「子どもの日」の子ども役を取り合う | 最愛の夫を亡くして 白い花を手向ける日々

最愛の夫を亡くして 白い花を手向ける日々

2020年4月のことでした。歳の離れた大切な夫と、アラフィフの私。
いつまでも一緒。きっと死ぬまで、彼のことを想う。

よく、二人で子どもの日を取り合いしたものだった。

 

突然彼が言う。

「今日はオレの日だ!」

 

「私も子ども。まだ子ども。」

 

他の家庭のことは知らないが、うちは子どもがいないので、時々、子どもが二人で留守番しているような気分になることがある。

 

「もともとは男の子の日だ!」

そういわれると、仕方なく、譲る。

 

子ども役を勝ち取った方は、その日は誕生日のような日になり、もう片方は、しぶしぶ甘やかすことになる。

 

好きなだけお酒を飲んでも、あまり注意しないで見守る。

(どんな子どもやねん)

 

子ども役が二日酔いで寝ているときは、ほっといて一人で買い物にいったもんだ。

 

楽しかったな。

 

そうか、ひな祭りを取ればよかったのか、と思っても、一応大人なので、それから10か月も先のことを覚えていられないままだった。

 

まだ実感がない。

 

このままいつまでも実感がなくても、私は別にいいけどな。