あるありがちな家族と、その家族に執着する男の人の映画でした。
ショッピングモールの映像が洗練されていて綺麗。
ショッピングセンターの写真屋に勤めている、ベテラン店員のサイ。
お客にも優しく、同僚にもそれなりに慕われているような
一人暮らしの普通のおじさんが、ダークサイドに陥ってしまって
妄想と狂気にとらわれ、おかしくなってしまった、と言う感じでしょうか?
でも詮索趣味の性癖があったりで、普通のおじさんとも違うかな。
妄想の方向性は違うけど『その男は、静かな隣人』もちょっと思い出した。
幸せそうな家族写真。
一見、何のトラブルも悩みもなく、完璧な家族に見えても
他人に見えているのはほんの一面にすぎず
人にも色々な事情があるように、家族模様も色々ありますよね。もちろん
何もかもがうまく行ってる、完璧に幸せな人や家庭も沢山あるとは思いますが。
サイの思い込みぶりは怖かったけど
ヘマもするけど毎日真面目に仕事をし、一人暮らしの家ではテレビが友達。
この暮らしぶりが穏やかで静かで、淡々としていて
ちょっと不器用に生きてる普通の人間ぶりにみえた。
そういえば喫茶店の朝は、一人で来るお爺さんの常連も多く
皆自然に仲良しで、個性的で、面白かったな。
常連の誰かが1日とか、しばらく顔を見せないと、自分たち店の従業員や
他の常連の人と、すごく心配したりするの。
それで、誰々さん入院してただとか、お見舞いに行って来ただとか
情報が入って来る場合もある。入って来ない人はずっと皆その人のことを心配してる。
今でもあの人どうしたんだろうな、なんてふと気になったりすることがある。
家族もいいけど友達もいいものですよね。
★★★★☆
※星は私の好みとその時の気分による自分メモなのでかなり適当です。