闇のジュマンジ
※画像はお借りしているものです。
80年代に提示された選択肢を選んでストーリーを進めていくアドベンチャーゲームがあった、「弟切草」とか・・・
テキストベースのストーリーを進めていくやつだ。
いまじゃすっかりレトロゲームだけどすごく懐かしくて題材としてはかなりいい線だと思う。
ケイラ(アイオラ・エヴァンズ)は大学を中退し、清掃のバイトをしながら職を探している。
希望する仕事はプログラマー、しかしなかなか職にはつけず、母親は薬物中毒、アパートの部屋からは立ち退きを迫られていた。
ある日、ケイラは親友にアイザック(エイサ・バターフィールド)の元を訪ねる。
アイザックはパソコンおたくで、様々なジャンク品を集めていた。
その中に“呪者”というタイトルのゲームを見つける。
それは80年代のレトロゲームで、クリアすると12万5000ドルの賞金が獲得できるというものだった。
お金に困っているケイラはそのゲームを持ち帰り、深夜のカフェで起動してみる。
画面には「ケーキ?それともコーヒー?」と表示され、ケイラは戸惑いながらコーヒーを選ぶ。
するとウェイトレスがコーヒーを注ぎに来た。
これは偶然だろうか?
怖くなったケイラはPCの画面を閉じたその時、ウェイトレスがグラスを落としてて粉々に砕け散る。
ケイラがPCの画面を開けると、「もっと割る?それとも片付ける?」と表示されていた。
ケイラが片付けるを選ぶとウェイトレスは粉々になったグラスの破片を食べだした、口から血を流しながら・・・
ケイラはウェイトレスを止めに行くが止めようとはしない、PCの画面には“LEVEL1 CLEAR”の文字が・・・
これは恐怖のゲームの始まりに過ぎなかった。
選択制のゲームなんだけど、どちらを選んでも嫌な予感しかしない、少なくとも自分に災難が起こるのはい嫌だけど、もう一つの選択肢がどう考えても誰かが悪いことになる。
理不尽極まりない。
これは嫌すぎる・・・
もちろん自分がかわいいけど、代わりに他人が犠牲になるのは究極すぎる選択だ。
どんだけ賞金高くてもおれはこんなゲーム絶対嫌だ。
ところでバターフィールド久しぶりに見たな。
スター街道まっしぐらかと思ったけど、なんだか妙にB級感が板についててちょっと悲しくなった。
ケイラ役の主演のアイオラ・エヴァンズも含めて出演陣の魅力が乏しすぎる・・・
逆に普通っぽさを突き詰めた配役なのかも・・・、だとしたら絶妙と言えるのかもしれん。
題材は面白いと思うんだけど、起源とか結末とかはっきりしいところがマジB級感丸出しだ。
ネトフリの手抜き映画といわれても仕方がないぞ、これは。
ガラスの破片食うとか見てるだけで痛みが伝わってくるような描写や、不安感をあおるような不気味さがあるのにとってももったいない。
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鑑賞メモ:NETFLIX
