桜の花もほころび始め、春の温かさを感じられる季節となってきました。
今年看護学校、看護大学を卒業し4月から看護師として働く皆さんも不安と希望で胸がいっぱいのことでしょう。皆さんの国家試験合格を心より願っております。
かく言う私は21歳で看護師免許を取得し、早15年が経とうとしています。15年前の私は右も左もわからないまま現在の職場に就職しました。国家試験で必死こいて勉強はしたものの、いざ働いてみると覚えないといけない疾患のことや薬のことが沢山あり、自信喪失したりしていました。また、病に苦しむ患者さんに看護師として接することができるのかという思いで不安いっぱいでした。
そんなスタートを切った私ですが、あれよあれよと時は過ぎ、15年経った今でも元気に看護師として働いています。4月から新人看護師として働く皆さんへ、そんな私から偉そうにアドバイスをさせていただきます。
まずは、元気に働くことです。患者さんを移乗したり、中腰になって体位を保持したりと、看護師は体力も必要です。栄養をしっかり摂り、よく休む。自分の体調をしっかり整えないことには良いパフォーマンスは発揮できないですからね。それぞれの個性があるので明るく元気よくとは言いませんが、挨拶をしましょう。私が看護学生の頃は廊下ですれ違った人(職員、患者、外部業者)には全員に挨拶をしなさいと教育されました。そのおかげか、すれ違う人には挨拶をする習慣ができましたし、人見知り(愛想がない?)で下を向いて歩いている人にもすれ違いざまに挨拶をする習慣は今でも継続しています。こちらから挨拶すると顔を覚えてもらえるし、なにより声をかけてもらいやすいです。声がかかるということは色んな経験ができるチャンスをもらえるということです。
“たかが挨拶、されど挨拶”
意識してみてください。
あとは、常に学び、考える姿勢を忘れずに日々働いてください。“学ぶ”ということは本やインターネットからの情報を得て学習するということもそうですが、先輩看護師から学んだり、他職種から学んだり、時には患者さんから学ばせてもらうこともあると思います。わからなかったことや、経験したことはしっかり噛み砕き、吸収し、自分の糧となるように成長していってください。「先輩はなぜあの行動をしたのだろう?なぜあの発言をしたのだろう?」と常に考えながら見たり聞いたりして、自分なりの答えを見つけ出してください。
常に学び、考える姿勢が看護師人生をスタートさせる皆さんを成長させ、周りの同期より1歩2歩リードすることとなります。
皆さんの看護師人生のスタートがよいものとなることを願っています。