デンジャラス・ビューティーな衣装でジャングル

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

昨日観てきた映画、サンドラねぇさん主演のアドベンチャー・アクション、ずばりおばちゃん版の『インディ・ジョーンズ』だ。

『インディ・ジョーンズ』とか『ロマンシング・ストーン』とかジャングルでのアドベンチャーってワクワクするんだよな。

 

恋愛小説家のロレッタ(サンドラ・ブロック)は最近ヒット作に恵まれない・・・

唯一ヒットしたロマンティック冒険活劇を出すと、新作の宣伝ツアーに嫌々ながら駆り出される。

そこに謎の富豪フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、ロレッタを拉致する。

フェアファックスはロレッタの新作小説を読み、彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信したからだ。

ロレッタの窮地を知り、南の島まで助けに来たのは新作の表紙のモデルアラン(チャニング・テイタム)と謎のイケメン・ジャック・レイナー(ブラッド・ピット)。

アランは逞しい肉体を持つが、まったく頼りにならずただただウザいだけ。

かつては大統領を守ったりする映画に出てたのにヘタレ全開。

ホラー映画に出てくるマッチョなアメフト部がぜんぜん使えんヤツみたいな。

見るからに頭弱そうな感じで、こういう役やらせたらたぶん右に出るものはいないんじゃないか・・・

片やジャックは精鋭で彼の活躍によりフェアファックスから逃げ出すことに成功する。

南の島から脱出するべくロレッタはただただウザいアランと手を組むが、大自然の脅威と追手が容赦なく襲い掛かる。

この軽自動車ばりのかわいい車でいろいろと笑かしてくれる。

ジャングルでこの衣装はつらいな、というより都会にいてもこの衣装はキツイ・・・

いいよな、ジャングルもの。

子供の頃、ジャングルで秘宝探しって映画いっぱいあったな。

おれ、ずっとアフリカとかのジャングルには財宝あるって信じてたもんな。

宣伝ツアーの最中に攫われたからピカピカ紫の衣装のまま。

こんな姿だとジャングルだと目立つし、虫寄ってきて仕方がないだろう。

そしてジャングルと言えばお約束、こういうところに入ると必ずアレがついちゃうよな。

まあユルい設定ですわ。

細かいこと言ったら矛盾と謎だらけ、そんなことねーだろ!のオンパレード。

だけど嫌いじゃないんだよ、こういうの。

いや、むしろ好き。

アランのダメっぷりも楽しくて仕方がない。

昔はこういう奴ウザくてしかたがなかったけど、なんだか憎めなくて微笑ましい。

 

フェアファックス役の彼、ホグワーツを卒業してからすっかり悪いやつになってるし。

驚きの戦闘力を誇るブラピはなにをやってもかっこいいな。

まあブラピの無駄使いとも言えるけど・・・

これぐらいの出方がちょうどいいかもしれん。

ブラピがあんまり露出すると、主演が全部持っていかれちゃうからな。

 

本格的にアドベンチャーに入るまでのロレッタのぐだぐだがちょっと長いかな・・・

90~100分程度にスッキリさせてほしかった。

下ネタ成分ちょっぴり多めで、こういうのを難なくこなすサンドラ姉さんはさすがだな。

やっぱりすごい、でもそろそろやめた方がいいな、ちょっと見るには楽しくていいんだけど、あまりやると下品なおばさんイメージが張り付いちゃうぞ・・・

サンドラ姉さん57歳なのによく頑張ってるなぁと思ったんだけど、それよりチャニング・テイタムの42歳ってのは驚きだ。

20代ぐらいと思ってたぞ、マジで。

 

毎日暑いからジャングルものは今の季節感が後押ししてくれるようで雰囲気抜群だ。

気軽に観るには持ってこいの作品だけど、あくまで気軽に観るんだぞ。

キャスティングが豪華だからと言って期待もりもりで観ちゃいかんぞ。

それでもサンドラ姉さんのファン、テイタムファン、ブラピファン、冒険ものが好きな人にはおススメしとくよ。

 

 

  鑑賞メモ:劇場

 

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