英語習いたてのひとがつけるタイトルですね・・・

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

昨日観てきた映画、ソー単独映画第4弾、マーベルのお笑い路線を担当しているシリーズで公開を楽しみにしていたのだ。

 

アベンジャーズの一員・雷神ソー(クリス・へムズワース)はサノスとの激戦後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたちと地球を離れ、送られてくる救難信号を受け取っては困っている人たちを助けている。

親愛なる隣人を全宇宙に広げた感じ。

ソーは新しい武器ストームブレイカーの圧倒的な威力で大量の敵をなぎ倒す一方で、これまでの闘いの中で大切な人々を失っていくことに疑問を感じ、自分を見つめ直す日々を送っていた。

そんなソーの前に神々のせん滅を目論む神殺しのゴア(クリスチャン・ベイル)が出現。

ソーはニュー・アスガルドの新しい王ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)とともにゴアと対峙するが苦戦、そこに現れたのは砕け散ったムジョルニアを手にしたソーの元恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)だった。

楽しい映画だった。

複雑になったMCUは数作品の予習が必要になるんだけど、今回はこれ単独で大丈夫、かなりハードルの低い作品となった印象だ。

全体的にポップなおバカ映画で“ラブ&サンダー”という誰でも知ってる英単を並べたようなサブタイトルからも想像できるような内容だ。

ヒーロー集団アベンジャーズの物語りをまさかのロマンティック・コメディという路線で味変にしたのは前作から続投してメガホンを取ったタイカ・ワイティティ監督のセンスの賜物なんだけど、同時にMCUシリーズを曲がり角にしてしまった功罪が彼にはあると思うね。

楽しい映画であったことは間違いないんだけど、今回に限ってはタイカ・ワイティティの悪い面がすべて出てしまった印象を受けた。

 

終始コーグ(タイカ・ワイティティ)の語り部により物語りが進められ、これはある意味親切ともいえるんだけど、どうしてもテンポが悪い。

神殺しゴアとの戦いが軸なのか、ソーとジェーンの恋愛が軸なのか、ぶれぶれだった・・・

もう少し一本筋の通った内容にならなかったんだろうか。

一番???だったのはラストの顛末だ。

“ラブ&サンダー”の“ラブ”の部分を完全にミスリードさせる内容でおれはちょっと納得できない結末だった。

ナタリー・ポートマンのファンなので彼女の復帰はうれしかったんだけどな。

お祭り映画であることは確かだ。

単体映画としてはこれでOKだと思うが、MCUシリーズとは切り離した方がいいな。

 

あとちょっとした楽しみで今回もノンクレジットでマット・デイモンサム・ニールが出てます。

そしてまさかのメリッサ・マッカーシーも。

探してみよう。

 

 

  鑑賞メモ:劇場

 

  ※公式サイト※