DC、迷走してます・・・
※画像はお借りしているものです。
観てきたよ『ブラックアダム』。
ドゥエイン・ジョンソン好きだしな、彼の映画って外れがないことが多いんだよな。(個人の感想)
そんな『ブラックアダム』、映画単体としてはまあまあ面白かったと思うんだけど、DCの迷走っぷりが顕著に表れてる作品だと感じた。
5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム(ドゥエイン・ジョンソン)。カンダックで奴隷だった彼の息子は自らの命と引き換えに父を守りその力を託した。
現代のカンダックで目覚めたブラックアダムは息子を奪われた復讐に破壊の限りを尽くす。
そんなブラックアダムの前に、彼を人類の敵とみなしたJSA(ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ)というスーパーヒーロームが立ちはだかる。
いや~、困ったちゃんな映画だった。
DCのキャラなんてスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンぐらいしか知らんし、それも『ジャスティス・リーグ』で出ちゃってるからマジでわからんのだよ。
マーベルが1本ずつ単体映画をやってキャラの紹介してから集合したのにいきなり出てるんだからな。
未来が見通せる魔術師ドクター・フェイト(ピアーズ・ブロスナン)
巨大化できるアトム・スラッシャー(ノア・センティネオ)
嵐を操れるサイクロン(クインテッサ・スウィンデル)
空を飛べるホークマン(オルディス・ホッジ)
いやいや、ヒーロー集団って、全然強そうじゃないんだけど・・・
みんな微妙な能力だし、誰に共感したらいいのか全くわからんし・・・
達観した言動のドクター・フェイトは渋いと思ったけどな。
それよりJSAを束ねるこの人、『スーサイド・スクワッド』では悪い奴らを集めてたよな。
アベンジャーズでいうところのフューリー長官のような立ち位置なんかな。
ドゥエイン・ジョンソンは相変わらず最強だな。
彼が立ちはだかるだけで雑魚キャラ一掃してしまうような迫力があるもんな、まさにリアル・ヘラクラスだ。
(ひと昔前はシュワちゃんだったけどな)
求められるのは白騎士だけでなく、“黒”も必要だ!というメッセージも今風でかっこいい。
背景がよくわかってたらもっと楽しめたんだろうか、ただDCユニバースは『シャザム!』を中心に回っていくのは理解したぜ。
鑑賞メモ:劇場