40年ってきっとブギーマンも還暦超えてるよね・・・・
やっぱこの日に観るのはこれだろ。
まんまタイトルの『ハロウィン』。
劇場公開されたとき観に行ったんで観るのは2回目。
1978年作、ジョン・カーペンターの名作スラッシャームービーのリメイク・・・、と思ってたら思いっきり続編だった。
ジョン・カーペンターが製作総指揮だったので自らのリメイクかと思った。(ジェイミー・リー・カーティスも名を連ねてる。)
オリジナルの40年後、出演者もほぼそのままというやつだった。
そもそもハロウィンって何の日だ?
はじめて映画を観たころ、日本じゃハロウィンなんて馴染みなかったし、この映画のせいでハロウィンって殺人鬼が現れて人殺しまくる日かと刷り込まれていた。
アメリカってなんて恐ろしい日があるんだろう、ってマジで信じてたからな・・・、バカだな、おれって。
お菓子くれなきゃ頭かち割るぞ!
ハロウィンの惨劇から40年、唯一の生き残りローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)はトラウマを抱えながら、いつかまたマイケル・マイヤーズが現れると信じ迎え撃つ準備を入念にしていた。
しかし娘のカレン(ジュディ・グリア)、孫娘のアリソン(アンディ・マティチャック)は耳を貸さない。
ある日、マイケルは医療刑務所の精神病院から最高警備刑務所に移送される途中逃げ出した。
時は10月31日ハロウィン、街じゅうがハロウィンを楽しむ中、再びマスクを被ったマイケルが姿を現した・・・
登場人物の背景なんて全く説明されてないし、この映画単体としては成り立たんだろう。
明かにシリーズのファン向けの作品、その分ファンはとっても楽しめる作りとなっている。
13金のジェイソンなんかはどこかコミカルなとこあるけど、ブギーマンはひたすら不気味。
一瞬だけちらっとだけ見えるのはほんとドキドキする。
(ちらっと見えてドキドキするのはホラーだけじゃない・・・)
最近のホラーなんかでよくある血みどろ表現はなくて昔ながらの包丁でぶっ刺すとか棒でなぐるとかいたってシンプル。
これはいかにジョン・カーペンターがその道の巨匠と言えどもやっぱり感覚が昔のままなんだろうな。
おれはこういうシンプルなやつのほうが恐ろしいけどな。
来るべきマイケルの襲来に備えるローリーはサラ・コナーそのもの。
やたらと強いブギーマンもターミネーターだ。
そうだ、これはガチンコバトル映画なのだ。
ラストは意外とあっけなかったのは続編のためか?
これで続編作っちゃうと結末がつけようがなくなり、まさに竜頭蛇尾になっていくと思うんだけど・・・、と思ってたら、最近マジで同じメンツで続編が公開された。(『ハロウィンKILLS』)
わけわかんないパラレルワールドにならないことを願うばかりだ。
コロナ禍であえて観に行かなかったけど、ローリーとブギーマンの因縁の対決が気になるんでいつか観てみたい。
鑑賞メモ:NETFLIX
