いつもいつも「サンデー銀次」を読んでくださってありがとうございます。
コメントをくださった方へのお返事です。売野雅勇さんとの曲作りのお話が反響を呼んで、みなさんからのコメントが殺到しています。思ってもみなかったので、うれしい悲鳴をあげているところです。次の作詞家のかたとのお話をする前に、きちんとお返事をしておきましょう。

今日のBGMはマイルス・デイヴィスの「Stella By Starlight」です。
僕の「雨のステラ」や、柳ジョージさんの「青い瞳のステラ」、南佳孝さんの「涙のステラ」など、「ステラ」とつく曲が多いのは、スタンダード・ナンバーの人気曲、「Stella By Starlight」の邦題、「星影のステラ」の影響だと思います。
この邦題をつけた人はなかなかのセンスの持ち主ですね。オリジナルは、あの「エデンの東」などの作曲家、ヴィクター・ヤングが映画「The Uninvited」のために書いた曲です。





■ 神戸No.2さんへ

神戸No.2さんのリクエストに答えて軽い気持ちで始めたら、おもしろいことになってきました。
僕が言葉とメロの関係にこだわるのは、歌詞カードなしで聞いても伝わるように作りたいからです。
詞とメロがいっしょになったときに初めて起きる化学反応。それが、メロと一緒に飛び込んでくるキラキラな破片による妄想の源です。うん?.... あっ、しまった。♪優しいだけじゃ「恋」はつなぎとめられないでした。スマンの涙byオックスです。



■ マシスさんへ

「トワイライト・シンフォニー」は弾き語りライヴでも、すでに定番で欠かせない曲になっています。
アコギの弾き語りCD「I Stand Alone vol.3」に収められているのでぜひ聴いてみてくださいね。


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GINJI ITO 「I STAND ALONE Vol.3」

m1 トワイライト・シンフォニー
m2 恋のリーズン
m3 彼女のミステイク
m4 ビート・シティー
m5 愛をあきらめないで


稲垣潤一さんの「P.S.抱きしめたい」の詞をさっそくチェックしました。いいですね。売野さんらしい詞です。「夜明けの引き潮さ 紫の砂浜」っていう思い切りのよさに、コピーライターとしての
「心象風景の切り取り」の巧さを感じますね。おしゃれだけどけっこう粘着性のあるところが売野さんの詞の特徴でしょう。



■ †…MINA…† さんへ

もうDVDは予約していただけたでしょうか?
ランニングは体にいいという思い込みがあるようですが、マラソンの野口みずきさんの例のように体への負荷は相当なものです。なるべく負荷を少なくすることが、市民ランナーとして運動をつづけるために一番大切なことなのです。
なんかスポーツのコーチみたいな発言になってすみません。ついアツクなってしまいました。




■ ジェフ・松本・クラプトンさんへ

下田逸郎さんの曲がお好きだったとはちょっと意外でした。 でもそれは、ジェフ・松本・クラプトンさんが
いつも心でちゃんと音楽を受けとめている証で、なんだかうれしくなりましたね。
下田さんの「ひとひら」というアルバムを聴いたことがおありでしょうか?
名盤です。特におすすめの曲は「遠い朝」。今は亡き大村憲司さんのエレアコがさらに聴かせます。
リアルなのにロマンチック。本当の大人の歌です。僕は何度聴いても泣いてしまいます。


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■ Steve土田君へ

「全日本ガイジン歌謡選手権」すごかったでしょ?
全然あつかましいとは思わなかったけれど、君がよくしゃべってたのはまちがいないです。ハイ。
Steve&Ginji。けっこういいコンビだったのではないでしょうか?
すごいね、ミッキー・ジャップのあのアルバムを持ってるの?そういえば僕よりもSteveのほうがパブロック好きだったかも。
だってニック・ロウとライ・クーダーがいっしょにやってたリトル・ヴィレッジを教えてくれたのもSteveだったもんね。
本来ならば、「よい子のパブロッカー認定書」のところだけど、業界人だからあげられませんので。
そんでもって、uncle-jamへのリクエストが復活エバリーの「On the Wings of a Nightingale」とくれば、ますますVC(ブイシー、渋いの業界用語。)だもんね。ちょっと黒沢君と相談して見ますよ。






