続きもんなんて聞いてないし・・・

 

※画像はお借りしているものです。

 

 

昨日、突然思い立って映画館に行ってきた。

『DUNE』だ、昔観たな、デヴィッド・リンチ監督のやつ、ほとんど覚えてないけど。

他にいくつか映画化にチャレンジしてて全部観てないんだけど不完全燃焼という話しだ。

ただ、原作はあの『スターウォーズ』やジブリをはじめ、名だたる作品にめちゃくちゃ影響を及ぼしているという「砂の惑星」、今回のはすこぶる評判がいいとのことでいつ行こうか様子をうかがってたんだよ。

 

まず誤解がないよう初めに言っておくと、この映画かなり面白くって久しぶりにゴリゴリのSF映画を観た感じがした。

かなり長尺(155分)な映画だったけど想像以上に観応えがあった。

そのうえでずっこけたのがオープニングのタイトルロール、『DUNE』と画面に出た下に小さく“PART ONE”と書いてあったことだ。

え?マジ??

なんだよ?PART ONEって!

この映画だけで完結するんじゃないのかよ!!

そんな情報全く知らなかったからイスから転げ落ちそうになったぞ。

 

時は10190年、宇宙皇帝に“デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスの統治を命じられたアトレイデス家。

惑星アラキスは宇宙で最も価値がある“香料”の産地だったが、危険生物サンドワームに支配された危険な惑星だった。

惑星アラキスに乗り込んだアトレイデス家だったが、そこには“香料”の発掘権を持つハルコンネン家と宇宙皇帝が結託した陰謀があった。

やがてレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は殺され、妻ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)と息子ポール(ティモシー・シャラメ)も命を狙われることとなる。

神秘的な力を秘めたジェシカ、未来を視る能力を持ったポールは逃亡を余儀なくされるが、二人の前に現れたのはポールの夢に幾度となく出てきた先住民族フレメンの女戦士チャニ(ゼンデイヤ)だった・・・

 

いやー、びっくりしたわ。

なんてったってPART ONEだからな、完全に導入部分だけ。

これから物語りが本格的な部分に突入するぞと思ったら上映終了・・・、言い換えればあっと言う間に過ぎた2時間半だったわけで、非常に中身の濃い作品だったとも言えるわけだ。

一抹の不安はこのご時世だしちゃんと完結するまで続編つくられるんだろうか?ってことだ。

『ライラ』みたいにならないことを願うよ、いやマジで。

 

ただ、これはSF映画の到達点じゃないだろうかと思うほど素晴らしいビジュアルだった。

一面砂漠は圧巻の美しさだったし、サンドワームの迫力は今まで観たサンドワームの中で断トツだった。

いやぁ、すごい映像体験だった。

IMAXに行けばよかったよ。

 

レトロ感漂うハイテク機・羽ばたき機がスターウォーズやマーベルなんかで出てくる最新鋭機とちがってものすごくいい味だしててかっこいいんだよ。

『ナウシカ』に出てくるようなトンボみたいなやつ、あれに乗ってみたい。

 

ジェシカの能力の“声”で人々を操るってかっこいい。

テレパシーみたいなもんだろうか。

おれもあの力が欲しい、フォースよりいいかも。

あの力があれば思いつく限りの悪さをするんだけどなぁ。

でも西暦10,000年以上の未来なのにどうして剣で闘うんだろう・・・?

それがナゾでしかたがなかった。

もっとハイテク機器で闘ったらいいのに。


主演のティモシー・シャラメ、大旋風起こしているらしいんだけど、たしかにすごい存在感だ。

めちゃくちゃきれいな顔してるし、男のおれからしてもずっとながめてたいとおもったもんな。

 

他の出演者も信じられないぐらい豪華だ。

主演のティモシー・シャラメに注目が集まってるけど、サノスいるし、ドラッグスいるし、アクアマンいるし、MJまで・・・

ホントに続編作られるのかなぁ・・・

なんか尻切れで終わっちゃうような気がするぞ、ちゃんと結末まで作られることをマジで願うよ。

 

 

  鑑賞メモ:劇場

 

  ※鑑賞メモ※