一応ハッピーエンドだよな?

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

そんなこと言わずに助けてくれよ~

思わずそう思っちゃうほど孤軍奮闘。

ディズニープラスでどんな内容か知らずに何となく観たんだけど、エイリアンもの。

田舎に住む少女が突如現れたエイリアンに執拗に襲われる、一生懸命逃げる、誰も助けてくれない・・・

そして反撃!

はい、終了。

これがすべてなきわめてシンプルなやつだ。

おれはナチュラルにこういうジャンルに吸い寄せられるんだよな。

 

田舎の森の中の一軒家に一人で住むブリン(ケイトリン・デバー)。

町の人とは一切の交流はなく孤独な生活をしている。

町の人はみなブリンを嫌っており、いわば村八分状態。

勇気を出して挨拶しようとしても無視されるだけだった。

ある夜、大きな音がして目が覚めたブリンは玄関が開いており、見知らぬ侵入者が家の中にいるのを発見する。

侵入者は宇宙人。

めちゃくちゃ古典的なやつ、いわゆるグレイタイプというやつだ。

よっぽど嫌われているのかマジで孤軍奮闘。

一人ぐらい味方が現れてもいいと思うんだけどそんな様子は全くなし、味方がいないからラブ要素も皆無。

ちなみにセリフも皆無。

これ、めちゃくちゃ変わった映画だ。

無声映画のようだが、そうではない。

セリフがあることにはあるんだ、一言だけ。

最後のワンシーンで一言発するだけ、まさに『ゴリラーマン』だ。

セリフがないから見せ場は表情のみ。

まさに顔芸、これが素晴らしい。

日常でずっと独りぼっちだったが、宇宙人に襲われても独りぼっち、結局誰一人として助けようとしてくれない・・・

一瞬心が折れかかったブリンだったが気持ちを切り替え戦闘モードに。

リプリーみたいな戦士じゃないけど、彼女も間違いなく戦う女なのだ。

めっちゃ面白わけじゃないけど、名もないエイリアンものとしては結構掘り出しもんだと思うんで興味のある人はいかが?

 

 

 

  鑑賞メモ:ディズニープラス