ぜんぜん違う映画でした・・・
※画像はお借りしているものです。
生まれつき足が不自由で車いす生活を余儀なくされている少女、その少女がハンデを乗り越えて車いすから立ち上がる感動の物語り・・・
おれはタイトルから勝手にこんなストーリーを作り上げ、感動と明日への勇気をもらおうと泣く気満々で映画を観始めた。
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なんかちがう・・・、雰囲気が不穏すぎる。
ポスターよく見ると“サイコスリラー”と書いてある。
郊外の一軒家で暮らすクロエ(キーラ・アレン)は生まれつき慢性の難病を患っており、車いす生活を余儀なくされていた。
しかしクロエは前向きに暮らし、地元の大学へ進学し自立しようとしていた。
最愛の母ダイアン(サラ・ポールソン)はクロエの体調、食事をかいがいしく管理してサポートしていた。
ある日、ダイアンに新しい薬だと渡されたカプセル薬は人間が服用してはならない薬であることに気づく。
それからクロエは次第にダイアンに不信感を抱き始める・・・
おれが想像してたのと180度違う映画だった。
そもそもおれはなぜ勝手にストーリー作り上げて思い込んでいたんだろう?
ちなみにおれは半分ぐらい観るまで何か勘違いしてみているのに全く気付かなかった。
かなりバカだ。
歩けない少女が歩けるようになる、クララじゃないか。
おれが欲しいのは困難に立ち向かう勇気なんだよ。
しかしこれ全然違うぞ。
娘に固執するイカれたサイコママが何とも怖い。
新しい薬をきっかけに徐々に違和感を覚えていく様子が嫌すぎる。
クロエは体が不自由だから簡単に逃げ出すことができないんだよ・・・
それがさらに恐怖を掻き立てる。
おれはクロエよりは動けるけど、襲われたときにどうやって逃げるかは考えておいたほうがいいな。
てか、そもそもおれは何から逃げるんだよ。
涙を流してリフレッシュするはずだったのに、すっかりアドレナリンが出まくったぜ。
ところでずっと思ってたんだけど、サラ・ポールソンってジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンの中間のような顔立ちだと思わないかい?
鑑賞メモ:Amazonプライム




