そこまで強烈なお仕置きしなくても・・・
※画像はお借りしているものです。
ここんところ、NETFLIXのタイ産のドラマ『転校生ナノ』を観てた。
かなり前になるけど、「あなたへのおススメ」とされたやつ。
いったい何を根拠におススメしてくれるのかがホントに謎なんだけど、せっかくおススメされたんでとりあえずマイリストに入れていた。
どこからともなく転校してきた女学生ナノが教師や生徒の悪事を暴いて制裁していくという1話完結のお話し。
日本でいうと『笑うセールスマン』とか『仕事人』とかになるのかもしれん。
なんでもタイの教育現場で本当に起こった事件をモチーフにしているらしい。
タイでは本当にこんなことが起こってるのか?
「教師が生徒を妊娠させる」とか、「生徒の盗用」とか、かなりヘビーな内容で困惑してしまう。
とんでもないな、タイ。
そうかと思うと、「好きな人を振り向かせるため、ライバルを陥れる」なんて大なり小なり日本でもありそうな事柄まである。
他の内容がヘビーすぎて、このエピソードはちょっとかわいい内容だなと思ってたら、その顛末はとんでもない。
ちょっとやりすぎなんじゃない?と思うほど強烈なのだ。
1話完結だけど毎回違うひとが監督をしている、そのため毎回違う作風を味わうことも醍醐味のひとつだろう。
回によってはめちゃくちゃハードなお仕置きであったり、ほろ苦い青春ストーリーだったり・・・
お金や名声、恋愛について考えさせられるおとぎ話の教訓的な内容なんけどね、ナノの高笑いが頭から離れないんだよ。
シーズン2まで全部観たけど、毎回観終わった後の気分は最悪。
めちゃくちゃ嫌な後味が残るんだ。
とくにシーズン2はヘビーだった・・・
バイオレンス色が強いというか、なにもそこまでやらなくても・・・、って感じ。
それぞれの物語りがハードすぎるし、観る人の注意も必要だ、年齢とか・・・、誰かと一緒に見たら150%気まずくなるだろうな。ところでホントのところナノの正体ってなんなんだろう?
シーズン2の途中から新しいキャラクター・ユリ(チャンヤ・マクローリー)が登場したことで、えぇっ、どうなっちゃうんだろう???
シーズン3は作られるのかなぁ?
途中から登場したナノのライバル・ユリにシーズン2の最後に登場する新たなる敵・・・、うーん、続きが気になる・・・
めちゃくちゃ胸くそドラマだけど観ちゃうんだろうなぁ、作って欲しいなぁ。
このまま打ち切っちゃうと思いっきりモヤモヤしちゃうぞ。
まるで『トゥルー・コーリング』みたいだ。
おれ、大好きなドラマだったんだが盛り上がってきたところで打ち切りだったからな、しかもまさかのシーズン2の途中で・・・
きっちり最後まで完結してほしいと思うんだけど、続きを観るのがちょっと怖いのも本音だ。
精神が持たないかもしれん・・・
ナノ役のチチャー・アマータヤクンさんはどの学年でも必ずいるタイプの美人だな。
中学頃のおれなら間違いなく好きなタイプだな
それにしても、いったい何を伝えようとしているのか?その意図が全然理解できずに観ていた。
シーズン1の最終回でやっと「あ、伝えたかったことはこれか!」と理解できた。
おれってすんげぇ理解力がないな・・・
因果応報・・・
正直、ちょっと苦手なやつかあもしれん。
タイ映画とかそんなにたくさん観たわけじゃないんだけど、いままで観たやつはどちらかというと明るいものが多かった気がする。
だけどこれはタイの若者の闇の部分を垣間見たような気がする。
鑑賞メモ:NETFLIX

