やっぱり似た者同士は反発しあい惹かれあうのだ
映画版に引き続いて鑑賞。
アマプラで見つけて、そういえば昔BD買ったなと思って、掘り返してみたらやっぱりあった、そして未開封。
これ、世の女性をキュンキュンさせまくって、これが放送される時間になると町から女性の姿が消えると言われたドラマだ。
なぜBDを持ってるのか謎なんだけどせっかくだから観てみた。
ベネット家の次女エリザベス(ジェニファー・イーリー)と青年資産家ビングリーの友人ダーシー(コリン・ファース)がお互いが誤解と偏見に邪魔されながらも惹かれあう文芸恋愛ドラマだ。
もう何度となく映画やドラマが作られているオースティンの長編諸説で世界中の女性をとりこにした物語り、もちろんおれは読んでいない。
はっきり言って、おれにはキュンキュンポイントがよくわからない。
おれにはロマンスのなんたるかが理解できないのだ。
おれももっとトキメキたいぞっ。
このドラマすごく面白いのは間違いない。
映画版と比較すると、こちらの方が雰囲気がよく感じられてよかった。
なによりイギリス貴族文化の雰囲気を味わえて得した気分だ。
まあ、おれにはこういう生活ムリだけどな。
エリザベス役のジェニファー・イーリーは最初かなり野暮ったく感じたんだけど、観ているうちにいいじゃん、って思うようになった。
思えばおれの好みのタイプかもしれん。
ダーシー役のコリン・ファースがいい。はじめは仏頂面の気難しいやつに思えたけど、話が進むうちにとてもいいやつに思えてきた。
全6話、ドラマとしては観やすい長さだがこれでも原作をスリムにしているんだろう。
映画版に比べると一つ一つのエピソードが丁寧に描かれているためとってもわかりやすい。
しかし映画版は時間の制約があるにもかかわらずほぼすべてのエピソードを盛り込んであったのが逆にすげぇ。
映画版vsドラマ版なんて比較はナンセンスだとは思うけど、おれはドラマ版のほうが面白かったな。
(女優のインパクトは映画版のほうが大きいけど)
よく「プライドが邪魔をする」なんてことを言うけど、こういうのってよくあることだよな。
いわば照れ隠しなわけだ。
気になるひとにはついつれなくしちゃうみたいな。
今さらながら女子にはおススメ。
鑑賞メモ:BD