知的障がい者の方たちとの陶芸教室

一昨日の水曜日は、月に２回行っている知的障がい者の方たちとの陶芸教室の日でした。

40年振りとも言われた大寒波が行き過ぎたばかりでしたが、皆さん風邪もひかずに全員参加されました。




これ、何だかわかりますか？
カブトガニです。
何となくそれっぽいでしょ？
これを作られた方が前回作らはったのが…



これ。
ザリガニです。

最近水棲生物の図鑑をもらったそうで、ここ数回はその図鑑に載っているものの中から作りたいものをピックアップしているようです。
少し前には、ウサギの背中に羽が生えた『ウサギコウモリ』ってのが気に入っていたようですが、現実の世界に戻って来てくれたようです。




他の方が作らはった『ブタ』
『今日はブタ作るわ』
『先生のことを見てそんなん言うてるんちゃうやろなー！』って言うたら、えらい受けてはりました。(^〇^)




マグカップです。
この方は『コーヒー茶碗』って言わはります。
この方は、マグカップを作ることが多いです。
まわりの職員の方に頼まれた。とか、バザーで売んねん。ってことです。
頼まれたって話すとき、やはり嬉しそうにしてはります。
自分が作った作品を待っててくれる人がいるって、ほんまに嬉しいことですもんね。
とてもいいことやと思います。














あとの方たちは、何度かに渡って作り続けている作品です。
まだこれから続けて作るので、どれももう少しずつ大きな作品になります。


こちらの陶芸教室も、もう10年位になるんでしょうか。
少しずつメンバーが入れ替わりつつやっています。
売れるものを作る、とか。
技術を…などということではなく、あくまでもレクリエーション、楽しみとしての時間を過ごすことを目的としています。
自由に好きなものを作っていただく。
そのためのお手伝いをしているっていう感じでしょうか。

いつもこちらが楽しみにさせていただいています。