いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
コメントをくださった方へのお返事です。
さかなくんが、久米宏さんの「ラジオなんですけど」に出演して、「ありがとうギョざいました。」と挨拶していました。どこか親しみを感じてしまうさかなくんですが、彼がびっくりするときは、まちがいなくギョギョっと驚くのでしょうね。それともウォっでしょうか?
そんなことを言っているうちに、今日はいよいよ佐野元春大阪城ホール・ライヴです。口がさけても内容は言えませんが、すごいイベントになることはまちがいないです。今から僕もすでに興奮しています。

うれしいことに、作詞家コネクションが思いのほかすごい反響で、みなさんからのコメントが次々と
寄せられています。ほんとにありがたいことですが、このまま増え続けていくと、すべてのお便りにお返事をしているだけで、「サンデー銀次」が終わってしまいそうです。とりあえずまだ一つ一つにお答えできるうちはお答えしたいとがんばってみます。


■ 苦楽健人さんへ

おっしゃるとおり、「パパラプドゥ・ピピラプドゥ」はコンサートのクロージングに使っていました。
アルバム「STARDUST SYMPHONY」を映画だとすると、本編が「ビューティフル・ナイト」で終わったあとに、キャストやスタッフの名前が出てくるエンドロールのような気持ちで作った曲だったからです。
このアルバムのレコ発コンサートでクロージングに使ったのはそういうわけからです。
「パパラプドゥ・ピピラプドゥ」の余韻を感じながら、家路についていただけたらという気持ちからでした。

僕も国道134号線を走ったことがあります。藤沢のスタジオでウルフルズのレコーディングをしたときのことです。レコーディングはいつもお昼過ぎからなので、朝早く起きて大庭というところにあるスタジオからひたすら引地川を南下し鵠沼海岸に出て、134号を江ノ島入り口まで走って,またスタジオに戻るのが日課でした。海岸線を走るのがどこを走るよりも気持ちがいいことだということを知りました。

ある日、今日はちょっと遠出してみようと、江ノ島入り口からさらに東へ、腰越、七里ケ浜、稲村ケ崎を過ぎ、由比ケ浜まで走ってしまいました。小動(こゆるぎ)を過ぎたあたりから江の電が134号線と並んで走り始め、鎌倉高校前という駅が現れ、それが小さくかわいい駅だったのを、苦楽健人さんのコメントで思い出し懐かしいです。たしかに景色は「あの娘のビッグ・ウェンズデー」がぴったりな感じでしたね。





また機会があったら、あの海岸線を走ってみたいです。



■ ジェフ・松本・クラプトン さんへ

なるほどCHEMISTRYよりもKinKiKidsの曲のほうが結構難しいということですね。僕はカラオケでは、洋楽か自分の曲しか歌ったことがないので、そのあたりわかりませんが、きっとその感じでは、試しに歌ってみたことがおありなのかもしれませんね。おや、ひょっとしてuncle-jamもデュットものに入るということなのでしょうか?
HIP-HOPにかぎらずどんな音楽もそうですが、最初に海外から取り入れたパイオニア達の創意工夫はすごいですね。それが二代目三代目と世代が進むほど、角がとれて聞きやすくなるけれど面白みが減ってくるような気がします。



「よくなくなくない」と「マジ泣けたっスー」が大好きだったなー。


くれぐれも康さんの歌詞がお好きなお母さんによろしくお伝えください。




■ Steve土田君へ

そうか。「ガイジン歌謡選手権」、カバーじゃだめなんだっけ?ウィーザー好きのSteveがそういうのならしょうがないね。
ニュー・オーダーの日本語の曲とはひょっとしてこれのことかい?





かっこいいじゃない!僕はこれ好きだな。どこか佐野元春っぽくもあるよね。
Steveがトロフィーをあげたいというのはシカゴの「ロウダウン」っていうことだけど、これもなかなかじゃない?





シカゴやるよね。日本語歌ってもシカゴしてる、いやシカトしてるよね。

2008年の国立代々木競技場第一体育館でのウィーザーのライヴに行った時、クオモが日本語連発していたよ。
「クマモトニイテキマシタ」とか「オンセンニハイテキマシタ、サイコデシタ」とかね。おまけにそのときお気に入りだったようで、♪ポーニョポーニョポニョポニョを歌いまくっていたのには、うれしかったけどちょっとひいたかも ... 。

不勉強にも、ブルーノ・マーズはノーチェックだったね。





この曲を聞いただけだと歌のうまいジェイソン・ムラーツって感じなんだけど、君が傑作だというのなら
、佐野君の大阪城やuncle-jamの京都ライヴが終わったら、アルバムをチェックしてみるよ。教えてくれてどうもありがとう。


■ †…MINA…† さんへ

「サタデイナイト・クラッビング」を聞いていてくださったんですね。ありがとうございます。
札幌からの放送なのに全国からお便りが来ていた、自称全国ネット放送でした。

僕も佐野君も杉君も大瀧さんもみんなアルバムよりもシングル盤で育ってきたので、アルバムを作ってもどの曲もシングルっぽくなってしまうのではないかと思います。
たしか「BABY BLUE」が出来上がったとき、どの曲をシングル・カットするのかで、ポリスターのスタッフの間で意見が分かれて大変だったようです。結局「雨のステラ」に決まったのですが、どの曲もシングルっぽいということでもめたみたいで、僕にとってはそれは勲章みたいなものですね。



■ vw-vetさんへ

高護さんの「歌謡曲~時代を彩った歌たち」を推薦していただきありがとうございます。ぜひゲットして読みたいと思います。


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高護さんといえば、廃盤になった数々の日本語ロックの名盤の復刻に貢献されてきた方。ココナツバンクのライヴが聞ける「ショーボートライヴ 素晴らしき船出」を復刻してくださったのも高さんです。昔FMナイトストリートにゲストに来ていただいたこともあります。銀次がけっして足を向けて寝れない人のお一人です。

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作詞家コネクション、G. S. I Love You秘話が終わったら、バブルガムブラザーズなど他のアーティストのプロデュース話もしてみようと思ってますが、さーて、この調子だといったいいつになるのやら...。

そういえば、佐野君のビジターズ・ツアー・スペシャルで、僕とバブルガム・ブラザースがゲストで参加したことがあったけれど、なんとその映像が上がっていました。
残念ながら「リクエストによる埋め込み無効」となっているのでここにはのせられませんでした。
佐野元春作詞・作曲、銀次の編曲による、ソウル・スピリット・パートII のサイコーにおもしろいライヴ映像を、下記にアクセスして楽しんでください。

http://www.youtube.com/watch?v=ESuMWex4KnQ



■ バサロ泳法さんへ

ちゃんとキャッチしてくださってありがとう。これからも安心して直球、変化球、なんでもありで発信していきますので、よろしくお願いします。


前乗りで来て、いま大阪のホテルで「サンデー銀次」を書いています。まだまだコメントのお返事はすんでいませんが今日は大阪城ホール。このくらいにして休もうと思います。続きは明日の夜にでも。
僕はお酒を飲まないので、明日の打ち上げの後でも執筆はバッチリOKです。
お返事しきれなかったかたたち、申し訳ありませんが明日の夜以降までお待ち下さいな。

コメントどうもありがとうございました。
これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。