これを観ればきっと何かを学べると思う

 

 

何回観たかわかんないナウシカ、実は映画館のスクリーンで観るのは初めてなのだ。

いつもは後寄り、スクリーン全体が視界に納まるところに座るんだが、少しでも大スクリーンを感じたくて、前寄りの座席でスクリーンを見上げるポジションを確保した。

しかもかなり大きなスクリーンの劇場だったので、迫力と感動は想像以上のもんだった。

 

何度も観てるんで、それぞれの場面やセリフまで頭に入ってるんだけど、まるではじめて観るような感覚だった。

家のテレビが大画面化してるけど、やっぱり映画館はいい。

 

初期のジブリ作品の主な舞台である文明崩壊後に生まれた森林による世界の再生の物語り。

“火の七日間”はおそらく核戦争、“腐海”により人が住めなくなった世界はおそらく環境破壊への警鐘。

人間たちは自ら世界を崩壊させてしまったんだろうが、それでも人間同士は争っている。

なんだか心が痛い。

人間同士の争い、環境破壊・・・、人間の愚かさを考え直す素晴らしい作品、これからも何回も観ると思うが、観るたびに世界が少しずつ変わっていったらいいなと思う。

 

エンディングには安田成美を流してほしかった。

 

 

  鑑賞メモ:劇場