大阪にも犬鳴山ってのがあります
土曜日に観た映画は『犬鳴村』だけ。
なんか予告が怖そうだったので楽しみにしてたのだ。
劇場はまさかの満席、カップルを中心に若いひとばかりで若干浮き気味だった。
九州に実在するという最強の心霊スポット“犬鳴トンネル”をベースに地図から消された町“犬鳴村”にまつわる恐怖を描く。
二人の男女が、SNS中継のため犬鳴トンネルを訪れる。
トンネルから戻った後、明菜(大谷凛香)はおかしくなり、やがて彼氏の悠真(坂東龍汰)の目の前で不可解な死を遂げる。
やがて悠真と弟の康太(梅津陽)が行方不明になる。
共通点は心霊スポット“犬鳴トンネル”、兄弟の行方を探るため、奏(三吉彩花)は“犬鳴トンネル”に向かう。
トンネルを抜けた先には、決して踏み込んではならない驚愕の真相があった・・・
久しぶりに“恐怖映画”を観た感じがした。
ホラー映画ではなく恐怖映画なのだ。
比較的ライトな映画かもしれんが、しっかりとした脚本でおれにはマジで怖かった。
心霊スポットに行ってみようという感覚がおれには理解できん。
おれ、霊とかの存在を信じているわけじゃないけど、やっぱりいわくつきのところなんかに近づきたくない。
地図にのっていない町(村)って、定番の設定だけど地図から消された理由がもっともらしくてほんとにあるんじゃないの?と思ってしまう。
清水崇の描く霊って気味悪さ120%だ。
赤ちゃんを取り戻そうと追いかけてくる女はマジ怖くてカンベンだったわ。
どういうわけか、劇場の観客の中で赤ちゃんを連れてきてる人がいるみたいだった。
赤ちゃん寝てるのか基本静かだったんだけど、たまに「だぁ」とか後ろのほうから聞こえてくるんだよ。
絶妙のタイミングで聞こえてくるんで、はじめは映画の演出かなとおもったけど、めちゃくちゃリアルな「だぁ」なんだよ。
ちょっとマジで止めてくれよな、おれホントに怖かったんだから。
赤ちゃんにもよくないだろ。
映画はブルクで観たんだけど、ブルクの地下でこんなんやっててけっこう賑わってた。
さすがにここに入っていくのはカップルばかりでおひとり様はいない。
ちょっと入ってみたかった・・・
鑑賞メモ:劇場