いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
一昨日に続き、コメントをくださった方へのお返事です。

昨日はiPodFanの原稿書き。ひさびさにコステロやニック・ロウ、デイヴ・エドモンズなどこの2、3日、パブロック漬けでした。同じ音楽でも時間をおいて聞くとまた新しい発見があったりして新鮮です。かぎられたスペースでパブロックのことを表現するのはむずかしい。ついついノリ過ぎて文字数が多くなって削るのに時間がずいぶんかかってしまいました。それで「サンデー銀次」もこんな時間に。阿佐ヶ谷ロフトの「藤本ビートルズ・ナイト」にも行けずじまい。藤本さんごめんね。
ということで、今日の1曲目はコステロ&ニック・ロウで「What's So Funny 'Bout Peace Love And understanding」です。いつ聞いても名曲。どこか神々しいですね。






■ kumikoさんへ

そうです。佐野君はメンバー紹介で僕のことを「プロフェッサー伊藤銀次」と紹介していました。これは彼の好きだったブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドのキーボード奏者、ロイ・ビタンが「The Professor」と呼ばれていたことに由来しています。僕がポップスから映画、文学など多ジャンルに雑学だったので彼がそう読んでくれたのでしょう。
「彼の話す言葉の95%はとるに足らないことだけど、その残りの5 %はとても意味があるんだ」と僕のことをオーディエンスに紹介してくれていました。
石田ショーキチ君ぽく言うと、これってほめられてる .....?

ナイアガラではそのまま、伊藤「雑学」銀次と呼ばれていました。

他のメンバーは、ドラムの古田君が古田「マイティー」たかし、キーボードの阿部ちゃんこと阿部吉剛君は、「スウィート・ベイビー阿部ちゃん」でしたね。
「そして最後に、そして最後に  ... 。」のサックスはダディ柴田さん。他は全部佐野君がつけたあだ名ですが、この柴田さんの「ダディ」は僕がつけたものなんです。
佐野君やハートランドのあいだでは、柴田さんはもっぱら「おとうさん」とか「おとう」と呼ばれてましたね。懐かしい。ダディさんはお元気だろうか?




■ ジェフ・松本・クラプトンさんへ

ロバート・ジョンソンの「コンプリート・レコーディングス」を持ってるなんて素晴らしい。
それに漫画の「BECK」にロバート・ジョンソンのことが出てくるというのも素敵な話だね。ハロルド作石さんにも興味がわいてきました。
それで思い出した。まだ無名だった佐野元春の名前が最初に漫画に登場したのは、僕の記憶にまちがいなければ、鴨川つばめさんの「マカロニほうれん荘」だったと思います。
確かきんどーさんがアンジェリーナの一節を歌いながら登場して目が点になりました。ベースの小野田君とその話で大騒ぎしたことを覚えています。
uncle-jamの交友関係をみても、本秀康さん、とりみきさんなど、漫画とロックは今も昔も密接な関係にあるのかも知れませんね。それではここでロバート・ジョンソンの曲を。生まれて初めて聞いたロバート・ジョンソンの曲はこのクリームのカバーでした。これがブルースかと思うほどポップです。





アヴリル・ラヴィーンの名前が出たのでひとつ面白い話を思い出しました。2007年のこと、新宿タワー・レコードでCDを見ていたら、出たばかりのアヴリルのアルバム「The Best Damn Thing」がお店でかかっていました。その2曲目の途中でCDを見ていた僕の手が止まってしまいました。どこかで聞いたことのあるギター・リフが流れて来たからです。なんとそれはウルフルズの「ええねん」に似たギター・リフではありませんか。あわててそのCDを探してレジへ走りました。



42秒あたりから始まるギターリフがそれです。


ちなみに「ええねん」をお聞きになったことのないかたはこちらを

http://www.youtube.com/watch?v=B7mvGZzHHbY

こんなことってあるんですね。「ええねん」は2003年、アヴリルのほうは2007年だから、ウルフルズが圧倒的に先ですね。となるとアヴリルのほうに疑惑が生じるわけですが、まさかそんなことは。まったくの偶然の出来事でしょう。いや、ひょっとして? どうでしょうか? その真相はまったく闇の中です。






■ みやざきくんへ

おーっ、みやざきくん。こちらこそご無沙汰しています。
スティーヴ・ミラーで反応してくれてうれしいですね。生涯あんまりスティーヴ・ミラー
で誰かと盛り上がったことがないので夢のようです。
そのうち下北レコファンで遭遇するかもしれません。その節はよろしく。
それよりもスティーヴ・ミラーで盛り上がった勢いで、そのうち「世田谷通りブルース・バンド」でも組みましょうか。





