肝心のサッカーシーンが酷い・・・

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

全然熱くないスポコンドラマ、そんな感じ。

パク・ソジュンIUのW主演というインパクトはあったけど、それ以外は何とも言えん出来栄えだった。

実話がベースってことらしいけどこの二人の出演じゃなかったらちょっと厳しい。

 

サッカー選手として危機に直面したユン・ホンデ(パク・ソジュン)はひょんなことから全員がホームレスのサッカーチームの韓国代表の監督となる。

一方、そのサッカーチームのドキュメンタリーを撮影するPDイ・ソミン(IU)はこのドキュメンタリーにより成功を目指していた。

チームのメンバーは全員ド素人、サッカーテクニックはもちろんやる気は全くなし、監督ホンデもやる気なし。

果たしてこのチームは世界大会で成果を上げることができるのだろうか・・・

 

2010年にブラジルで開催されたホームレスワールドカップに韓国が初めて参加した時の実話をもとにしているとのこと。

人生の目的を失った人たちがやりがいを見つけるというのはいい題材だと思う。

サッカーというスポーツはボールがあればできるので比較的貧富の差が出にくい。

野球やバスケなんか、道具や設備が必要なものはやる(できる)人を選ぶので難しい。

ホームレスたちがやりがいを見つけ、次第に一生懸命になっていく姿は共感する。

自分とホームレスの差って実はあんまりない気がする。

おれだって胸を張れるような人生の目的ないし、一度落ちてしまったらもう這い上がることができない気がする。

だからこそこういう人たちには頑張ってほしいと思う。

 

でも映画としてはどうなんだろう?

実際に開催されている大会とはいえ、ちょっときれいにまとめすぎているような気がする。

 

  鑑賞メモ:NETFLIX