昨日はお昼から渋谷で映画「東京公園」の試写会に、黒沢君と見に行った。最近夜型になっていたので心配だったが、目覚まし時計より早く目が覚めちゃったし、場所がわからなくてそうとう道に迷ってたのに試写室には僕のほうが早く着いていた。遅れないようにとそうとう緊張していたのだと思う。

いい映画だった。僕は不勉強で原作を読んでなかったが、小路作品に通底する、人と人との心の静かな通い合いが見事に描かれていた。会話の雰囲気が主導する小路作品を映画にすることもむずかしかっただろうし、そういう意味では、三浦春馬君、榮倉奈々さん、小西真奈美さん、井川遥さんなど、各俳優のかたたちの演技も、さりげなくみえるぶんだけ、それぞれの大変さがあったのではないかと思った。もちろん小路作品が原作だから悪い人は誰もいない。言葉や表情に秘められたそれぞれの心模様がさわやかに伝わってきて、一日中しあわせな余韻が残った。

もともと公園は大好きな場所。それにしても東京にはこんなにもすてきな公園があったんだ。僕が見ててすぐわかったのは代々木公園だけだったから、他の公園も行ってみたくなった。

向島警部役の小林隆さんが、主人公の父親役で出ておられたのを見つけたときは、古畑ファンとしてはかなりうれしかった。
古畑任三郎シリーズのサブキャラクターではおなじみだった向島警部。
大リーガーのイチロー選手が本人役で出ていた、「フェアな殺人者」では、なんと向島警部とイチロー選手が兄弟だというオチャメなシチュエーションでおもしろかったな。古畑シリーズ、できたらDVD全部持っていたいくらい好きだ。





その後、黒沢君と食事後、曲作り。食事の後は眠気に支配されて、なんとかその睡魔にむち打ってがんばって、今日は新曲にトライしたが、あんまりはかどらなかった。そして今、「サンデー銀次」を書き始めたが、頭は3/4眠っている。強力にネムイ。白戸三平、ネムイ伝である。
明日も曲作りがあるから、今夜はきっぱり休むことにする。それではsee you maybe tomorrow。