別に増殖してないんだけどね・・・

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

楽しみにしていた映画、魔女ルノワールの第2弾。

第一弾はダミちゃん目当てでネトフリで観たんだけど(そのあとアマプラでも観た)、素朴な少女が豹変して暴れまわるさまがめちゃくちゃカッコよくてすごく気に入ったんだよな。

エンディングに出るタイトルバックはPart.1ってなってて、3部作の壮大なドラマになるとのことでPart.2を今か今かと楽しみにしてたんだけど、一向にウワサが出ないんでこのまま頓挫かなとあきらめてたんだよ。

 

 

ところが、ついに第二段公開!

もう楽しみで楽しみで仕方がなかったんだ。

この手の映画はどうせガラガラだろうと思ってたけど劇場は9割以上埋まってる大盛況だった。

韓国の人里離れた島にそびえたつ秘密研究施設アークが何者かに襲撃された。

研究施設を襲ったのは土偶と呼ばれる超能力者集団。

アークでは遺伝子操作により超人的なパワーを持つアサシンを養成する“魔女プロジェクト”が行われていたのだ。

襲撃された研究施設から一人の少女(シン・シア)が失踪する。

血みどろの少女は森の中をさまよい歩いていると、牧場主の女性ギョンヒ(パク・ウンビン)に保護される。

ほとんど言葉も発しない少女だったが、ギョンヒと弟デギル(ソン・ユビン)と打ち解けるにつれ、少しずつ人間らしい表情をするようになる。

ギョンヒとデギルに囲まれ人間味が芽生えだす少女だったが、少女を危険視する“魔女プロジェクト”の創始者ペク(チョ・ミンス)は少女暗殺のため工作員を送り込む。

さらに、牧場の利権を狙う地元のヤクザ・ヨンドゥ(チン・グ)、研究施設を襲撃した超能力集団“土偶”が入り混じった4つ巴の戦いが始まる。

 

この映画もダミちゃん目当てだったんだけどね、主演のシン・シアが抜群によかった。

役柄上、ほとんど無表情なんだけどときおり見せる表情がすごく魅力的なんだよ。

バトルもスピーディーで迫力があって見ごたえがあった。

1作目に比べてワイヤーアクションやCGも多用してた分、よりサイキックっぽくなっていたように思う。

ただね、遺伝子操作により圧倒的な能力を持った少女と“土偶”の戦いはともに同じ能力を持っているんで、戦いの様子がよくわからんところがあった。

戦いの場面は夜で暗かったし。

 

牧場主役のパク・ウンビンは弁護士の子だな。

感じが180度違ったんではじめは気がつかなかったぞ。

弟役のチン・グはかなり反抗期なようでありえない能天気さでちょっと引く・・・

出てる人はみんなきれい(男も女も)なんだけど、4つ巴って複雑すぎて味方の構図がちょっとわかりにくくなってるかな。

構図を理解するためにパンフを買ったぞ。

パンフ買ったのは久しぶりじゃ。

 

 

一応、サイキックアクションというジャンルになるんだろうけど、SFであり、アクションであり、青春ものであり、ヤクザものであり・・・、まあこれだけいろんなジャンルを詰め込んだもんだなと感心するな。

バイオレンスは相変わらず激しいな。

とても韓国映画らしく血生臭い・・・、ちょっとやりすぎな感じもするんだけど。

でも続きが気になる・・・、いいシリーズだと思うので頓挫せずに結末を見届けたい。

さて、明日も映画館に出掛けるとしよう。

 

 

  鑑賞メモ:劇場