ディズニーらしさがないディズニー映画
この映画程コロナに翻弄されたものはないだろう。
映画館でバンバン予告が流れてたのにモロにコロナの影響を受けて、公開延期に次ぐ延期の末劇場、公開を断念。
ディズニープラスで観れるぜと思ったらまさかの特別料金・・・
やっとサブスクで観れるようになったけど期待とうらはらに辛辣な意見の多いこの映画、おれはそれなりに楽しんだのだ。
愛する父の代わりに性別を偽り兵士として国の運命を左右する戦いに身を投じるムーラン(リウ・イーフェイ)のお話し。
ジェンダーの役割りが決められていた時代は多かれ少なかれどこの国でもあったことなんだろう。
身分、性別を隠して活躍する話は定番中の定番なんで面白くないわけない。
しかし、オリジナルの『ムーラン』のイメージで観ると満足度は低いのかもしれない。
あの名作の実写なんで、おのずとハードルが上がってしまっていたのも事実だし、実際、『ムーラン』でなくってもよかったと思う。
でもおれは一般的な口コミほど悪くないと思うんだけど。
とってもわかりやすいお話しで、理解力が乏しいおれにはちょうどいい。
おれには子供向けの話がお似合いだ。
ハイテク銃火器じゃなく、槍とか投石での合戦ってのはわくわくしていいな。
馬にも鎧着せたりしてまるで北斗の拳だ(笑)
色彩がキレイだったのはディズニーならではだと思ったけど、フェニックスのクオリティが雑じゃないかい?
あと最初、ムーランがキンタロー。に見えて、気が散っていしかたがなかったけど、観ているうちに気にならなくなった、いや、むしろ魅力的に見えてきた、どうでもいいけど・・・
鑑賞メモ:ディズニープラス