昨日、めずらしく天王寺に行ってきた。
目的はハルカス美術館。
これを観に行ってきたのだ。
まず腹ごしらえ。
適当に見つけた居酒屋でお昼のランチを食った。
魚の一夜干しに煮込みハンバーグ、肉豆腐にお味噌汁がついて690円。
安過ぎないか!
尋常じゃないボリュームだし、梅田に比べるとなんばのほうが少し安いイメージだけど、天王寺はもう一段安いような気がする・・・
壁にはこんな張り紙が・・・
なんだよ、お店のごはんがなくなるまで無料って。
そんなに食えないからお代わりしないけど、高校生ぐらいだったら無限にご飯食えたかも。
で庵野秀明展。
※写真はすべて撮影OKのもののみで、撮影禁止の展示物の撮影はしていません。
ただいま『シン・ウルトラマン』が公開中、常に話題の中心にいる庵野秀明氏。
彼の足跡を幼少期から辿っていくもので、小学校の頃の作文とか非常に貴重なものが展示してあった。
彼が当時書いた作文で、視聴したアニメの感想を書いたものがあったんだが、その切り口、捕らえ方には舌を巻いた。
おれなんてウルトラマンとかただ単にかっこいいという感想しかなかったのに、その当時の社会背景や世相、どんなものの風刺かまでを掘り下が下て作文にしていた。
子どもがだぞ!おれなんて今でもあんな感想書けない。
やっぱり思考が違うんだな。
これは彼のスケッチのひとつ。
めちゃくちゃ緻密で驚くわ。
エヴァのコーナーはものすごい人だかりで、撮影OKだったがとても撮ることができなかった。
ゴジラは割り込んで撮ってきた。
『シン・ゴジラ』は劇場に5回ぐらい観に行ったんだよ。
蒲田くんも。
おれはIMAXで観たときに驚いたゴジラのしっぽ。
数々の即席を観てあらためて感じた彼の功績は、アニメにしろ特撮にしろ、いわゆるサブカルを語り合うということを一段違うレベルに押し上げたことだと思う。
おそらくおれも似たようなものをみて育ったんだけど、サブカル(こういう表現はまだなかった)について語り合うなんて言うことは決してなかった。
それがいまじゃどうだ?
この世界を作ったのは間違いなく庵野さんだ。
もちろん庵野さんはそういうのを目指したわけではないだろう。
ただ自分の好きなものを突き進めて行った結果、いまのカルチャに行きついたんだと思う。
もう一度彼の足跡作品をなぞっていこうと思った。
ショップで怪獣のストラップを買ってみたんだけど、
ピグモンとダダが出たぞ。