巫女という職業があるんだな

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

思ってたやつと全然違った韓流のドラマ。

男女の出会いを描いたやつかなと思ったら思いっきりサイコサスペンス。

韓国の作品って恋愛ものはこれでもかっていうほど甘~い半面、サスペンスやホラーになるとちょっと観るのが辛いほど残忍になる。

まさに極端な愛憎、愛であれ憎であれやりすぎ感抜群、しかし余裕でK点越えてしまうとそれがひとつの魅力になる。

これがおれの韓国作品のイメージだ。

 

アスペルガー症候群を抱えており、コミュニケーションが苦手なキム・ソム(カン・へリム)は天才的なプログラミング能力を持っており、出会い系マッチングアプリ「サムバディ」を開発した。

それはAIによりユーザーの心理データを分析し最適な相手をマッチングさせる画期的なシステムだった。

「サムバディ」が大流行する中、アプリに関連する殺人事件が多発する。

警察はソムを容疑者とするが、ソムの親友の女性警官ギウン(キム・スヨン)は友人のミコ・モグォン(キム・ヨンジ)の力を借り独自に操作を開始する。

そんな中、ソム、ギウンはそれぞれアプリを通してユノ(キム・ヨングァン)という男と知り合う。

ユノは彼女たちの孤独を和らげる存在だったが、彼の正体は彼女たちの人生を大きく変えてしまうサイコパス殺人鬼だった

 

いやー、油断して観たわ。

出会いのきっかけはどうあれ、ロマンチックな内容かなと思ってたら(勝手に思ってた)、ドキドキが強すぎるのとエロいシーンが容赦なくぶっ込まれる。

ASDってあんまり韓国作品で題材にならない分野なんで設定は新鮮だった。

さらにギウンは半身不随で車いす生活、モグォンはレズビアン、ユノはサイコパスと一筋縄ではいかないキャラクターが集結してるのだ。

いわゆる多様性、ダイバーシティと言ってもいいかもしれん。

 

危険な予感がしながらも立ち止まることができなのが恋愛、そんな心理を巧みに操った展開に翻弄される。

ただ面白いかというとちょっと違う、なんだか目が離せないドラマなのだ。

ひとにより3話ぐらいで振り落とされる人がいるかもしれんが結構衝撃の結末なんで最後まで観ることをおススメする。

 

マッチング・アプリってどうもアングラな感じがするのはおれが古い考えしてるからだろうか…

見方を変えれば合コンと同じようなものなわけなんだけど、マッチング・アプリが題材ってわかった瞬間嫌な予感しかしなかったもんな。

主演のカン・へリムって元speedのhiroみたいでかわいい。

ソム、ギウン、モグォンが3人集まった時のあっけらかんとしたガールズトークがなんとも微笑ましい。

 

 

  鑑賞メモ:NETFLIX