無意味な毎日の繰り返しでも気づくことってあるよね
※画像はお借りしているものです。
アマプラで観たタイムループもの。
劇場でやってた時に気になってた作品なんだよ。
タイムループするやつって好きなジャンルなんだよな。
何かも失敗してやり直しているうちに素敵な結果に行きつくという比較的ハッピーエンド率が高いと思うんだよ。
だから安心して観れるジャンルだ。
ある年の11月9日、カリフォルニアの砂漠にあるリゾート地パームスプリングス、そこで妹の結婚式に介添え人として出席したサラ(クリスティン・ミリオティ)。
結婚式ではひとり疎外感を感じているサラは同じく結婚式に参加していたナイルズ(アンディ・サムバーグ)と意気投合していい雰囲気に。
いい雰囲気の二人に突然謎の老人に弓で襲撃されナイルズは肩を射抜かれてしまう。
近くの洞窟の中に逃げ込むサラは謎の光に包まれ、目が覚めると結婚式当日の朝に戻っていた。
状況が飲み込めないサラはナイルズを問いただすと、彼はすでに何十万回と今日を繰り返しているという。
ナイルズの同じ一日を繰り返すタイムループに入り込んでしまったサラ。
二人は同じ毎日を繰り返すタイムループから抜け出すことができるのか・・・?
結婚式とかの集まりで、何となく疎外感を感じるというサラの気持ちよくわかる。
そしてなんとかして抜け出したいという気持ちも。
ナイルズはあまりにも同じ一日を繰り返し過ぎてすべてに投げやり、適当にゆるゆる過ごしている。
一方、サラはいい感じになったナイルズ毎日の繰り返しが楽しかったが、次第に疲弊していく。
繰り返される毎日を諦めたナイルズに繰り返しから抜け出そうとするサラ。
サラがタイムループから抜け出そうとする手段はかなり突拍子がなかったような気がするが、これはかなり深い内容の映画だと思う。
おれ、どちらかというと変化を好まないタイプ。
だから、同じ毎日を繰り返すというのは悪くないと思う。
愛する人がそばにいればなおさらだ。
だけど肝心なことがある。
繰り返す毎日が若いままならだ。
おれだってそんなに波乱万丈な人生を歩んでいるわけじゃないけど、毎日全く変化がないかといえばそうでもない。
すこしずつ変わるからこそ、色褪せた人生も悪くないんだろう。
ストーリーは粗削りなところがあるが、数あるタイムループものの中ではかなりの良作だと思う。
これならみんなにお勧めできるやつだと思うぞ。
鑑賞メモ:Amazonプライム