いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
昨日に続いて、コメントをくださった方へのお返事です。

ステージでパンを食べたことを報告したら、妙にウケがよかったようです。
そういえば、前回の風知空知「uncle-jamのuki-uki☆music club vol.2」でお客さんからいただいたお題はなんと「パン」でしたね。なんたる因縁なんだ。
昨日黒沢君と今後のスケジュール確認と積もる話をしてきました。月曜日からその「パン」の曲の完成を目指しますが、どうも僕はパンづいているようです。なにしろプロデュースしていたバンドの名前も「 PAN」でしたからね。
PANについては昨年12月26日号 「寒い国から来た銀次」、そして 今年3月26日号 「三崎口へ」で紹介しているのでそちらを。
今日の1曲目は、「パン」の話題にちなんで、ブレッドの「Make It WIth You」です。





いい曲でしょ。この曲以外にもソフトロックの名曲がいっぱい。彼らのベスト・アルバムに今日は太鼓パンを押しておきます。お薦めです。


Anthology/Bread

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ブレッドの中心人物、デヴィッド・ゲイツは遅咲きのスターでした。ブレッドの「Make it With You」が全米NO.1に輝いたときはすでに30歳前。1959年に10代でソロ・デビューするも売れず、その後は作曲家やスタジオミュージシャンとして活動していましたが、ブレッドの成功で表舞台に出ることができました。
ソロになってからの、映画の主題歌「Goodbye Girl」はおなじみです。

彼が20代早々、作家として提供したマーメイズの1963年のヒット、"Popsicle And Icicles"を聞いてください。どことなく「風立ちぬ」な雰囲気。ナイアガラーにはたまりません。






■ †…MINA…† さんへ


ステージ上でパンを食べた僕も僕ですが、それを許してくださった京都Sole Cafe の観客のみなさんの寛容さには脱帽です。この噂が広まって、オープニングでパンやおにぎりや、焼き肉やすき焼き、そして流しそーめんとかを食べるミュージシャンが続々出て来たらどうしよう ... 。あるわけないですが。

そいういえば、1983年の「Stardust Symphony」のツアー、オープニングで緞帳が開いた時、
頭にインデアンの羽飾り、腰にはトマホークをぶらさげて、檻の中から、「ハートブレイク片手にダンスに夢中」を歌ったことを思い出しました。 とにかくみんなを驚かせるのが昔から大好きでしたから。




■ もちゃえもんさんへ

感動しても泣けてきて、面白すぎても涙が出てくる。もちゃえもんさんは感受性が豊かなんですね。

不思議なことにお腹はだんだんではなく突然減るのです。
いつもジョギングの前にしっかり食べてから走り出すと、なんとか10kmあたりまでは全然平気なのに、ちょうど12kmあたりにさしかかったところで、何の予告もなくいきなり胃袋がからになったような感じになります。「うーっ、腹ー・へっ・たーー。」って感じ。
こういうのって僕だけの感覚なのでしょうか?




■ むーらんさんへ

「ストリッパー」が世に出たとき、まだむーらんさんは子供だったんですね。
あの頃はラジオから曲が流れて来ただけで、僕がアレンジをしたとわかるように、ドラムのフィルインから始めるように意識していました。アン・ルイスさんの「ラ・セゾン」もそうでしょう?
その頃はまだ歌謡曲の時代で、どこまでロックなフィールを出せるかに命をかけていましたね。
おかげで、1981年末の第23回日本レコード大賞・編曲賞にノミネートされて、帝国劇場に招待されたときは、何かのまちがいではないかと思ったけれど、正直うれしかったです。
結局その年は、寺尾聰さんの「ルビーの指環」が、日本レコード大賞、作曲賞、作詩賞 、編曲賞を独占。
あいにく賞はいただけませんでしたが、帝国劇場で、エキゾティックスのユカリが叩く、スネアの連打で「ストリッパー」が始まったときは、おもわず背筋がぞくぞくしました。あんな冒険をさせてもらって、さらにノミネートなんて名誉な経験ができたのも、すべて沢田研二さんのおかげです。





同じ年のベスト・アルバム賞は大瀧さんのロンバケでした。きっとエポックな年だったのでしょうね。


「ラジオからP. S. I Love You」よかったでしょ? 
がんばって、もう一花咲かせよーぜ、黒沢君。




■ ぶっちゃさんへ

いやいや、ブライアン・セッツァー、ランニングとジャージ姿に加えてタトゥーですから、パンを食べる弱っちい人ではちょっと勝てそうもありません。

京都ライヴの当日、ぶっちゃさんはお客さんでいらっしゃってたんですもんね。
ロックの歴史には残りそうもないけれど、かなり笑える出来事の目撃者のおひとりというわけですね。

そうですね。今度の芦屋レフトアローンでは、ぜひジョージ・ハリソンの「すてきなダンス」とか「Devil In Her Heart」とか歌ってみたいですね。
口の開け方からリバプールなまりの発音まで、かなり年期が入ってますから。
村主さんにちょっと言っといてくださいな。
それではチキンジョージで会いましょう。忙しくないようだったら、小林君たちも誘って来てくださいね








■ ももんがさんへ

最後にノドがいかれちゃったとはいえ、佐野さんの「Back To The Street」から「Visitors」までアルバム4枚分も歌えたとは強靭なノドの持ち主。ロッカーですね。僕のアルバムだったら「BABY BLUE」から「山羊座の魂」ぐらいまでは平気のへいちゃんではないでしょうか。
佐野君はシャウターだから、喉への負担が大きい歌い方、こないだの大阪城では声が復活していましたが、今後も喉をいたわりつつ、未来永劫吠え続けてほしいと思います。





■ OCEAN CHILDさんへ

「パン食うロッカー!」、最高ですね。山田君、座布団5枚持っといで ... 。
杉君並みのキレがあります。歌うのはやっぱ、♪ハナカミー・イン・ザ・U. K.ですかね。

某コレバンドの新譜のタイトルが「英雄と怪物」。某かとくんらしいタイトルですね。きっとブラックで辛辣ながら、愛とユーモアでいっぱいの曲なのでしょう。期待しています。



いいねー。


音源も出てないのに、曲を覚えちゃったわけですね。

昨日も黒沢君と、今年は音源出して行こうと話しました。楽しみに待っててください。


コメントどうもありがとうございました。
これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。