NYの学校の先生はみんなあんなに物わかりがいいんだろうか

 

 

うちにあるDVD、BDを掘ってたら見つけた。

未開封。

いつ買ったか、どうしてこれを買ったか全然覚えていない・・・

 

パッケージには『(500)日のサマー』のスタッフが製作と書いてある。

そういえばパッケージデザインがもろ被り、2匹目のどじょうを掬いに行った以外なにものでもない。

友達以上、恋人未満の間で揺れ動く二人のほろ苦い青春ラブストーリーで、主演はフレディ・ハイモア

ウォンカのゴールドチケットを手に入れたラッキーボーイもすっかりお兄ちゃんだ。

ヒロインはエマ・ロバーツ、最近注目してるダナ・デロレンゾに雰囲気似ててちょっと好き。

(でもおれのタイプではない。)

前に観た『NERVE』の主演だったみたいだけど全然印象に残っていない・・・

 

将来の希望が見えず、何に対してもやる気が出ない。

「ひとはいつか死ぬもの」と無気力な生活を送るジョージ(フレディ・ハイモア)はある日、学校の屋上でクラスメイトの美少女サリー(エマ・ロバーツ)の喫煙をかばったことがきっかけで親しくなる。

ジョージは、初めて心の内を話せるサリーに惹かれ恋心を抱くが、サリーはジョージの気持ちに気づきながら、「親友だから恋人にはなれない」と告げる。

 

誰もがど直球な恋愛をしたり、トリッキーな変化球のような恋愛をするわけじゃない。

むしろほとんどの人がひょろひょろのへなちょこ球のような恋愛というのが現実だと思う。

この映画もまさにそんな感じ。

ある種の予防線を張る相手に、あえてぶち当たっていく、そんなドラマチックなことって現実にはあんまりないと思う。

相手の想いを尊重するために、自分の想いは押し殺すみたいな。

そう思うのはおれだけかもしれんが、おれ自身がそういうタイプだからたいがいの人はそうなんかと・・・

 

高校生ぐらいって、今の日常が意味ある人生か?と悩むことはよくあると思う。

その悩みから抜け出せず、あからさまに反抗する人もいるけど、多くの人はただ悶々と日常を繰り返すだけ。

無気力な少年少女がリアルに描かれていると思う。

高校生ぐらいのときに観たらもっと共感できたかな。

いま、思いっきり共感するにはもうおれは大人過ぎて、どこか“ゆとり世代的な映画”と感じてしまう。

いい映画だとは思う。

しかし、気持ちはわかるけど感動するわけじゃないし、もう一度観るかといえば多分観ない。

 

あと、スピルバーグ(サーシャ・スピルバーグ)の娘が出てるお父さんにそっくりで笑ってしまった(笑)

彼女に写真にメガネとひげ落書きしたらスピになるぞ。

 

 

  鑑賞メモ:BD