■ KFOさんへ

びっくりしました。KFOさんがスティーヴ・ミラーの"Let Your Hair Down"をHMVに注文してたなんて。
僕もアルバム「Fly Like An Eagle」大好きです。しかもあの1曲目から3曲目への流れがやっぱり好きでした。同じ感想をもった人に初めて出会えましたよ。
最近ブルース・バンドを、それもカバー・オンリーのをやりたくてしょうがないのですが、
あまりにも自分のオリジナルの音楽性とちがいすぎるのでファンの方達にとまどいをあたえてしまうのではと躊躇しています。でもせっかくのリクエストですから、6月の大阪のライブでは、「無頼横町」でスライド・ギターを弾きまくってみようかな?

もうひとつのリクエストのロギンス&メッシーナ。「House At Pooh Corner」はむかーし、1回歌ったことがあります。「Danny's Song」か「Your Mama Don't Dance」と共に考えておきましょう。
1974年のライブ盤もいいけれど、2005年のDVD「Sittin' In Again - At The Santa Barbara Bowl」には泣けましたね。メッシーナ誰だかわかんないくらい太っちゃってたけど、ギターの音と声は健在でした。


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生まれて初めてライナーノーツを書かせていただいたのが、ロギメナの2ndでした。
あれは「ごまのはえ」での初の東京ライヴ、日仏会館で「はちみつぱい」とコンサートをやったときのことでした。終了後楽屋に当時CBSソニーの洋楽担当だった堤光生さんってかたが興奮気味に乱入してきて「キミはジェームス・バートンだ!」っていきなり言われました。そのときは「いや、僕のアイドルはメッシーナなんです。」とお答えしましたが、それを機にジェイムス・バートンを意識して聴くようになりました。
後日、堤さんから連絡があり、ロギメナのライナーノーツを書いてほしいとお願いされました。
堤さんは元ランチャーズのメンバーで、日仏会館の話を小松久さんにしたら、今小松さんが使っておられるアンプはなんと堤さんが作られたそうです。どこでどうつながっているのか不思議ですね。ランチャーズの「真冬の帰り道」、大好きな曲でした。






ロギメナはイーグルスと並んで僕の音楽の故郷です。特にジム・メッシーナのギターにはめちゃくちゃ影響されました。ジェイムス・バートンにたどりついたのも、メッシーナ経由でした。アルバム「So Fine」でメッシーナが「ヘロー・メリー・ルー」の間奏を完コピしていたのには感動したものです。


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■ 広島きのこさんへ

ファイティング80sでのハートランドの映像、ウケたみたいですね。これからもサンデー銀次を応援よろしくお願いします。
ちょっと広島は遠いですが、8月7日は夏休みをとって下北沢参戦というのはいかがでしょうか?




■ 神戸NO2さんへ

さすがに当日、打ち上げのあと、帰宅後リポする気力はさすがにないですね。
でもなんか一言でもアップしようとするところが浪花の芸人魂でしょ。




■ CHARMYさんへ  

初めての投稿ありがとうございます。
やっと「サンデー銀次」を知っていただけてうれしいです。
どうも最近道を歩いていて電信柱のかげから誰かの視線を感じていたのはそういうことだったんですね?
今年も僕はギター弾き語りでツアーをします。ぜひ見に来てくださいね。
このブログの一番上に告知されていますのでよろしくお願いします。

おっしゃるとおり僕の楽曲はバンドスタイルが一番ですが、アコギだけで演奏するとまたちがった味わいが出てきます。なるべく原曲に入っているフレーズを残そうとすると難易度の高くなる曲もありますが、今ではそれも快感になりました。中でも「サンタカタリナ島にて」のイントロは、ベースランとコードを一緒に弾くので、アコギ・ヴァージョン中、最高の難易度です。
CHARMYさんもライヴがんばってくださいね。できたら僕の曲のカバーをYouTubeに上げてくださいな。YYouTubeで僕の曲をカバーしてくれているのは今のところ、「ビート・シティー」だけなので。




■ 桃子*みゆきさんへ

はじめてましてですよね? お問い合わせありがとうございます。
uncle-jamの8月7日の風知空知の予約は6月8日(水)からです。

「uncle-jamのuki-uki☆music club vol.4」
【日時】:2011年8月7日(日)
【開場】:18:00
【開演】:19:00
【料金】
前売り予約:¥3500(+1drink)
当日:¥4000(+1drink)
【予約受付】
6月8日(水)17:00~ 
風知空知電話予約
電話:03-5433-2191(17時~26時)




コメントどうもありがとうございました。
全部お答えできずで、明日もお返事の続きを行きたいと思います
これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。