いま新幹線の中だ。新横浜から横浜を経由して三崎口へ向かう。たぶん三崎港に着くのは17:00前だろう。
昨日uncle-jamの曲を個人練習していたら、ウズウズしてきた。そのことを黒沢君にメールしたら、彼もウズウズしているようだ。

昨夜、PANのヴォーカルのアキラから電話がかかってきた。
PANとは、「サンデー銀次」2010年12月26日の「寒い国から来た銀次」で紹介した、大阪は吹田出身のポップ・パンク・グループだ。
震災直後にライヴをしたことで、ファンの間でも賛否両論あり、そのことで思い悩んでいた。

むずかしい問題た。東京ドームで演るならいざ知らず、どちらが正解か誰にも決められないだろう。
物質面で考えるとダメだし、精神面で考えればやるべきだろうし。
ただそのことで、みんなが言い争いを起こすことだけは絶対に避けたいものだ。なぜなら、みんな共通して、この震災や、それに纏わることに心を痛め、何とかしなければと思う気持ちは同じだからだ。
ちょっとでもライヴを演る「後ろめたさ」があるなら演らないほうがいいのでは、としか答えられなかった。

しばらく大阪にいたせいか、僕の中で、関西弁が復活している。昨日、久しぶりに出てきた総理の会見に、思わず「なんでやねん」とつっこみを入れてしまった。
まだこの期に及んで、支持率アップなどという視野の狭い世界にいないでくれよ。
抽象的な慰めや励ましだけではなく、「作戦」とはっきり呼べるような、具体的な方策をしっかり示してほしい。
あなたたちは、そのために国民から選ばれているのだから。それは野党も同じである。
原発の事故処理に身を呈して取り組んでいるかた達を見て、地位や名誉をかなぐり捨てることができないのだとしたら、あなた達は、単なる議論好きの集団といわれてもしょうがないのではないかと思う。
全身全霊でチカラを発揮してくれなければ、救えないほどの未曾有の災害だと早く認知してほしい。
党利党略などもってのほかだ。

もう名古屋を過ぎ、いま掛川を過ぎた。まもなく新横浜。まだまだ杞憂はあれど、気持ちはもう「ニュー・ミサキ・パラダイス」だ。