まさかの従妹・・・

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

土曜日に観た3本目。

3本目になるともうケツが痛くて途中からじっと座ってられなくてもぞもぞ動きながらの鑑賞だった。

隣に座ってたひとごめんな、ケツが痛くてしかたなかったんじゃ。

 

マーベル作品に比べるとなぜか暗いDC作品、実際どの作品観てもシリアスなんだよな。

スーパーマンとかバットマンとか面白けどヘビーなんだよ。

ところが最近のDCはエンタメ側にシフトチェンジしようとしている雰囲気がある。

フラッシュを初めてみたのは『ジャスティス・リーグ』で。

その後、ドラマ版とかもあったけど未見。

主演のエズラ・ミラー『ジャスティス・リーグ』からの続投です。

いろいろと話題の尽きないエズラ・ミラー、これがDCでなくてマーベルだったらディズニーだから公開は微妙だっただろうな・・・

 

地上最速の能力を持つフラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラー)。

彼はバットマンとともにあらゆる脅威より街を守っていた。

ある日、バリーは驚異的なスピードは時間をさかのぼれることに気づく。

幼いころ、母親を亡くし、父は無実の罪で収監されていたが、過去に戻って母親と父親を取り戻そうとする。

バリーがたどり着いた過去にはスーパーマン、ワンダー・ウーマン、アクアマンは存在せず、バットマンは別人となっていた。

さらに、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍(マイケル・シャノン)が大軍を率いて地球を植民地にしようと襲来した。

フラッシュは別人のバットマン(マイケル・キートン)、スーパーマンの従妹スーパーガール(サッシャ・カジェ)とともに変えてしまった過去を元に戻し、人々を救おうとする。

 

これいいよ、主演のフラッシュ・エズラ・ミラーがすごくいい。

スーパー・ヒーローなのに華がない、自分は引き立て役という考えでどこか自信なさげ、ちょっとオタク臭が漂っておりとても愛らしい、親近感がわくキャラクターなんだよ。

フラッシュが走るポーズもちょっとキモくて笑える、カッコよくないところが親近感をさらに一段押し上げてるんだよ。

加えて涙が流れるシーンもあって娯楽作品としてはマジで楽しめるぞ。

ただ、エズラ・ミラー『ジャスティス・リーグ』の頃より身体鍛えてきたのかな。もっとひょろっとした感じでもよっかったかも。

 

過去に戻ったら別人のバットマンがいた。

これはよくあるアイデアだけど、かなりナイスな設定だと思う。

これにより初代バットマンのマイケル・キートンが登場できたんだからな。

スーパーマンはちょっと無理っぽいけどまさかの従妹とは・・・

 

これもマルチバースもの、1日で3本観たすべてがマルチバースものって、もはや避けて通れない題材なんだな。

そのなかでもとても見やすい、過去を変えちゃったから未来が変わっちゃった、昭和世代のおれにはタイム・パラドックスといった方がしっくりくる。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』世代だからな。

過去をいじらなきゃ問題は起きなかったんのに・・・というトホホ感、やっちゃった系がまさに『BTTF』だ。

ところで、日常会話で“トホホ”なんていうやついるのか?

 

 

ところでこれ、出演陣が凄いんだよ。

ノンクレジットで出てる人たちが豪華すぎて予備知識なしで観たほうがぜったいい、マジでびっくりするから。

 

  鑑賞メモ:劇場