■ jjblueさんへ

こちらこそはじめまして。DVDの予約ありがとうございました
きっと満足していただける内容だと思っています。
DVD見終わったらぜひ感想を送ってくださいね。
機会があったらライヴでお会いしましょう。



■ KFOさんへ

Box-Setの自主出版ですか、なかなかに大変なことかもしれませんね。
もしCDをお持ちでなければ僕の持っているCDからCDRに焼いてプレゼントしてもいいのですが、
それはちょっと業界にいるものとしては許されないこと。「違法銀次」になってしまいます。
申し訳ありませんが、なんとかアマゾンとかで見つけていただければ幸いです。




■ 苦楽健人さんへ

「おこんにちは」というご挨拶にトニー谷を感じて笑ってしまいました。
「ブルース講座~これを聴け!」いいですね。いいですが、まかりまちがえると、ブルース好きな方にしか楽しめなくなってしまうかもしれません。特に講座というのではなく、話しの自然な流れの中で
とりあげられそうならふれて行きましょう。
アル・クーパーが1969年「Kooper Session」で世界に紹介したブルース・ギタリストのシャギー・オーティスは、その時まだ16歳でした。僕より3つも年下でしたが、彼のプレイには影響を受けましたね。これはブルースではない曲ですが、3分47秒あたりから始まるギター・ソロは涙ものです。





苦楽健人さんの遠い記憶に、三崎と「真冬のコパトーン」が結びついていたなんて、不思議な感じがします。その三崎に僕がしょっちゅうレコーディングに出かけているんですから ... 。
おまけに三崎でuncel-jamがライヴをやる方向で動き始めましたよ。



■ ももんがさんへ

m(_ _ )m、←こんなにしてお願いされちゃったらしょうがない。
一連の作詞家の方達とのお話が終わったら、ももんがさんの大好きなアルバム、ジュリーの 「G.S. I LOVE YOU」について、ちょいと物語ってみることにしましょうかね。




■ ビーンボールさんへ

「BABY BLUE」は僕のアルバムの中でもとりわけ人気のアルバムです。ソニーでリマスターして再発したときも、すぐに売り切れたそうです。まさかこのアルバムを聴いて大人の世界に憧れていた少年がいたとは驚きました。「シトロエン」は売野さんが大学生のときにのっていた車だったと記憶しています。子供の頃よく耳にした「アストリンゼン」という言葉に、僕と同世代を感じました。彼は1951年生まれですが、2月なので僕とまったく同学年なのです。おや、偶然にも2月22日がお誕生日でした。売野さん、お誕生日おめでとう。






■ salon a sundaysさんへ

「Shade Of Summer」そして「真冬のコパトーン」にまつわるお話を、よく聴いてくださった方達にお話しでき、しかもまたもっと曲を身近に感じてもらえて、とてもうれしいです。
年をとったからといって胸が熱くなっていけないはずがありません。これからも胸を熱くして、いつまでも心をときめかせて行きましょう。



■ ROOさんへ

こちらこそはじめまして!ご愛読ありがとうございます。
80年代、次から次へ新譜出していた頃、僕はもう30代でした。まさかROOさんたちのようなティーンエイジャーが、僕のアルバムを買って楽しんでくれていたなんて夢のようです。僕がティーンエイジャーだったときにお小遣いをためて、生まれて初めてのアルバム「BEATLES FOR SALE」を買った時のことを思い出しました。




■ Tammy♪ さんへ

なぜかブログの更新が続いています。みなさんからの反応がいいので、ノリやすい僕は「ブログしだしたら止まらナイト」になっているのです。いつまで続くかわかりませんが、がんばります。

「ライブ行きたい病」なんですね。力不足で近くでライヴがやれなくて申し訳ないです。
3月8日の京都、5月8日の下北沢でのUncle-jamのライブに参加していただければなと思います。もし、いらっしゃれない場合は、とりあえず熱さましにDVD注射は特効薬かも。
DVDの銀ちゃんでとりあえずつないでください。そのうちに、今年の僕のワンマン・ライヴのスケジュールを発表しますので ... 。




コメントどうもありがとうございました。
これからも「サンデー銀次」よろしくご愛読お願いします。