとのお願いのメールだったのである。

実は僕も愛用しているその飛車角のエフェクター、青山君が使っていてあまりにもいい音がしているので、青山君に機種を教えてもらって購入したものだった。使ってみたら前から僕がほしかった音だったのでほんとに青山君には感謝していた。

ようがす、お安い御用ですぜ、旦那。むしろ恩返しですよ。青山先生。
青山君のお願いをこころよく引き受けて、忘れないようにギター・ケースに入れておいたが、なんとうれしいことにお昼頃、見つかったとのメールが入った。おーっ、よかった、よかった。

これで明日はフル装備の、いつもの青山君のあの音色でギターが聞ける。
ほんとにこういうの他人事とは思えないんだよね。みなさんも電車の網棚に荷物をあげてうたた寝しないように気をつけてくださいね。小坂忠さんも歌ってくれています。





雨で大変かも知れないけど、uncle-jamもがんばって歌いますので、時間のある方は、ぜひ明日、上野水上音楽堂までお越し下さいませませ。