神父でもポッケにお酒
※画像はお借りしているものです。
観た、『ヴァチクソ』、縮めると全く怖くない、むしろクソ映画感が漂っている。
実在した神父の悪魔祓い記、なんと悪魔祓いをする神父を演じるのは武闘派ラッセル・クロウ。
あんまり神父に見えないんですけど、今までの神父とは違った雰囲気で何とも言えないユニークなキャラでこういうのもありかなと思った。
1987年、サン・セバスチャン修道院、アモルト神父(ラッセル・クロウ)はローマ教王(フランコ・ネロ)からある少年の悪魔祓いを依頼される。
半信半疑で少年の元に向かうが、少年の様子を見て悪魔の仕業と確信する。
現地の若いトーマス神父(ダニエル・ゾバット)を相棒に本格的な悪魔の調査に乗り出す。
調査の中、二人は中世ヨーロッパのカトリック教会で異端者の摘発と処罰の裁判記録、そして修道院の地下に眠る邪悪な魂の存在にたどり着く・・・
最近なぜかエクソシストもんが来てるな。
オカルト映画に楽しさを求めるのは違っているような気もするが、まあいいんじゃないか。
ラッセル・クロウは相変わらず大型犬みたいで愛嬌があっていい。
悪魔をどつき倒してねじ伏せそうだ。
悲壮感漂う神父像とは違ってユーモラスな感じ。
ただそれは親しみやすいキャラクターである反面、エクソシストの不気味さが薄まってしまっているという側面もある。
実際、怖さはなくどちらかというとバディ・ムービーの様相だ。
悪魔祓いのスペシャリスト・アモルト神父と若いトーマス神父のコンビが最高だ。
怖くはないんでエクソシストビギナーの方はどうぞ。
スーパーナチュラルみたいにうまくシリーズしてほしい。
鑑賞メモ:Amazonプライム